学校の様子

夏休み中も、先生たちは学んでいます!№2

 7月23日(水)は、宮崎県子ども・若者総合相談センター「わかば」のヤングケアラーコーディネーターに来校いただき、ヤングケアラーに関する研修を行いました。

 2024年6月、ヤングケアラー支援の強化にかかる「子ども・若者育成支援推進法」が一部改正され、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」が、国・公共団体等が各種支援に努めるべき対象としてヤングケアラーとして初めて明記されました。

 関係機関・団体等が連携し、ヤングケアラーの早期発見・支援につながる取組が急がれている状況にある今、ヤングケアラーの早期発見と支援への接続にどのように取り組むかを講義と対話・ロールプレイング(役割演技)を通して考えました。

 家族の次に子どもたちと長く時間を共有している教職員ですので、気付きの目・心がとても大切なことが分かりました。しかし、3人1組(教師役・A児役・母親役)のロールプレイングをとおして、家庭内の問題へ介入することの難しさも感じました。そこで、学校では、日常的な教育相談活動の充実を図り、「子どもが教職員によりいっそう相談しやすい関係」の構築を目指すとともに、教職員が行政機関へのつなぎを円滑に行うことができるように、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連携も大切にすることを再確認することができました。