PTA活動

PTA心肺蘇生法講習

昨年度は新型コロナウイルスの影響で、開催できなかったPTA心肺蘇生法・AED使用法講習会を行いました。
西臼杵広域行政事務組合消防本部、日之影町女性消防団より講師をお招きし、15名の保護者の参加がありました。今年も夏休みのプール開放がありますので、今回学んだことを忘れずに、子どもたちの命を守っていきましょう。また、暑いので監視の保護者の皆様も、熱中症には十分気を付けてください。
講習の内容を簡単に載せておきますので、参加できなかった方はご覧ください。

〇 プール監視には必ず携帯電話を持っていく(119番通報、学校への連絡のた
   め)

〇 心肺蘇生について
・ 意識と呼吸がなければ、ただちに心肺蘇生を開始する(119番通報も)
・ 必ず胸骨(胸の真ん中)を5センチ沈むように垂直に押す
・ 1分間に100回のテンポ
・ 手のひらの下のほうを使って押す
・ 人工呼吸はしなくてもよい(感染症対策のため。心肺蘇生だけでも十分効果が 
   ある)
・ 感染症対策のために、患者の口をハンカチで覆って心肺蘇生を行うとよい

〇 AEDについて
・ 必ずはじめに電源ボタンを押すこと(電源が入っていれば、全部AEDが指示し 
   てくれるため)
・ 体が濡れている場合は、タオルで拭いてからパッドを貼る

〇 熱中症について
・ 手足の筋肉の痛み、こむらがえり、気分不良、頭痛、めまい、立ちくらみ、
   ぼーっとする、意味不明が行動などの症状がみられた場合は熱中症の疑いがある
・ 救急処置では首の横、脇の下、股関節を冷やすとよい



胸骨圧迫の角度やテンポ、手の当て方、AED使用の留意点などを丁寧に教えてくださいました。また、熱中症の症状についても具体的に説明していただきました。


実際にやってみます。


プールで子どもがおぼれた場合を想定して、実際に119番通報を行いました。保護者の皆様のチームワークがとてもよく、助け合いながら救急救命を行いました。