日誌

2019年度

先輩からのメッセージ

 先日、「ようこそ先輩」と題して、卒業生の話を聞く機会を設けました。参加したのは、7~9年生、今回招いたのは、現在美郷町を離れ自分の夢に向かって努力している宮崎南高2年の海野紗香さんと神戸女子短期大学2年の柄桃香さんです。
 二人は自身の在学中の様子や今の自分の生き方・考え方、これからの夢を語ってくれましたが、二人の話を聞く中で、ある共通点に気が付きました。高校のオープンスクールへの積極的な参加、部活のマネージャへの挑戦や生徒会への立候補等の経験を話す中で
「自分から新たな(未知の)環境にかかわりをもつ」
「そこで出会った人々と積極的にコミュニケーションを図る」
ということを大切にしてきたということでした。
 以前「AI(人工知能)が人間の職業の多くに進出し、10年~20年後、約47%の人の仕事がなくなる」という論文が大きな話題になりました。それでも必ず残る仕事はある。その一つが「人と接する仕事」だそうです。その理由として「この仕事には、人が見せる表情やその場の雰囲気など読み取りながらコミュニケーションを図る力が求められるが、この力だけはさすがにAIでも無理だ。」ということのようです。
 未来について考えたとき、この二人の卒業生が語ってくれたことは、かつて経験したことのない社会が訪れる中で自分らしく生き抜くために必要なとても有難いメッセージだったのではないかと思いました。

0

2学期 始業式


 27日(火)令和元年度2学期のスタートです。交通事故や水の事故等心配していましたが、みんな元気に38日間の夏休みを過ごせたことが何よりうれしいです。例年だと2学期が始まると同時に運動会の練習がスタートするのですが、今年はそれはありません。(運動会は1学期に実施しました。)しかし、北郷フェスティバルがありますので、そこを目標に学園生一同取り組んでまいります。2学期もそれぞれのよさを生かして、成長していってくれることを期待します。
0

ヘルスサポート事業(調理実習)



 7日(月)は、健康福祉課、食生活改善推進委員の方々を招いて調理実習を行いました。これから親元を離れ、一人立ちしていこうとする9年生が、自分の健康についての講話や調理実習を通じて、将来健康的なライフスタイルを実践できるようサポートすることが大きな目的です。ご承知の通り、美郷町内には高校がなく、卒業と同時に高校進学のため、美郷町を離れます。他の地域よりも早く「自立」することを生徒たちには求められます。まずは健康で過ごす。その意味からも「食」は大切。わずか8か月後には、ここを旅立つ9年生。それまでに「自立」に必要な体験や経験を積み、美郷北学園が誇る卒業生として送り出したいものです。
0

1学期 終業の日

 令和元年度1学期終業の日を迎えました。幼稚園児14名、小学部児童55名、中学部生徒24名全員が無事に過ごせたことを大変嬉しく思います。
 4月の入学式・入園式、5月の運動会をはじめ様々な行事や教育活動において、保護者や地域の皆様方に盛り上げていただき誠にありがとうございました。
 明日から、38日間の長い夏休みに入ります。子どもたちが健康で安全に過ごせるように、素敵な思い出と体験を通して成長できるような時間が過ごせるように、そんなことを期待しながら、2学期始業式を楽しみに待ちたいと思います。
0

川遊び(美郷科 1・2年)


 先週予定していた川遊びでしたが、雨と増水のため今週になりました。故郷の自然に触れ、そのよさを実感しようと17日(水)2~3校時にかけて、1・2年生14名で北郷支所下の河川で遊んできました。
 延期された1週間分の思いが一気に噴き出し、子どもたちは大興奮。オタマジャクシや小魚に加えて、何とスッポンまで出現。大満足の川遊びでした。
 こんな素晴らしい環境が、身近に見られる故郷北郷、この子らの子の代、孫の代とこれからもずっと残してほしいものです。
0