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2022年11月の記事一覧

11月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇おでん
〇はるさめのすのもの

 

≪ひとくちメモ≫
「おでんは、元々田楽の事を指していました。田楽は室町時代に生まれた料理で、串に刺して焼いた『焼き田楽』とゆでて作る『煮込み田楽』がありました。江戸時代になって、おでんは煮込み田楽の事を言うようになり、近くでしょうゆが盛んに作られていたので、鰹節のだしにしょうゆやさとう、みりんで味をつけて煮込んだおでんが作られるようになりました。」

11月29日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇なめこじる
〇いわしのかばやき   〇キャベツのこんぶあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「いわしは、昔から日本人になじみが深く、平安時代に源氏物語を書いた紫式部のひそかな好物だったとも伝わっています。マイワシには、体の側面に7つ位の黒い点があります。そのため、東北では7つ星と呼ばれています。一年中とれますが、一番おいしい旬は8月から10月にかけてです。加工品も多く、丸干し、煮干し、しらす干し、みりん干し、缶詰等が作られます。」

11月28日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇にくだんごのあまずに
〇フルーツあんにん

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は、肉団子やたけのこ、宮崎県産のピーマン等を、しょうゆやケチャップ、酢で甘酸っぱい味に仕上げました。酢は、4世紀に終わり頃中国から伝わりました。酢の物等の料理の味付けに使うだけでなく、いろいろな働きがあります。体の疲れをとるはたらき、食べ物の消化を助けて食欲を増すはたらき、野菜や果物のビタミンCが壊れるのを防ぐはたらき、ごごぼうやれんこん等の食品の色が変わるのを防ぐ働く等があります。」

11月25日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かぼちゃのいももちじる
〇ごもくまめ

 

≪ひとくちメモ≫
「いももち汁に入っているしいたけは、キノコの仲間です。コナラやシイの木に種を植え付け、風通しの良い林に並べる原木栽培と、工場で作られる菌床栽培とがあります。春と秋が旬で、宮崎県はしいたけがたくさんとれます。宮崎県の北の方の諸塚村や椎葉村はしいたけの産地で、甘辛く似たしいたけで作る握りずしや、しいたけで作る南蛮漬けがあります。他にも焼いたり、炒めたり、天ぷら、炊き込みご飯、味噌汁といろいろな料理につくられます。」

11月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン
〇ナポリタンスパゲッティ
〇グリーンサラダ  〇ヨーグルト

 

≪ひとくちメモ≫
「ヨーグルトという言葉は、トルコの言葉でヨーグルトを意味する『ヨウルト』から来ています。牛乳や水牛、羊、山羊の乳にヨーグルトのもとになる乳酸菌や酵母を混ぜて作ります。日本では『らく』と呼ばれ、仏教と一緒にお寺の中には伝わっていましたが、今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦の後です。おなかの調子を整えたり、体を病気から守る免疫力を高めたりする働きがあります。」

11月22日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇のっぺいじる
〇とりにくのからあげ  〇コールスローサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「のっぺいじるは、日本各地に伝わる料理で、地域によってのっぺい、のっぺいなべ、のっぺ、のっぺい等と言います。野菜やこんにゃく、しいたけ、油揚げ等をだし汁で煮て、しょうゆ、塩で味付けし、片栗粉でとろみをつけます。もともとは、お寺で作られていた余った野菜を煮込み、くず粉でとろみをつけた料理を、具だくさんのすまし汁にしたものです。とろみがつくことで料理が冷めにくく、これからやってくる寒い冬にぴったりです。」

11月21日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ぶたどん(むぎごはん)
〇ちぐさあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は豚丼です。給食でも家でもよく食べられている豚肉ですが、もとは野生のイノシシを飼いならしたのが始まりです。肉から体の中の内臓、耳や足まで捨てるところなく使えるので、世界でもよく食べられ、いろいろな料理があります、また豚肉からハムやベーコン、ウィンナーも作られます。給食では、いつも宮崎県産の豚肉を使っています。」

11月18日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チキンカレー(むぎごはん)
〇キャベツのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「キャベツは今から2600年位前に、地中海や大西洋の海岸沿いで作られています。私たちが食べたものを消化する胃や腸の働きをよくするビタミンUが多く、古代ギリシャやローマでは胃の薬として食べられていました。日本には、江戸時代中頃にオランダから伝わりましたが、その頃は見て楽しむ観賞用でした。第二次世界大戦後、洋風の料理が食べられるようになり、キャベツも広く食べられるようになりました。」

11月17日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇やきそば
〇もやしのナムル   〇みかん

 

≪ひとくちメモ≫
「みかんは、1900年位前から食べられていたそうです。『温州みかん』というのが、正式な名前です。ハウス栽培、早生みかん、普通みかんがあり、ほとんど1年じゅう売られています。日本でとれる果物の中で第1位の生産量で、愛媛県や和歌山県でたくさんとれます。今日は宮崎県でとれたみかんです。みかんには、ビタミンCがたくさん含まれていて、風邪を予防したり、疲れをとったりする働きがあります。」

11月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇とうふとわかめのみそしる
〇みやざきどれブリのいそべあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「ぶりは大きくなるにつれ名前が変わるので、出世魚と言われます。関東では小さい時から順に、わかし、いなだ、わらさ、ぶりと呼ばれ、関西ではわかな、つばす、はまち、ぶりと呼ばれます。天然のものは富山県、島根県、高知県、長崎県等でとれます。11月から12月が旬で、この時季にとれるものを『寒ぶり』といいます。寒ぶりは脂肪がたっぷりでおいしいです。今日のぶりは、宮崎県の海でとれたぶりです。ふるさとの恵みに感謝していただきましょう。」

11月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがいものベーコンに
〇なっとうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「日本には大豆から作られる食品がたくさんあります。その中の1つ、納豆は蒸した大豆を納豆菌によって発酵、熟成させたもので、ネバネバと糸を引きます。大豆の栄養成分に加え、血の流れをよくするナットウキナーゼ、骨がもろくなる骨粗鬆症予防の効果があるビタミンK等、健康に役立つ成分を多く含みます。いつから食べられていたかはわかりませんが、煮豆をわらに包んでおいたら、納豆菌の作用で自然発酵したことが始まりと言われています。聖徳太子、豊臣秀吉など歴史上の人物を納豆にまつわる伝説が各地にあり、古くから食べられていたことがわかります。大正時代に、納豆菌を使った製造方法が開発されると、全国へ広まっていきました。」

11月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かわりマーボーどうふ
〇バンバンジーサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は『かわりマーボー豆腐』です。いつものマーボー豆腐の味付けは、味噌を使いますが、今日はケチャップを使いました。少しピリッと辛い味はご飯が進みますね。この辛さは、トウバンジャンです。トウバンジャンは、そら豆に唐辛子、大豆、米等を加えて作ります。200年以上前に中国の四川省というところで最初に作られました。四川省は、中国料理の中でも香辛料を使い、ピリッと辛い料理が多く、トウバンジャンもよく使われます。」

 

11月12日の給食 ※土曜給食、1~4年のみ

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇みやざきぎゅうシチュー
〇ごぼうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「シチューは、野菜や肉、魚やいか、えび等の魚介をだし汁やソースで煮込んだ料理です。16世紀から17世紀前半にフランスで生まれたと言われています。日本にいつシチューが伝わったかは、はっきりわかっていませんが、明治時代初めには、東京の洋食屋さんのメニューに『シチウ』とあったそうです。ビーフシチューも明治時代の中ごろにはレストランのメニューにありましたが、シチューが今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦が終わってからのことです。」

11月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇さばのゆずみそに
〇まだかづけ    〇さわにわん

 

≪ひとくちメモ≫
「『まだか漬け』は、宮崎県の郷土料理です。宮崎県の特産品でたくさん作られている千切り大根や、煎った大豆、にんじん、するめ、昆布等を調味料に漬けて作られます。あまりのおいしさに、漬けこんで出来上がるまで待ちきれず、『まだかあ、まだかあ』と待ったことからこの名が付いたと言われています。」

11月9日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇にらたまスープ
〇ポテトカップグラタン  〇あおまめサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「グラタンという名は、フランス語の『こげる』という意味の『グラタ―』という言葉から来たと言われています。えびやいか、鶏肉、ベーコン、野菜、パスタ等をホワイトソースやトマトソースと合わせてグラタン皿に入れ、チーズやパン粉を上にふりかけてオーブンでこげ色が付くまで焼きます。今日のグラタンは、じゃがいもで作られたカップに入ったグラタンです。中のソースは、豆乳のソースです。チーズや牛乳を使っていないので、みんな食べられるグラタンです。」

11月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ごまみそに
〇ほうれんそうのアーモンドあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「アーモンドの木は、6mまで大きくなるそうです。南ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアでたくさん作られています。アメリカのカリフォルニア州が有名です。日本では、瀬戸内海にある香川県小豆島で作られています。少し前から、宮崎県の三股町でも作られているようです。私たちの血や筋肉になるたんぱく質、骨や歯を強くするカルシウム等の無機質、おなかの中をきれいにしてくれる食物繊維、体に良い種類の脂がたくさん含まれています。」

11月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇カレービーフン
〇ブロッコリーのサラダ   〇さけぱっぱふりかけ

 

≪ひとくちメモ≫
「ビーフンは、台湾や中国でよく使われるめんです。乾燥させたものが売られているので、水やお湯でもどし、肉やいか、えび、野菜と一緒に炒めて食べます。春雨と似ていますが、春雨はじゃがいもや豆のでんぷんで作られ、ビーフンは米のでんぷんから作られます。中国ではビーフンのことを米と粉という漢字を書いて『ミーフェヌ』と言います。」

11月4日の給食 ※5・6年生のみの給食(1~4年は遠足)

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがぶたキムチ
〇おさかなサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「キムチは、白菜等の野菜と塩、とうがらし、にんにく等で作るつけものです。もともとは、朝鮮半島の厳しい冬に備えた保存食で、野菜を塩でつけただけのものだったようです。今では、具材も色々で、白菜、きゅうり、大根、キャベツ、レンコン等200種類以上あります。日本の隣の韓国では、日本でいう味噌汁のように家庭の味の代表です。毎年秋には、冬に備えてたくさんのキムチをつける『キムジャン』という行事があり、家にはキムチ専用の冷蔵庫もあるそうです。」

11月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇みやざきぎゅうのにくうどん
〇ほうれんそうのいそかあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「いそか和えは、野菜を海苔で和えて作ります。海苔は古くは奈良時代の本に登場するほど、日本の食文化として昔から親しまれています。昔は天然のものをとるだけでしたが、江戸時代に海苔を育ててとる養殖の技術ができました。昭和になると、海苔について詳しく研究が進み、養殖も全国に広まり、宮城県、千葉県、伊勢湾、瀬戸内海、九州で作られています。これからやってくる冬は、海苔の収穫時期になります。」

11月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇みやざきじとっこのよせなべ
〇はるまき    〇ゆでもやし

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は、宮崎じとっこの寄せ鍋です。寄せ鍋には白玉餅が入っています。とても柔らかいおもちです。今日のじとっこは、高鍋町の隣の川南町生まれです。柔らかいむね肉を使いました。だしをとった昆布、鰹節、じとっこや野菜のおいしさがギュッと詰まった寄せ鍋です。一度にいろいろな食べ物をとることができて、栄養も詰まっていますよ。」