指導教諭の授業公開(道徳)
11月2日(木)に、本校の指導教諭の授業公開(道徳)が行われました。
本校以外から10名ほどの先生方が来校され、6年1組の授業を参観されました。
今回の授業の主題は、規則の尊重の「法やきまりの意義を理解した上で進んでそれらを守り、自他の権利を大切にし、意義を果たすこと。」でした。授業では、教材「こころ走れば」(出典:光村図書)を用いました。お話の内容は、以下のとおりでした。
離れたところに住む祖父が倒れたという知らせを受け、「ぼく」や父は車で向かうが、高速道路で渋滞に遭う。通行を禁止されている路側帯を通り過ぎる車を見て、妹や「ぼく」は、急いでいるのだから路側帯を走ればいいのにと思うが、父は走ろうとしない。高山(地名)に到着した時に祖父はすでに亡くなっており、涙がこぼれている父を見て、「ぼく」がはっとする。
このお話を用いて、緊急の事態であるから交通規則(法律)を破っても仕方がないと考える「ぼく」たちの気持ちと、それでも規則(法律)を守りとおした父親の姿をとおして、規則(法律)の意義や規則(法律)を守ることの大切さについて深く考えていきました。
特に大切にした授業展開は、以下の2点でした。
① 最後まで規則を守ることを大事にした父の涙を見た「ぼく」の父親に対する気持ちについて名前カードや
心情円盤を使って考えさせながら、児童の考えを広げたり深めたりする。
② 学習全体をとおして考えたことを書く時間を設定することで、今までの自分を振り返らせ、考えを深めさ
せること。その際、個別指導をしながら、児童の道徳的価値の理解や人間理解、他者理解などの気付きを把
握し、発表につないでいくこと。
授業参観後は、参加された先生方と今回の授業をとおしてた意見交換や日頃の授業実践についての意見交換を行いました。
授業公開に来てくださった先生方、どうもありがとうございました。
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