2017年2月の記事一覧

理科の学習

 今日の5校時、ランドセルを背負った3年生と担任の先生が保健室にやってきました。今日はけがや病気での来室ではなく、学習のために保健室にやってきたようです。「理科の実験で重さを測りたいので体重計を貸してください。」と言って、早速実験をしました。
 人は姿や形が変わったら体重が変わるのかどうか?を実験するそうです。まっすぐ前を向いて立った時の体重と、片足立ちをして立った時の体重、座った時の体重、足に力を入れた時の体重など色々な方法を試していました。

【まっすぐ立つ】    【片足立ち】

   【座り込む】      【足にグッと力を入れる】

 どのような方法で体重計に乗っても、体重計の数値は変わりませんでした。実験前の予想では、姿を変えれば体重は変わると考えていたようで、この結果に驚きの表情を見せていました。その後、ランドセルを背負って体重計に乗りました。


【およそ2キロ体重が増えました】

 今日は、インフルエンザによりクラスの友達がお休みしているため、担任の先生と1対1の学習でした。少し恥ずかしそうでもあり、楽しそうにもしていた3年生でした。

彩を添えたリーフレット

 今日の5校時、日向の印刷会社の方がお越しくださいました。手に持っておられるのは、5・6年生がわくわく学習で作成しているリーフレットの印刷見本です。今日は、その見本を子どもたちに見せて、誤字・脱字を訂正したり、写真の配置の確認等をしたりするためにお越しくださったのです。
 リーフレットは、写真も鮮明に写っており、色塗りをしたところも鮮やかに印刷されていました。また、子どもたちの思いを込めた文字もきれいに印刷されていました。初めて見る印刷の見本に子どもたちは、「すごーい!」「神楽の写真かっこいいね!」等と喜びいっぱいの様子でした。

       【色鮮やかな見本ができていました】

 早速、修正をするために図書室で作業を始めました。印刷会社の方も一緒に立ち会ってくださり、アドバイスをくださっていました。1年間学習してきたことが形になり、学習発表会の発表に向けて意欲もますます向上したのではないでしょうか。学習発表会では、これまでの学習の過程や学びをポスターセッションで発表します。
 2月12日(日)の学習発表会、たくさんの方々のお越しをお待ちしています。


【プロの方から直接助言していただける貴重な時間でした】

保育所生と合同練習

 今日の3校時に、体育館で保育所生と学習発表会の合同練習を行いました。まずは、保育所生と「ふるさと」を歌いました。身体を揺らしながら、一生懸命声を出す小学生、しっかり歌詞を覚えている保育所生、高い音が多くて声を出すのが大変ですが精一杯歌いました。


【保育所生が入ると一気ににぎやかになります】


  【本番も大きな声で歌ってくださいね】


 【のびのびと歌っていました】 

 合唱は保育所生と一緒に行いますが、合奏は小学生だけで行います。鍵盤ハーモニカ・リコーダー、大太鼓と小太鼓、そしてトライアングルを役割分担して演奏します。途中、音楽主任の先生から「みんなは、どんな気持ちで演奏したい?」と子どもたちに質問がありました。「感謝の気持ちをもって演奏したいです。」「諸塚があるから荒谷小があると思って演奏したいです。」等、子どもたちはそれぞれに思いがあることを伝えていました。すると「その気持ちを演奏に込めてみてください。音が変わってくるから。」とアドバイスがありました。子どもたちのその後の演奏は、伸びやかで美しい音色になっていたように思います。

【上学年のリコーダー 低い音、高い音様々な音を奏でます】

【下学年の鍵盤ハーモニカ たくさん練習して上手に弾けるようになりました】

【1年生は大太鼓も叩きます。6年生は小太鼓とトライアングルを掛け持ち】


 最後に、小学生だけでもう一度合唱の練習を行いました。ここでも音楽主任の先生が「強弱をつけていきましょう。また、みんなはどんな色の歌声を届けたい?」と質問をされました。すると「黄色!」と答える子どもたち。「じゃあ、一番声を大きく出すところは、黄色い声が体育館中に舞い上がるイメージで歌ってみてください。」と話されました。この言葉を聞き、子どもたちの表情はとても柔和なものになっていました。子どもたちが感謝の気持ちをこめて歌う「ふるさと」、お越しいただくたくさんの皆さまの心に届くといいなぁと思います。


【子どもたちの歌声を引き出してくれます】

凧あげ

 1月20日(金)に諸塚小で行われたM2学習で1・2年生は凧を作りました。諸塚小校区の地域の方を講師にお招きして、凧の作り方を教えてもらっていました。その日は、途中まで凧を作り残りはそれぞれの学校で仕上げることになっていました。
 子どもたちの凧もできあがり、今日の1時間目に1・2年生が運動場で凧あげをしました。1年生が凧に描いた絵は恐竜やクジラで、2年生は花やネコを描いていました。それぞれ個性あふれる仕上がりになっていました。
 凧をあげる時に、運動場を走り回って凧をあげる子どもがいたり、凧糸を巧みに動かしながらゆったりと凧をあげる子どもがいたりしました。わずかに吹く冷たい風をうまく捉えて、一人ひとり違う凧あげを楽しんでいました。


         【大きな凧が出来上がりました】


       【色とりどりの凧が風に乗っていました】

 

「分かる」と「できる」をつなげる

 今日の5校時、箕舞の練習を行いました。今日も、地域の方3名に講師としてお越しいただきました。今日のめあては「『分かる』と『できる』をつなげる」ことです。舞い手の子どもたちは、衣装を着て練習をし、お囃子の子どもたちは、6年生が下級生に教えながら唄いました。


【はじめに衣装合わせ 男の子はねじり鉢巻きをします】


【色々な方々に声をかけていただき、練習スタートです】


【男の子は力強く、女の子はしなやかに舞います】

 今日は、特に杵を持つ男子の動きに焦点をあてて練習をしました。舞う際にまっすぐ円を描くように舞うのではなく、外を向いたり内を向いたりしてジグザグに舞うことがポイントだそうです。「まっすぐ舞ってしまうと、箕の子どもたち(女子
がついていくのが大変だからです。」と講師の方がおっしゃっていました。


【細かい動きを教えてくださいました】

 全部で3回通し稽古をしました。3回目には子どもたちの動きも軽快に柔らかくなっていました。
 最後のふりかえりでは「今日は囃子で3年生がいなかったので、3年生の分を唄いました。すごく難しくてて、いつも唄っている3年生はすごいんだなぁと思いました。」「『分かる』と『できる』をつなぐことができました。」「今日舞った箕舞を、来年は他の人も舞うことになるので、教えてあげたいです。」「吉野宮祭りでも舞うので今回の学びを生かしたいです」「囃子を下級生が受け継いで欲しいです。」等と発表をしていました。
 5・6年生の担任の先生から「『分かる』と『できる』をつなげることができましたね。これは、みなさんが目と耳を使って考えて練習をしたからです。また、『つなぐ』という点では、受け継ぐという視点で考えている人がたくさんいました。学習発表会では、恩返しのつもりで箕舞を舞ってください。」とお話がありました。
これらをお聞きになった講師の方々からは「昔は私たちも箕舞を舞っていました。婦人会も舞っていましたが、今はみなさんだけです。受け継いでいってくれることに感謝をしています。」「感動して涙が出ました。ありがとうございました。」「かぜをひかずに本番も頑張ってください。」とうれしいお言葉をいただきました。


  【講師の先生方、熱心なご指導ありがとうございました】

 地域の方々の思いを背負って子どもたちは箕舞を舞います。また、元気なお囃子も見どころの一つです。学習発表会では、子どもたちの箕舞にも応援をよろしくおねがいいたします。


※ 各クラスの発表の練習も頑張っています。

【1・2年生の「なばたろう」】

   【どんな発表なのか楽しみです】