2024年9月の記事一覧
9月30日の給食
【献立】牛乳は毎日つきます。
〇 ゆかりごはん 〇 コーンラーメン
〇 小松菜のサラダ
小松菜は、野沢菜やチンゲンサイの仲間です。江戸時代の初めに、今の江戸川区小松川の近くで作られるようになったそうです。もともとは違う名前でしたが、将軍徳川吉宗がタカ狩りに来たときに献上したところ、そこの地名から「小松菜」という名前がついたといわれています。1年中栽培することができる野菜で、夏に種をまくと1か月くらいで収穫できます。冬になると葉が厚くなり、やわらかくて甘味が強くなり、おいしくなります。
9月27日の給食
【献立】※牛乳は毎日つきます
〇 ごはん 〇 中華うまに 〇 納豆サラダ
日本には大豆から作られる食品がたくさんあります。その中のひとつ、納豆は、蒸した大豆を納豆菌によって発酵、熟成させたもので、ネバネバと糸を引きます。大豆の栄養成分に加え、血の流れをよくするナットウキナーゼ、骨粗鬆症予防の効果があるビタミンKなど、健康に役立つ成分を多く含みます。いつから食べられていたのかは分かりませんが、煮豆をわらで包んでおいたら、納豆菌の作用で自然発酵したことが始まりといわれています。聖徳太子、豊臣秀吉など歴史上の人物と納豆にまつわる伝説が各地にあり、古くから食べられていたことがわかります。大正時代に、納豆菌を使った製造方法が開発されると、全国へ広まっていきました。
納豆が苦手な児童もおいしく食べました。
9月26日の給食
【献立】※牛乳は毎日ついてきます。
〇 コッペパン 〇カレーうどん
〇 グリーンサラダ
きゅうりが日本でたくさん作られだしたのは、江戸時代です。そのころは青いうちに収穫せずに黄色くなってからとったので、黄色いウリというのがなまって、きゅうりとよばれるようになったといわれています。きゅうりは夏にたくさんとれる旬をむかえますが、今はハウス栽培も増えて一年中お店でみかけますね。給食では、宮崎県でとれたきゅうりを使っています。ふるさとの味を楽しんでくださいね。
9月25日の給食
【献立】※牛乳は毎日つきます。
〇 ごはん 〇 かぼちゃの味噌汁
〇 タラのたこやきソース
〇きゅうりのコロコロづけ
かぼちゃはウリ科の野菜で、今から400年以上前にポルトガルの船によって日本にやってきました。かぼちゃには、ビタミンCやカロテンがたくさん入っていて、ひふをじょうぶにしたり、かぜや病気にならないように体をつよくする働きがあります。7月から10月にたくさんとれます。
9月24日の給食
【献立】※牛乳は毎日つきます。
〇 チキンライス 〇 にくだんごのスープ
〇 ツナサラダ
チキンライスの味つけには、トマトケチャップを使います。真っ赤にうれたトマトを火にかけ、煮つめてトマトピューレを作ります。これに、さとう、塩、酢、香辛料やたまねぎ、セロリなどを加えてケチャップのできあがりです。明治時代にアメリカから伝わり、その後、日本でも作られるようになりましたが、そのころ、オムライスなどケチャップを使う料理を家で作ることは少なかったので、はじめはなかなか売れなかったそうです。給食では、みなさんが大好きなスパゲティやハンバーグ、ポークビーンズなどの味つけにも使っています。
9月20日の給食
【献立】※ 牛乳は毎日ついてきます
〇 わかめごはん 〇 ジャージャーめん
〇 あおまめサラダ
暑いときは、なかなかごはんが進まなくなることがあります。そんなときは、すっぱいものやピリッとからいもの、にんにくやしょうがを料理に使うといいですよ。ジャージャー麺はにんにく、しょうが、トウバンジャンを使ってます。少しピリッとからい味は、トウバンジャンです。トウバンジャンは、そらまめにとうがらし、大豆、米などを加えて作ります。200年以上前に中国の四川省というところで最初に作られました。四川省は、中国料理の中でも香辛料を使い、ピリッとからい料理が多く、トウバンジャンもよく使われています。
9月19日の給食
【献立】※牛乳は毎日つきます
〇 こくとうパン 〇 ポークビーンズ 〇 フルーツヨーグルト
ヨーグルトという言葉は、トルコの言葉でヨーグルトを意味する「ヨウルト」からきています。牛乳や水牛、羊、山羊の乳にヨーグルトのもとになる乳酸菌や酵母を混ぜて作ります。日本では、「らく」とよばれ、仏教といっしょにお寺の中には伝わっていましたが、今のように広く食べられるようになったのは、第2次世界大戦の後です。おなかの調子を整えたり、体を病気から守る力を高めたりする働きがあります。
9月18日の給食
【献立】※ 牛乳は毎日つきます
〇 ごはん 〇 ワンタンスープ 〇 マーボーなす
〇 のりふりかけ
ねぎは、うどんやラーメンなどの麺類に入れたり、冬は鍋料理にしたりする香味野菜です。給食でも、みそ汁やスープ、その他の料理に毎日のように使っています。全国各地に様々な種類のねぎがありますが、大きく分けて、白い部分が多い根深ネギと緑色の部分が多い葉ねぎがあります。ねぎの白い部分は、日光にあたらないように土をかぶせて栽培します。その他、葉ねぎを若いうちに収穫した小ねぎ、ねぎとたまねぎの合わさったわけぎなどがあります。
9月17日の給食
【献立】※ 牛乳は毎日つきます
〇 さつまいもごはん 〇 白玉団子汁
〇 あじの南蛮漬け 〇 お月見デザート
今日は十五夜です。むかしから秋は月がきれいに見える季節といわれ、十五夜にはお団子や芋、ススキなどをお供えして、お米がたくさんとれるように、悪いことが起こらないようにと願ってお月見をしました。お月見団子は、15個お供えしますが、地方によってもちがいます。関西地方では、団子の先をとがらせて里芋のような形にしたお団子、静岡のある地方では、平らにして真ん中にくぼみをつけた「へそもち」をお供えするそうです。お天気のいい夜に、空を見上げてみるといいですね。
9月13日の給食
【献立】※ 牛乳は毎日ついてきます。
〇 ごはん 〇 ぶたじゃが 〇 ちぐさあえ
ひむかのひ
米は「洗う」といわずに「とぐ」といいますが、なぜでしょう。むかしは精米の道具がなかったので、玄米から皮をとるために米を水にひたして、全身に力をいれてゴシゴシこすっていました。これが「米をとぐ」という言葉になったのです。今は、機械で精米されますが、白米についている「ぬか」をとるために米をといでから炊きます。むかしのようにゴシゴシこすらずに、手をまるめて20回くらいかきまわします。これを、水をかえて3回するといいですよ。
9月12日の給食
【献立】※牛乳は毎日ついてきます
〇 チーズパン 〇 炒めビーフン
〇 もやしのナムル(炒め)
ごまは、種をまいて30日くらいで花が咲いて実をつけます。実の中は4つの部屋に分かれていて、1つの部屋に20つぶほどの種が入っています。この種が、わたしたちが食べているこまです。炒ったごまをすりごま、きりごま、ひねりごまにしてふりかけたり、ねりごまやごま油にしたりして食べられています。カルシウムや鉄などの無機質やビタミン、脂質、たんぱく質、食物せんいと栄養たっぷりです。
9月11日の給食
【献立】※ 牛乳は毎日つきます
〇 ごはん 〇 なめこじる 〇かぼちゃのフライ
〇 炒めキャベツ
なめこはモエギタケ科のきのこで、なめらこ・なめたけ・なめすすきなどともよばれているようです。ねばりがあることから「なめこ」といわれています。天然ものは9月から11月にとれますが、今はふくろやびんを使って栽培されるものが多く出回っています。収穫してから3日から4日しかもたないので、かんづめやびんづめにされることが多く、みそ汁やあえもの、すのもの、ぞうすいなどの料理に使われます。
9月10日の給食
【献立】※ 牛乳は毎日つきます
〇 ごはん 〇 八宝菜 〇 ポークシューマイ(2こ)
〇 炒めもやし
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八宝菜は、漢字で書くと、漢数字の「八」に「宝」に野菜の「菜」という字を書きます。では、クイズです。八宝菜の「八」には、どんな意味があるのでしょう。1番 八月、2番 八種類、3番 たくさん。・・・・・・・・・・・・・・・こたえは、3番のたくさんという意味です。八宝菜にたくさんの食べ物を使って作っていることを表しています。中国では、「八宝」は縁起のよい言葉として、料理の名前に使われています。八宝菜をごはんにかけて食べる「中華丼」は、日本でうまれた料理です。
9月9日の給食
【献立】※ 牛乳は毎日つきます
〇 きのこのハヤシライス(ごはん)
〇 ごぼうサラダ
ごぼうは、さわるだけで手や指が黒くなるほどアクが強い食べ物です。このアクはごぼうの香りやうまみ、また、えぐみといわれる独特の苦みです。アクは新しいごぼうほど少なく、真ん中より皮に近いところが強くなります。調理するときには、アク抜きをしますが、ほどよく抜くには、皮を包丁の背でこするようにこそげ落とすか、たわしでこするくらいにするといいでしょう。米のとぎ汁でゆでると、米のでんぷんがアクをのぞいてくれます。
9月6日の給食
【献立】※ 牛乳は毎日ついてきます
〇 豚キムチどん(ごはん)
〇 けんちんじる
今日は「ぶたキムチどん」です。小さいおかずをごはんにかけて食べましょう。けんちん汁は、もともとは肉や魚などを使わない精進料理です。だし汁も、こんぶやしいたけからとって作られていました。名前には、建長寺というお寺のお坊さんが作っていて、建長汁とよばれていたのがなまったという話と、精進料理のひとつ、けんちゃんという料理から生まれたという話があります。
9月5日の給食
【献立】※ 牛乳は毎日つきます
〇 テリヤキバーガー (チキンパティ ゆでキャベツ) 〇 ミネストローネ
今日はてりやきバーガーです。バーガーパンにチキンパティとキャベツをはさんで食べましょう。スープは、「ミネストローネ」というイタリアのトマト味のスープです。「ミネストローネ」とは、イタリア語で「具だくさん」「ごちゃまぜ」という意味で、にんじん、セロリ、キャベツなどの野菜、塩漬けのぶた肉、パスタ、豆、米などたくさんの食べ物を使って作ります。栄養のたっぷりつまった、イタリアの家庭でよく食べられる料理です。
9月3日の給食
【献立】※牛乳は毎日つきます
〇 ごはん 〇もずくスープ
〇 豚肉とたけのこのみそいため
もずくは、海そうのなかまです。太さは数ミリと細く、長さは数十センチになり、表面にぬめりがあります。フコイダンという食物せんいが多く、おなかの中をきれいにしてくれます。今日のようにスープにしたり、酢の物にしたりして食べることが多いですが、他にも納豆やそうめん、サラダに入れたり、とうふにのせて冷ややっこにしたり、いろいろな料理に使われます。
9月2日の給食
【献立】※牛乳は毎日ついてきます
〇 けいはん(ごはん) 〇 バンサンスー
〇 れいとうみかん
今日は「けいはん」です。椎茸と漬物の具をごはんにのせて、スープをかけて食べましょう。けいはんは、鹿児島県の奄美大島の郷土料理です。お茶わんによそったごはんに、ゆでてほぐしたとり肉、きんしたまご、しいたけ、パパイヤのつけものやたくわん、ねぎ、きざみのり、ごまなどをのせて、とりを煮てだしをとったスープをかけて食べます。むかし、奄美の人たちは、さとうきびを育てて黒砂糖を作り、薩摩藩におさめていました。けいはんは、薩摩藩本土からくるお役人さんをもてなすために作られたといわれています。そのときは、とり肉の入ったき込みごはんのようなものでしたが、戦後、今のような形になりました。
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