財光寺小学校からのお知らせ

いいことを聞きました

本校で、インフルエンザは蔓延していませんが、その予防と対策とその裏の意味を昨日の財光寺中学校3校合同学校保健委員会で学べました。
 九州保健福祉大学の佐藤教授の話でした。
以下概要
インフルエンザ予防は、家族を守るためには、しっかりやらないと大変なことになります。
 ①家庭内に一人でも患者が出たら、症状が出ていない家族も外部接触を避け、予防に徹する。
 【理由】症状で出てなくても、ウィルス感染者である可能性があるし、免疫力の落ちている方(65歳以上)に感染させてしまうと、かなりの確率で肺炎を併発させて重篤な状況になってしまう。
 ②インフルエンザである可能性を医療機関受診時に必ず、医師に伝える。
   例えば、学校ではやっている、急な悪寒があるなど
 【理由】しっかりと患者自体の状況を伝えないと、ただの風邪と診断され、即応性のある対応ができないし、間違った薬の処方や服薬にもつながってしまう。
 ③手洗いをしっかりやる。
   パソコンキーボードの汚れは、トイレノブの100倍。石けんでしっかり洗うのは大切。
 【理由】ウィルスの膜は油溶性であり、石けんで洗うことで膜を壊し活動できなくさせる。
 ④寒くても換気
 【理由】市販の空気清浄機では空気の入れ換えは時間がかかる。窓を10分開けて風邪を通したらウィルス量は1/1000になる。
 ⑤部屋の中の湿度を保つ
 【理由】ウィルスの浮遊を、湿気を高めて抑制する。
 ⑥マスクの正しい着用
 【理由】正しく着用するだけで予防効率が上がるし、顔付近の湿気保持ができる。
 ⑦歯磨きをしっかり、部屋はきれいに
 【理由】歯磨きだけで口腔内のウィルスがかなり除去されるし、部屋の綿埃に潜むインフルエンザにかかりすくするダニを減らせる。  
 インフルエンザを甘く見ない。
 過去に出現してない新型も予想される。通常の季節型インフルエンザ予防ができない人が新型だけ予防なんてできない。日常を見直そうという話でした。

学級懇談等で確認していただき、予防意識の強い集団になることを期待しています。