給食室から

味覚の授業♪




 今日は6年生を対象にした味覚の授業がありました。五ヶ瀬町出身の寺本さんという方が来られて、五感や五味について話をしてくださいました。
 3時間目は、砂糖、塩、ビターチョコレート、だし、酢を味わいながら、舌のどの部分で五味(甘味・塩味・苦味・うま味・酸味)を感じているか体験しました。
 4時間目はだしと酢に砂糖と塩を加えて、土佐酢を作りました。子どもたちが味をみながらそれぞれの土佐酢を作り、ミニトマトやきゅうりを漬けて食べました。授業の感想では、「舌のどこで味を感じているか分かって楽しかった。」「これからは、五感を使って五味を味わいたい。」と、味覚について改めて考えるきっかけになったようです。
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 味の濃いソースやケチャップ、ドレッシングをたっぷりかけて食べる習慣がついていると、味を感じにくくなるそうです。今回は、ほんのちょっとの塩で野菜本来の味を味わうと良いということを教えてもらいました。「苦味のある野菜などは、人間が本能として避けているものだから苦手なのは仕方がないけれど、体によいもの。毎日食べていると、ふとおいしいと感じる瞬間が来るので、食べ続けることが大切。」というお話も印象的でした。子どもの嫌いな食べ物は食卓に出さないということではなく、少しずつチャレンジさせて、大人の舌にしていくことも必要かもしれませんね。