ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

カテゴリ:給食コーナー

10月8日(木)の給食

今日の献立
 かきたまじる くきわかめのきんぴら むぎごはん ぎゅうにゅう

 今日は、かきたまじるが出ました。かきたまじるに入っていたのが「里芋」です。里芋は、日本でもっとも古い野菜の一つといわれています。栽培の始まりが古すぎてわからないほどだそうです。日本人の祖先が日本にやってきたときに、一緒にやってきたともいわれています。里芋という名は、山芋が山に自然にできる芋なのに対して、里の畑で作る芋なので「里の芋」と呼ばれたことからつきました。
 里芋が入ったかきたまじる、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

9月28日(月)

今日の献立
 栗入り煮物 ごまあえ 麦ごはん 牛乳

 今日は、秋の味覚たっぷりの煮物でした。秋と言えば、思い浮かぶ食べ物は何ですか?梨や栗、さんまに新米もおいしいですね。今日は秋の味覚として栗を使った煮物でした。栗と言えば、栗ご飯もおいしいですよね。栗ご飯は、九月九日の重陽の節句や、十五夜の行事食としても食べられます。重陽の節句は中国から伝わった行事で、おめでたい数字「九」が重なる日としてお祝いされます。日本では栗の収穫の時期でもあり、「栗の節句」としても昔からお祝いしてきました。栗はカリウムや葉酸、食物繊維、ビタミンCなど体によい栄養がたくさん含まれています。
 栗入り煮物、旬を感じながらおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

9月24日(木)の給食

今日の献立
 こんこんスープ サイコロステーキどん 牛乳

 今日の給食には、宮崎県が誇るブランド食材「宮崎牛」が登場しました。宮崎牛は内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞していることを知っていますか?エサや育て方にこだわり、畜産農家の方が愛情込めて育てた牛です。
 今から10年前、宮崎県で「口蹄疫」が発生しました。30万頭の牛や豚が処分されました。日向市に住んでいる人の約5倍の牛や豚になります。この命があったことを無駄にしないために、もう一度日本一を目指そうと畜産農家の方が頑張った結果、宮崎牛はみごと日本一に輝きました。10年たった今、今度は新型コロナの影響で、行き場のなくなったお肉がたくさんあります。そこで、国からの援助を受け、今日の宮崎牛、先週の地頭鶏が給食で提供されることになったそうです。
 宮崎の食材の素晴らしさを知り、ふる里の味や歴史を伝えていってほしいという願いが込められています。宮崎牛を使ったサイコロステーキ、感謝しながらおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

9月17日(木)の給食

今日の献立
 じどっこ汁 豚キムチ丼 牛乳

 今日の給食には、宮崎県が誇るブランド鶏「みやざき地頭鶏(じどっこ)」が登場しました。昔、とてもおいしい鶏肉があり、偉い人である地頭職(じとうしき)という役職の人に献上していました。その役職の漢字をあてていつしか地頭鶏と呼ばれるようになったそうです。地頭鶏は数が少ないため、国の天然記念物に指定されています。宮崎県では、この地頭鶏を独自で研究して、「みやざき地頭鶏」を作り上げました。地頭鶏のお父さんは「F1」という種類で毛並みは茶色でしっぽは黒くとてもかっこいいです。お母さんは「九州ロード」という茶色い毛並みの上品な鶏です。その子どもが「地頭鶏」というわけです。
 地鶏といったら固いというイメージがあるかもしれませんが、食べたらあら不思議、柔らかくて今日のようなお汁にするとだしが出てお汁をおいしくしてくれます。じどっこ汁おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

9月4日(金)の給食

今日の献立
 ひむかナポリタン グリーンドレッシングサラダ 黒糖パン ぎゅうにゅう

 今日のひむかナポリタンの「ひむか」とは、日向の食材「千切大根」を使ったパスタのことです。シャキシャキした食感が面白かったですよ。また、グリーンドレッシングサラダのグリーンとは、ピーマンを使ったドレッシングで、グリーンアスパラガスを使ったサラダのことです。アスパラガスは、日本オリンピック委員会がトップアスリートのために食事プログラムに取り入れた食材で、疲労回復効果が高い野菜です。そのパワーの元はアスパラギン酸です。体が疲れた時は、カリウムやマグネシウムの補給が必要ですが、アスパラギン酸には、これらの栄養素の吸収をよくする働きがあります。ドイツでは「春の宝石」と呼ばれ、疲れをとる野菜として食べられているそうです。
 アスパラガスや日向の食材である千切大根を食べて暑さの残る9月を元気に過ごしたいですね。おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

8月28日(金)の給食

今日の献立
 マカロニとブロッコリーのスープ コロッケ そえやさい コッペパン 
ぎゅうにゅう

 コロッケは、フランス語で「クロケット」と呼ばれていました。「クロケット」というのは、フランス語で「かりかりしたもの」という意味で、それが日本に来ていつのまにかコロッケと呼ばれるようになりました。明治後期、コロッケがお店に登場した頃は、トンカツやビフテキよりも高価な料理だったそうです。昭和に入り、徐々に庶民的な現在のコロッケとなってきました。
 今日は日向鶏を使ったコロッケでした。おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

7月29日(水)の給食

今日の献立
 パンプキンシチュー へべドレサラダ ミルクパン ぎゅうにゅう

 今日の献立には、日向市の特産品へべすが使われていました。へべすは江戸時代、長曾我部平兵衛さんが日向市富高の山で見つけ、自宅の庭で栽培したことが始まりとされています。「平兵衛さんの酢」から「へべず」となり、そして今の「へべす」と呼ばれるようになったそうです。今日のようにあえ物に使われたり、お味噌汁から魚の焼き物、お菓子に至るまで幅広く使われるようになっていますね。ビタミンCがたっぷり入っています。
 日向の味「へべす」をつかったへべドレサラダ、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

7月27日(月)の給食

今日の献立
 サマースープ ツナサラダ ドッグパン ぎゅうにゅう

 野菜や魚、果物にはそれぞれ育つのにちょうどよい季節があります。この季節を「旬」といいます。旬の時期にとれた食べ物は、おいしいだけでなく、栄養もたくさん含まれています。しかし、お店に行くと、いろいろな食べ物が旬に関係なく並んでいて、昔からあった旬の感覚がなくなってきたと言われています。旬に関係なく一年中、いろいろな食べ物を手に入れることができるようになったのは便利ですが、旬を知って、おいしく栄養満点の食事をすることも大切です。
 今日のサマースープには、旬の夏野菜のかぼちゃ・トマト・おくらが入っていました。おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

7月21日(火)の給食

今日の献立
にくだんごのスープに カラフルサラダ こくとうパン ぎゅうにゅう

 今日のサラダはカラフルなサラダでした。カラフルな食材とは宮崎で多く作られている「ピーマン」です。赤や黄色、緑色などいろとりどりのピーマンがあります。
 ピーマンは唐辛子の中まで、辛くない種類のことをピーマンというそうです。日本には、明治時代に伝わり、当時は「甘トウガラシ」などとよばれていましたが、その後フランス語の「ピメント」から「ピーマン」と呼ばれるようになりました。カロテンやビタミンC、食物繊維を多く含み、ピーマンのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴です。日本でよく食べられている緑色のピーマンは熟す前に収穫したもので、完熟すると赤色や黄色などに色が変わります。独特の苦みがあるので、好き嫌いが分かれる野菜の1つですが、最近では苦みの少ない品種の開発も進んでいるそうです。
 カラフルサラダ、色も楽しみながらおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

7月16日(木)の給食

今日の献立
 ジャーチャンどうふ きくらげのちゅうかあえ むぎごはん ぎゅうにゅう

 今日は、「ジャーチャン豆腐」が出ました。ジャーチャン豆腐は中国の家庭料理です。漢字では、「家と日常の常」で「家常(ジャーチャン)」と書きます。ジャーチャンとは、家庭風とか家にありふれたという意味があり、家で常に食べる豆腐料理ということから、この名前がついたと言われています。マーボー豆腐に少し似ていますが、豆腐ではなく、豆腐を揚げた厚揚げを使うのが特徴です。
 ジャーチャンどうふおいしくいただきました。ごちそうさまでした。