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2022年5月の記事一覧

5月31日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  
〇さわにわん
〇いわしのうめに、きゅうりのコロコロづけ

 

≪ひとくちメモ≫
「沢煮椀は、豚の背脂を細く切り、塩でもんで湯通ししたものと千切りした野菜をだし汁で煮て、塩と醤油で薄く味を付けた汁物です。沢煮椀の『沢』には、たくさんという意味と、あっさり薄味という意味があり、『椀』という漢字は、汁物というのを表しています。給食の沢煮椀は、豚の背脂の代わりに、豚肉の細切りを使って作ります。たけのこやごぼう、にんじんなどの野菜のおいしさもたっぷりです。よくかんで味わってくださいね。」 

5月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  
〇じゃがいものベーコンに
〇なっとうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「ベーコンという名前は、フランス語の『バコン』、またはドイツ語の『バッホ』から来たと言われています。豚の脇腹の肉や肩の肉を塩漬けにし、燻製にして作られます。燻製はサクラなどの香りのよい木材に火をつけ燃やし、その煙に食べ物を当てて風味付けや殺菌をすることです。今日はじゃがいもの煮物にベーコンを使いました。ベーコンのうまみで、いつもと少し違った味になりましたよ。」 

5月27日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  
〇いももちじる
〇ぶたにくとたけのこのみそいため

 

≪ひとくちメモ≫
「春は草木が芽を出し、どんどん伸びます。たけのこも1日に70センチ伸びると言われるほど、一気に成長します。また、たけのこは『朝掘ったものをすぐ食べよ』と言われるほど、掘って時間が経ったり、大きくなって地上に伸びだしたりして空気に触れると、えぐみという苦みが増えます。この苦みのもとは、カルシウムで和らぎます。今日の若竹汁のように、カルシウムの多いわかめとたけのこを合わせる料理が多いのは、たけのこの苦みを消す、昔の人の知恵なのです。」 

5月26日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン  
〇ミートソーススパゲティ
〇グリーンサラダ 

≪ひとくちメモ≫
「スパゲティという言葉は、イタリア語の『ひも』という言葉からできました。太さがだいたい2ミリぐらいで、ひものように長いものを言います。太さの細いものから、カッペリーニ、フェデリーニ、スパゲットーニという種類があります。日本で最初にスパゲティが作られたのは、1920年代のことで、兵庫県尼崎市の会社によって作られました。スパゲティ料理というと、イタリア料理だと思われますが、ナポリタンスパゲッティは、日本で生まれたスパゲッティ料理です。」 

5月25日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チキンカレー  
 (むぎごはん)
〇ごぼうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日はみなさんの大好きなカレーライスです。カレーはインドの家でそれぞれ違った味で食べられていましたが、イギリス人がインドで使われていたスパイスを混ぜ合わせて『カレー粉』を発明しました。そのカレー粉が、明治時代の初め頃、イギリス人によって日本に伝わりました。その後、日本のお米に合うようにとろみをつけたり、そばやうどんのだしにカレーを加えたカレーうどん、カレー南蛮、パンでカレーを包んだカレーパンなどいろいろなカレー料理ができました。みなさんも。カレーを使った新メニューを考えてみませんか?」 

5月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  
〇だいこんのみそしる
〇かつおフライ

≪ひとくちメモ≫
「かつおはたくさんの魚が集まって群れを作って泳ぎ、季節ごとに移動します。今の時期に取れるかつおは『初がつお』と言い、春に太平洋を北の方へ上って行く時に取れたものです。秋に取れるかつおは『もどりがつお』と言い、海の水温が低くなったので、南の温かい方へ下っていく時の取れたものです。初がつおはさっぱりしていて、もどりがつおはえさをたっぷりと食べて脂がのり、こってりとした味です。かつおのたたき、刺身、唐揚げなどいろいろな料理に使われます。今日はみなさんの好きなフライにしました。」 

5月23日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  *ふりかけ
〇かきたまじる
〇とうふチャンプルー

≪ひとくちメモ≫
「チャンプルーは、野菜や豆腐などを炒めた沖縄県の料理です。『チャンプルー』という言葉は、沖縄県の方言で『まぜこぜした』という言葉です。もともとは、家にあった野菜と、安くて毎日手に入る豆腐や塩漬けの豚肉を炒めて作る沖縄県の家庭料理ですが、テレビなどで紹介され、沖縄県以外でも広く食べられるようになりました。今日は豆腐と野菜を炒めた『豆腐チャンプルー』です。」 

5月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ぶたどん
 (むぎごはん)
〇ちぐさあえ

≪ひとくちメモ≫
「ぶたどんは、おかずをご飯にかけて食べましょう。給食でも家でもよく食べられている豚肉ですが、もとは野生のイノシシを飼いならしてのが始まりです。肉から内臓、耳や足まで捨てるところなく使えるので、世界でもよく食べられ、いろいろな料理があります。また、豚肉からハムやベーコン、ウィンナーも作られます。給食は、宮崎県産の豚肉を使っています。」 

5月19日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン
〇ビーフシチュー
〇あおまめサラダ

≪ひとくちメモ≫
「シチューは、野菜や肉、魚やいか、えびなどをだし汁やソースで煮込んだ料理です。16世紀から17世紀前半に、フランスで生まれたと言われています。日本にいつシチューが伝わったかははっきりわかっていませんが、明治時代初めには東京の洋食屋さんのメニューに『シチウ』とあったそうです。ビーフシチューも、明治時代の中ごろにレストランのメニューにありましたが、シチューが今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦後からです。」 

5月18日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ちゅうかうまに
〇かいそうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「さといもは、山にできる『やまいも』に対して、里にできる『さといも』と言われるようになりました。また田んぼでも作られるので、『たいも』という所もあります。さといもは、親芋から子芋、孫芋とどんどん増えるので、子孫繁栄のおめでたい食べ物として平安時代から正月料理に使われていたそうです。」 

5月17日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇けんちんじる
〇とりにくのからあげ(2こ)、ゆでブロッコリー

≪ひとくちメモ≫
「けんちん汁は、もともとは肉や魚などを使わずに作る精進料理です。だし汁はいりこや鰹節ではなく、こんぶやしいたけからとって作られていました。名前の由来は、建長寺というお寺のお坊さんが作っていて、建長汁と呼ばれていたのがなまったという説と、精進料理のひとつ、けんちゃんという料理から生まれたという説があります。いろいろな野菜や豆腐を使って作られ、栄養たっぷりです。」 

5月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ピースごはん
〇ごもくうどん
〇じゃこサラダ

≪ひとくちメモ≫
「今日16日は『ひむかの日』献立です。この日の給食は、宮崎県内でとれた食べ物や郷土料理をみなさんに紹介しています。今日はピースご飯です。今が旬の県内産のえんどう豆を入れて炊きました。えんどう豆は、グリンピースとも言います。冷凍や缶詰に加工したものは一年中売られていますが、さやから出したばかりの新しいものが味わえるのは今だけです。もともとは地中海沿岸の植物で、ヨーロッパでは石器時代から食べられていたと言われています。日本へは9世紀から10世紀ごろに中国から伝わったそうです。ピースご飯が苦手な人がいるようですが、今しか味わえない季節の食べ物を楽しんでくださいね。」 

5月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇マーボーはるさめ
〇バンバンジーサラダ

≪ひとくちメモ≫
「バンバンジーは、蒸した鶏肉にごまのソースをかけた中国の四川という地方の料理です。漢字では『棒』という字を書いて『バン』と読みます。これは、焼いた鶏肉を棒でたたいて、柔らかくしていることからだそうです。中国では、鶏肉だけで他の具を使わないのが普通のようですが、日本ではくらげやきゅうりを加えることがあります。これは、マーボー豆腐やエビのチリソースなどを日本人向けに作って紹介した『陳健民』という料理人さんのアイデアです。」 

5月12日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇セルフドック
 ※スティックカツ、ゆでキャベツ
〇ポトフ

≪ひとくちメモ≫
「セルフドックは、ドックパンにキャベツをはさんで、その上にスティイクカツをのせます。上からソースをかけたら出来上がり。キャベツは。今から2600年くらい前に、地中海や大西洋の海岸沿いで作られました。私たちが食べたものを消化する胃や腸の働きをよくするビタミンUが多く、古代ギリシャやローマでは胃の薬として食べられました。日本では、江戸時代中頃にオランダから伝わりました。その頃は見て楽しむ観賞用でした。第二次世界大戦後、洋風の料理が食べられるようになり、キャベツも広く食べられるようになりました。」 

5月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇あじそぼろうどん
 (むぎごはん)
〇わふうワンタンスープ

≪ひとくちメモ≫
「あじそぼろうどんは、小さいおかずをご飯にかけて食べましょう。あじは、春から秋に取れるのがとてもおいしい魚です。まあじ、むろあじ、じまあじなどの種類があります。体の左右中央には『ぜいご』という固いうろこがあります。塩焼き、さしみ、煮魚、あげものなどいろいろな料理で食べられます。日本は、周りを海に囲まれ、いろいろな魚が取れます。でも、今は前より魚を食べる量が減っていることが心配されています。今日は味の魚を小さくほぐしたものを甘辛く味付けして、そぼろうどんにしました。ごはんにかけて食べると、魚が苦手な人もおいしく食べれますよ。」 

5月10日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇さつまじる
〇れんこんのきんぴら

≪ひとくちメモ≫
「れんこんは、ハスの葉が土の中で大きくなった部分です。穴がたくさんあいていますね。なぜ、この穴があるのは知っていますか?れんこんは、どろどろとした土の中で育ちます。このどろどろとした土の中では、空気を取り入れることができません。れんこんの穴が、地上に出ている花や葉、茎につながっていて、この穴を通して呼吸をしているのです。」 

5月9日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇カレーぶたじゃが
〇ほうれんそうとコーンのあえもの

 

≪ひとくちメモ≫
「ほうれん草は西アジアのイランで生まれました。イランは昔ペルシャと呼ばれ、ほうれん草の『ほうれん』は、中国語でペルシャという意味です。ペルシャからシルクロードを通って中国へ、そして16世紀ごろ日本へ伝わりました。このように伝わったのは、葉がギザギザで根元が赤い東洋種で、これとは別に江戸から明治時代にかけて欧米から伝わった西洋種もあります。西洋種は丸みがある葉で、炒めるものに合います。他に、生で食べられるサラダほうれん草など、今ではいろいろな種類が売られています。」 

5月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇ジャージャーめん
〇キャベツのレモンあえ

≪ひとくちメモ≫

「ジャージャー麺は、中国の北の北京市辺りの家庭料理です。豚の挽肉とたけのこなどを炒めた肉みそを使います。細く切ったキュウリやねぎをのせたり、北京では大豆ものせるそうです。日本でよく見るジャージャー麺は、日本向けにアレンジされたものです。韓国や台湾にも、中国のジャージャー麺から生まれた麺料理があります。韓国では、チュンジャンという黒い味噌を使い、台湾ではそぼろを使うそうです。」 

5月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごもくずし
〇わかたけじる
〇つくね・ゆでもやし  ※こどもの日デザート

≪ひとくちメモ≫
「五月五日はこどもの日です。子どもの日は端午の節句とも言います。空に泳ぐこいのぼりは、子ども達の健やかな成長を願って揚げられます。みなさの家の周りにも、こいのぼりが泳いでいますか?この日は、昔からしょうぶ湯に入ったり、ちまきや柏餅を食べる習慣があります。柏餅に使う柏の木の葉は、次の若葉が出ないと古い葉が落ちないので、『家が絶えないように』と縁起を担いだと言われています。今日は少し早い子どもの日のお祝い給食です。デザートはサイダー、レモン、リンゴ味のさわやかな三食ゼリーです。」