ブログ

2024年2月の記事一覧

2月28日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇マーボーはるさめ
〇バンバンジーサラダ

 

バンバンジーは、蒸したとり肉にごまのソースをかけた中国の四川という地方の料理です。漢字では、「棒」という字を書いて「バン」と読みます。これは、焼いたとり肉を棒でたたいて、やわらかくしていたことからだそうです。中国では、とり肉だけで他の具は使わないのがふつうのようですが、日本ではくらげやきゅうりを加えることがあります。これは、マーボーどうふやえびのチリソースなどを日本人向けにしてしょうかいした陳健民という料理人さんのアイデアです。

2月27日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがぶたキムチ
〇ごぼうサラダ

 

ごぼうは、もとは地中海から西アジアのもので、日本には中国から伝わりました。はじめは食べ物としてではなく、薬として伝わったそうです。食物せんいが多く、おなかの調子をととのえておなかの中をきれいにしてくれます。いろいろな野菜といっしょに煮物にしたり、炒めたり、うすく切ったり、スティック状に切って衣をつけて揚げたり、今日のようにサラダにしたりするとおいしいですね。

2月26日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ポークカレー(むぎごはん)
〇キャベツのレモンあえ
 

キャベツは、むかし薬草として用いられ、古代ギリシャやローマでは、胃の調子を整える健康食として食べられていました。今でも、キャベツにたくさん含まれるビタミンUを利用して胃腸薬が作られています。一年中売られていますが、季節によって味や葉のかたさがちがいます。冬に出回るキャベツはあまみがあり、葉がかためでしっかりしているので、ロールキャベツやポトフ、スープなどにこむ料理に合います。

2月22日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇しょくパン
〇パンプキンポタージュ
〇かいそうサラダ    〇はちみつアンドマーガリン

 

パンの歴史は古く、今から6千年くらい前にエジプトで作られていました。そのころは、小麦を石でつぶして粉にして、水で練ってたいらにのばし、あつく熱した石の上で焼いていました。日本へは、400年くらい前にやってきたポルトガル人によって伝えられました。今のようにたくさんの人が食べるようになったのは、学校給食でパンが食べられるようになった昭和30年より後のことです。今日は食パンです。はちみつアンドマーガリンをつけて食べましょう。

2月21日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ひじきごはん
〇つみれじる
〇だいずとこざかなのあげに

 大豆はむかしから日本の食事にかかせないものです。もともとは東南アジアうまれで、中国から日本に伝わりました。日本では弥生時代にはすでに作られており、奈良時代になると、中国からみそやしょうゆの作り方も伝わりました。平安時代には大豆は税金として納められ、鎌倉時代には広く栽培されるようになりました。そのころは肉を食べることが禁止されていたので、大豆は大切な栄養源でした。大豆は、漢字で大きい豆と書きます。これは、大切な豆という意味からで、当時の人たちにとって、大豆がいかに大切であったかを知ることができます。今日は、衣をつけて油で揚げ、さつまいもやいりこといっしょに甘辛い味をつけました。

2月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇よせなべ
〇ポークシューマイ(2こ)    〇さけぱっぱふりかけ

※今日の写真はありません… 

今日のふりかけは、鮭という魚の身をたくさん使ったふりかけです。きれいなピンク色ですね。サーモンピンクといわれるように、鮭の身はきれいな色をしています。これは、鮭が食べているオキアミなどに含まれる色の素が、鮭の筋肉にたまっていくためです。だから、まだオキアミを食べていない鮭のこども、稚魚の身は赤くありません。この色の素は、野菜にたくさん含まれるカロテンと同じ仲間です。ガンなどの病気を予防するといわれています。

2月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ゆかりごはん
〇かぐらうどん
〇ほうれんそうとコーンのあえもの

 

毎月16日、ひむかの日献立です。今日は、高千穂町の「かぐらうどん」です。高千穂町では、11月の終わりから2月まで、各地区で「神楽」が舞われます。この祭は夜明けまで一晩中踊りは続き、その時に、見ている人たちにふるまわれるのがこのうどんです。寒い夜、うどんを食べて体を温めながら、かぐらを見るのですね。本日の高鍋町は曇天で気温が上がらない日だったので、うどんで見も心も温まりました。うどんの具は配膳の時に後乗せだったので、具自体の味や食感も残っていて美味しかったです!

2月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こめこパン
〇にくだんごのあまずに
〇マカロニサラダ

 

マカロニはイタリア料理に使われるめん類で、パスタの仲間です。小麦粉に塩を加えてこねて作ります。イタリアでは、16世紀には食べられていたようです。日本には、明治時代頃までに伝わり、フランス人宣教師のマルク・マリー・ド・ロが長崎市に工場を作り、マカロニを作り始めたそうです。

2月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇とうふとわかめのみそしる
〇かぼちゃフライ    〇コールスローサラダ、チョコプリン

 

今日のデザートは、チョコプリンです。小麦や卵、乳製品を使っていないので、食物アレルギーがある人も安心して食べられます。食物アレルギーは、食べ物の中にある成分に反応して、体がかゆくなったり、おなかがいたくなったり、いろいろな症状が出ることがあります。今は、そのような人たちのために、食物アレルギーを起こすものが入っていない食べ物がいろいろ増えています。給食でも、そのような食べ物を使って、なるべくみんなが食べられるように工夫しながら作っています。まわりに食物アレルギーのある人がいたら、優しい気持ちで見守ってくださいね。ちなみに今日の形は❤でしたね。

2月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ちゅうかうまに
〇なっとうサラダ

 

日本には大豆から作られる食品がたくさんあります。その中のひとつ、納豆は、蒸した大豆を納豆菌によって発酵、熟成させたもので、ネバネバと糸を引きます。大豆の栄養成分に加え、血栓をとかして血の流れをよくするナットウキナーゼ、骨粗鬆症予防の効果があるビタミンKなど、健康に役立つ成分を多く含みます。いつから食べられていたのかは分かりませんが、煮豆をわらで包んでおいたら、納豆菌の作用で自然発酵したことが始まりといわれています。聖徳太子、豊臣秀吉など歴史上の人物と納豆にまつわる伝説が各地にあり、古くから食べられていたことがわかります。大正時代に、納豆菌を使った製造方法が開発されると、全国へ広まっていきました。