校長室から

2017年12月の記事一覧

2学期を振り返ると・・・。

今日で2学期も終業。2学期は、授業日数が81日でした。運動会までは、欠席もほとんどありませんでしたが、運動会後は体調を崩したり、胃腸炎やインフルエンザなどの感染症にかかったりして欠席する子どもが増え、42人全員が登校した日は40日でした。

それでも、1学期からのトータルでは96日と、素晴らしいです。

 さて、今日の終業式では、はじめに、「い・の・ち」を振り返って、次のような話をしました。

「い」は、①欠席は増えてきたけど事故や大けがをする人もおらず、自分の命は自分で守れた。②いじめにつながるような言動が少し見られたので、3学期はみんなでもっともっと思いやりあふれる学校にしよう。とのことで90点の評価。

「の」は、①読書まつりの取組を通して、本を借りる人が増えた。②大きな行事や校外学習などでしっかりと学びの力を付けてきた。評価は95点。残り5点は、3学期、忘れ物しない、全員がもっともっと本を読む、に期待します。

「ち」は、①運動会、持久走大会、音楽フェスティバルなどの大きな行事を通して、苦手なことや新しいことにしっかりチャレンジしてできるようになったこと、②体力のみならず、心を一つにして協力することや最後まであきらない粘り強さなど、心の成長も見られたことで、100点を付けました。

最後に、3つの「冬休みの宿題」も出しました。①お手伝いをする、②目標を立てる、③お年玉を大切に使う、です。

17日間の長い冬休み、年末年始で、各ご家庭とも大変慌ただしい日々を迎えられることと存じますが、家族団らんされ、子どもたちにいろいろとお話していただきますよう、よろしくお願いいたします。
 
☆ 2学期の締めくくりも、あいさつや話を聞く態度、校歌、どれも立派でした。校長先生からの冬休みの「3つの宿題」、そして、えつ子先生からの大事な冬休みの生活のきまりをしっかり頑張って、よい新年を迎えてくださいね!

「みんなちがって、みんないい。」

12月に入り、師走の寒さが続いていますが、今日は、時折冷たい風に雪が舞うこの冬一番の寒さとなりました。

ところで、12月4日から10日まで「人権週間」です。そこで、今朝は、全校朝会で子どもたちに「人権」に関する話をしました。

はじめに、人は、一人一人、お日様(太陽)の見え方は違う(色や形、大きさなど)、という内容の「お日さんってなに色」というお話の読み聞かせをしました。

そして、「人には、それぞれの見方や考え方があり、自分と違っていることが当たり前であること」、「自分と比べて友だちを下に見るような『差別』につながる考えや心はなくすこと」が自分や他人を認める心や思いやりの心につながる、という話をし、その後、金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」も紹介しながら、「みんなちがって、みんないい。」ということに触れました。

最後に「人権週間」や「人権」について説明し、「思いやりの心」で自他の人権を守ることの大切さを伝えて、話を終わりました。

  「やかたの子」は、みんな心優しい子どもたちばかりです。しかし、時には、友だちとのトラブルがあったり、「自分のことがあまり好きじゃない」と思っている子どもがいたりします。自分、そして他人を認め、みんなの人権が尊重できるもっともっと思いやりあふれる「やさしい子」に育ってほしいと願い、人権週間の機会を捉えて話をしたところでした。
  
 人はみんな平等で、一人一人が大切な存在です。「友だちと自分は違う」ことをしっかり理解し、「思いやりの心」で、みんなの人権を大切に守りましょう! 

☆ 先日の校内持久走大会や、校外のいろいろな作品展などで入賞した人たちの表彰も行いました。みんな素晴らしい成績でしたね。おめでとう!