日誌

2018年7月の記事一覧

7月が終わります。

 夏休みに入って10日が過ぎました。
 今日現在、子どもたちの病気やけがの報告はありません。きっと元気に過ごしていることでしょう。それとも、迷走する台風12号の影響で、室内でストレスをためていることでしょうか・・・。それにしても、今回の台風には困ったものです。ずっと降り続けています。梅雨明け前の状態に逆戻りしたかのようです。
 今日で7月も終わりです。夏休みには、子どもたちのいないこの時期がだらこそ職員会議や研修がびっしりと組まれています。できるだけコンパクトに、しかも充実した内容で行えるよう、教頭先生や教務主任、各主任が配慮して計画されています。


 今日は、新学習指導要領について先日県教育委員会から指導していただいた内容を、全職員で共有しました。2回に分けて、受講した職員から伝達されました。大変分かりやすく、これからの実践と移行期間の取組が明確に示されました。準備していただいた先生方、ありがとうございました。
 さて、明日から8月です。会議や研修は今週で終わり。先生方にはしっかりとリフレッシュしていただきます。台風が早く去って、本格的な夏を楽しんでほしいと願っています。

1学期が終わりました


 今日20日(金)は、1学期の終業日です。先程「終業式」を終えました。全国的に猛暑が続く中、終業式を体育館で行うことを中止するところもある様子。そこで、学園生の健康を第一に考え、式を執り行うに当たって事前に4つのことを確認しました。
 ① 子どもどうしの間隔を十分にとり、熱を逃がす。
 ② 業務用の扇風機を2台設置し、運転する。
 ③ 最初と最後の礼以外は座って話を聞く。
 ④ 温度計(湿度計、不快指数計付き)により、場合によっては式を中止する。
幸い気分を害する学園生はいませんでした。ひと安心です。
 式では、4人の学園生が1学期を振り返って発表をしました。
◇ 吉岡美紀さん(3年)
  「無欠席」だった。英会話や算数など「できることが増えた」のがうれしい。「立腰」や「集中する」ことをがんばりたい。
◇ 井上颯人さん(5年)
  勉強や掃除、行事など「やるべきことができた」。チャレンジすることを続けたい。
◇ 佐藤慎太郎さん(8年)
  「読書」と「学級委員長」に努力した。苦手だった「自主性・積極性」が身に付くようになった。
◇ 山下夏澄さん(児童生徒会)
  話合いで意見を要約する力や実践力が十分でなかった。2学期には「北郷フェスティバル(文化祭)」があるので、そこで発揮したい。

 4月に示した「自主・創造・協力」という校訓の実現に向け、学園生一人一人がよく頑張ったことを実感しています。校長講話では、様々なことにチャレンジして、自信を付けることのできる夏休みにするよう話をしました。1学期70日間、大過なく過ごすことができました。学園生や教職員、保護者の皆様、地域の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

みさと未来塾

 18日(水)19時より西郷ニューホープセンターにて、美郷町「みさと未来塾」の開講式が開催されました。

 これは、地方創成学力向上支援事業により、美郷町が町内の9年生(中学3年生)を対象に、学習塾(白谷塾)と連携して学力向上に取り組もうとするもので、平成29年度から始まりました。7月から来年3月までのおよそ9か月間の講座です。
 高校受験に向け、いよいよ天下分け目の夏を迎えた9年生にとって、この夏休みをどう過ごすかは非常に重要です。苦手な教科の克服はもちろん、得意な教科もさらに伸ばすことが求められます。地元に学習塾のない美郷町では、これまで日向市や延岡市、中には宮崎市の学習塾に通う生徒もいました。その負担を軽減し、より低料金で学習塾の専門講師による指導を受けることによって、安心してしっかりと学力を付けてもらおうと美郷町が立ち上がったわけです。美郷北学園からは、7人全員が受講を予定しています。
 もちろん、塾に通っただけで成績が上がるわけではありません。大切なのは、生徒一人一人の「学ぶ意欲」です。学校とは違った雰囲気の中で、町内の他校の生徒と切磋琢磨しながら、自分の未来を広げ夢や希望をかなえるための選択肢を増やすために、より高い目標をもつことが期待できます。昨年度実施の結果、8割以上の生徒が成績アップを実感し、9割以上の保護者がよかったと回答しています。
 さあ、9年生の皆さん、いよいよ始まりますよ。将来の輝く夢に向けて一歩を踏み出そう!そして、「15の春」を笑顔で迎えましょう。

ありがとうございます

 梅雨明けと同時に「猛暑」が襲っています。全国的にも気温の高い日が続いており、熱中症などへの対応が求められています。先日の西日本豪雨で被災された皆さんは、この暑さの中復旧に向け懸命の努力をされているとか。ボランティアの方々も含め、くれぐれもお体をお気遣いいただければ幸いです。
 さて、美郷北学園はたくさんの方に支えられて成り立っています。子どもたちはもちろん保護者や地域の皆様、卒業生の皆様です。その中にお一人の「あしながおじさん」がいらっしゃいます。


 戸高孝敏さんです。戸高さんは、旧北郷小学校近くで大きなビニールハウスを使って町内外で「おいしい」と評判のミニトマトを生産していらっしゃる農家さんです。
 戸高さんには、啓太さんという息子さんがいらっしゃいましたが、啓太さんが中学生のときに突然亡くなりました。将来お父さんの後を継いで農業を極めたいと考えていた啓太さん。孝敏さんは、その啓太さんの夢が実現するのを楽しみにしていました。美郷北学園の皆さんにも夢をもってほしいという思いから、毎年孝敏さんはたくさんの新しい本を贈ってくださいます。今年もその善意が届きました。

 図書室には、これまで寄贈していただいたたくさんの本があります。本をとおして子どもたちの夢や希望をはぐくんでまいります。
 戸高さん、今年もありがとうございました。大切に使わせていただきます。
 

ようやく梅雨明け

 昨日11日(水)、鹿児島地方気象台は九州南部の梅雨明けを発表しました。平年より3日、昨年より2日早かったようですが、関東甲信地方をはじめ国内の他の地方が次々と梅雨明けしていくニュースに触れるたびに、思わず「遅いなあ」とつぶやいていたのは事実です。5月26日(土)に梅雨入りしてから46日間かかった梅雨となりました。
 前半はあまり雨が降らず、カラ梅雨による水不足も心配されましたが、先日の台風7・8号や西日本豪雨など後半はかなりの雨量となりました。被害に遭われた地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。


 1学期も残すところ5日間となりました。梅雨が明け、子どもたちの気持ちは一気に夏休みでしょうが、しっかりとまとめをしていきます。ラストスパートです。