校長室から

2017年10月の記事一覧

とっても意欲的でした。

2校時に、職員で、1年生の算数の授業を参観しました。

授業始まりのチャイムが鳴ると全員静かに黙想し、当番の「立腰!」という号令で、授業が始まりました。

始めに学級担任が、これまで学習してきたことをフラッシュカードで問題を出すと、ポンポンと答えが返ってきました。

今日の学習は、「繰り上がりのあるたし算」で、その計算の仕方を説明するという内容でした。繰り上がりは、「足される数が10になるように、足す数を分解して考える」ことがポイントです。子どもたちは、数図ブロックを操作しながら10のまとまりを作り、残りを足して答えを求める活動を何度も繰り返し、口でも計算の仕方を唱えながら、体感的に理解していきます。

何度も何度も繰り返し練習したおかげで、別の問題が出されても、計算の仕方が説明できるようになり、最後の学習の振り返りでは、全員◎を付け、「10のまとまりをつくればよいことが分かった」などと、学習のめあても達成できた様子でした。

1年生女子5名は、とても元気ノリノリで、学習への意欲も高く、たくさんの先生方が見ている前でも進んで手を挙げ、発表や説明ができるようになっています。友だちの意見や先生の話もしっかり聞き、ノートに自分の考えをきちんと書くことなどもできていて、半年間の成長ぶりの素晴らしさを感じました。これからもますます楽しみです。

  秋の大きな行事などが続く中ですが、学習にも最適なこの時期です。どの学年も落ち着いた学校生活を送らせ、子どもたちに着実な力を付けていくよう努めていきます。
  
☆ みんなとっても意欲的に楽しく学習していました。明日の高千穂小との合同学習会、大勢の高千穂小のお友だちとの学習でも、元気で頑張れるかな?

秋晴れの中で、楽しい思い出作りを!

秋雨前線の影響で10日ほど前からぐずついた天気が続き、先週末も台風21号の接近で、時折激しい雨に見舞われました。

しかし、月曜日の今朝は、台風一過の太陽がまぶしく、登校してくる子どもたちの声もいつになく明るく弾んでいました。今までスッキリしなかった気分も、朝から青空で晴れ晴れしたのでしょう。昼休みも久しぶりに運動場で遊ぶ子どもたちの姿を見ました。

この秋空の下、5・6年生の田んぼの稲刈りもようやく実施できました。台風の影響で稲は倒れていましたが、全員鎌を使って刈り取り、刈った稲を集めてひもで縛り、最後に、学校のフェンスに掛け干しまで済ませることができました。「収穫の秋」にやはり太陽は欠かせませんね。

今回も保護者の興梠さん、戸髙さん、そしてJA高千穂の2名の方が指導やお世話をしてくださり、大変ありがとうございました。

ところで、今週は、各学年とも対外的な校外行事が目白押しです。25日(水)~27日(金)は、高千穂町立小学校連合修学旅行で、町内の6年生が合同で修学旅行に出かけます。行き先は、長崎、佐賀、熊本です。それから、1~4年生は、25日(水)に高千穂小学校にて、高千穂小の子どもたちとの合同学習会を行います。人数の多い高千穂小の子どもたちと一緒に授業や活動をします。さらに、27日(金)は、1~5年生は、秋の遠足です。五ヶ瀬ワイナリーとGパークに行く予定です。当日は、「弁当の日」にもなっています。

どの行事も、今回は天気の心配もなく、気持ちよい秋晴れに恵まれそうです。学習の場を押方小以外に移して、「やかたの子」らしさをしっかり発揮して、たくさんの友だちをつくり、楽しい思い出をいっぱい持って帰ってきてくれることでしょう。

  それぞれの行事にあたり、多くの方々にお世話になります。押方小「やかたの子」たちをどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
☆ 5・6年生が刈った稲は、約1か月掛け干しして脱穀ということです。おいしい秋の実りをいただける日が待ち遠しいですね。

☆ 他の学校の友だちをたくさんつくること。お世話になった方々にしっかり感謝の気持ちを伝えること。自信と誇りをもって「やかたの子」らしい姿で臨んでください。

さらに充実した指導ができます。

運動会も終わり、これまで練習中に運動場から流れていた音楽なども聞こえなくなり、また、静かな学校が戻りました。

10月に入って、ますます朝夕冷え込むようになり、どこからともなくキンモクセイの香りも漂ってくるようになりました。

学校も年度の半分が過ぎ、折り返しを迎えましたが、この度、新たに職員が1名増えました。今年度、町教育委員会より複式指導解消のための複式学級支援非常勤講師の配置が計画されていましたが、ようやく人員確保の目処が付き、今日から正式任用され、勤務してもらっています。

2・3年生と5・6年生の複式学級で、2年生の国語(書写を除く)と算数、6年生の算数の指導を受け持ってもらうことにしました。これまで、学級担任が、1時間の授業の中で2つの学年を指導していたので、教師が子どもたちに直接指導する時間が単式学級の半分となってしまっていました。今回の措置により、1時間じっくりと指導をすることができ、より一人一人の子どもたちへの指導が行き届くようになります。大変ありがたい措置です。

 更なる教育活動の充実、学力アップに努めてまいりますので、14名となった押方小スタッフを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
☆ 新しい先生に、また、単式指導になったことで、子どもたちも初めは少々戸惑いもあったようですが、すぐに慣れてきたようです。小野先生、どうぞよろしくお願いします!