給食室から

郷土料理♪


【麦ご飯 がね 秋味汁 牛乳】
 今日の小さいおかずは「がね」でした。私が宮水小に来てからは初めてのメニューでした。1つ1つ形を作って揚げるので、とても大変だったと思うのですが、調理員さんがおいしく作ってくださいました。

 今日の放送「一口メモ」はがねと秋味汁についてでした。
がねは鹿児島県や宮崎県の都城市など、南九州に伝わる郷土料理で、さつまいもを細く切り、溶いた小麦粉に混ぜて油で揚げて作ります。「がね」という言葉は、この地方の方言で「蟹」を意味します。できあがった姿が「蟹」に似ているように見えることから、その名が付いたと言われています。秋味汁の秋味とはある魚のことをいいますが、何の魚か分かりますか? 正解は「鮭」です。北海道では、秋になると卵を産むために生まれた川に戻ってくる鮭を「秋味」と呼びます。味わって食べてくださいね。