2018年11月の記事一覧
「夜神楽」の時期を迎えました!
北の地方からようやく雪の便りが届き始めました。いよいよ冬へと季節は進んでいくようです。ここ高千穂も朝夕はずいぶん冷え込むようになってきました。同時に「夜神楽」のシーズンも到来です。
高千穂町の「夜神楽」は、国の重要無形民俗文化財にも指定され、秋の実りへの感謝と翌年の五穀豊穣を祈願して、夜を徹して三十三番の神楽が奉納されます。先週17日(土)に町内の夜神楽がスタートし、町内各地区で2月上旬まで開催されます。押方地区でも17日(土)の中畑神社を皮切りに、12月1日(土)は二上神社、8日(土)は嶽宮神社の3つの神社の夜神楽が開催されます。
中畑神社の夜神楽は、五ケ村東活性化センターを神楽宿として催されました。この夜神楽に、今年も本校の子どもたち4名(4年生1名、6年生3名)が奉仕者(ほしゃどん)として神楽を舞いました。学校で見せる表情とは違い、真剣な眼差しと凜々しい姿で舞う表情は、まさに「神の子」。舞が終わると、無事に舞い切った安堵感や満足感からか、また和やかな表情に戻っていました。それにしても、優に20~30分はあろうかという時間、笛・太鼓に合わせいろいろな動きを間違わずに舞う姿には、感動です。9月ぐらいから神楽保存会の方々との練習が始まり、本番近くになると週3~4日は練習してきたようです。それにしても堂々とし、観客からもたくさんの大きな拍手をもらっていました。
子どもたちの保護者やおじいちゃん方も奉仕者として神楽を舞い、笛や太鼓を担当しており、親子2世代・3世代で演じる姿に、代々続く伝統を守り、受け継がれていく様子を間近に見ることができました。これからも末永く途切れることなく続いていくことを願っています。
☆ たくさんのお客さんの前で堂々と舞う姿は、とても凜々しくかっこよかったですよ!将来、自分の子どもや地域の子どもたちに、素晴らしい伝統を引き継いでほしいと思います。
☆ 12月1日の二上神社の夜神楽にも、本校の子どもが舞うようです。楽しみです。宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方561-1
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