今日の給食

今日の給食

1月30日 水曜日

今日は冬野菜のひとつであるれんこんのお話です。れんこんにあいている穴は、なんのためにあると思いますか?
 ①水が通る穴 ②空気が通る穴 ③虫が通る穴 
答えは ②番です。れんこんは、深い泥の中で育つので、空気を取り込むため、地上のくきや葉からとりこんだ空気を、穴を通って地下のくきや根に運んでいます。穴があいていることから、れんこんは「先を見通す」ことができる縁起が良い食べ物として、お祝いやお正月の料理にも使われます。れんこんには免疫力を高めて風邪などを予防する働きがあります。たくさん食べて寒い冬を元気に乗り切りましょう。
・フィッシュバーガー
・冬野菜のポトフ
・牛乳

1月29日 火曜日

マーボー豆腐や八宝菜など中華料理はとろっとしたあんがからまっていることが多いですが、このとろみはどのうにつけているか知っていますか?じゃがいもからつくられたでんぷん、つまり片栗粉でとろみをつけています。でんぷんを水に溶かすだけではとろみはつきません。それに熱を加えることでとろみがつき、このとろみよって料理の温度が下がりにくくなるので、寒い冬でもあたたかいままおいしく食べることができます。アツアツのマーボー豆腐で体がポカポカしてきましたか?
・麦ご飯
・麻婆豆腐
・棒々鶏
・牛乳

1月28日 月曜日

みなさんは、はしを上手に使うことができますか?今日のひじきの五目煮の大豆を上手につかむことができますか?「はしの使い方なんて、食べられればどうでもいい」と考えている人はいませんか?美しいはし使いは、料理が食べやすいだけでなく、ほかの人にもよい印象を与えます。逆に、はしづかいが上手にできないと、食べ物をこぼしてしまったり、周りの人に不愉快な印象を与えてしまいます。おとなになった時に、恥ずかしい思いをしないためにも、今から練習してきちんとしたはし使いを身に付けましょう。美しい箸使いは一生の宝物になります。
・麦ご飯
・ひじきの五目煮
・鶏ゴボウ汁
・牛乳

1月25日 金曜日

給食では、栄養のことだけでなく、県外の代表的な食や食文化についても学んでほしいと考えています。今日は、青森県のしょうがみそおでんを紹介します。戦後、青森市内の屋台で、冬の厳しい寒さの中、お客の体を少しでもあたためようと、しょうがを加えたみそを、おでんにかけて出したのが始まりだそうです。青森では、おでんといえば、しょうがみそで食べることが多いそうです。
・麦ご飯
・しょうが味噌おでん
・白菜のごま和え
・牛乳

1月24日 木曜日

私たちの食べている学校給食には、波瀾万丈な歴史があります。今から130年前(明治22年)、山形県でお弁当を持って来られない児童のために学校給食は始まりました。しかし、戦争が始まり激しくなると給食は続けられなくなります。戦争が終わると、子ども達は、食べるものが手に入らず、お腹を空かせ病気で苦しんでいました。子ども達をなんとか救おうと、たくさんの人の応援と他の国の援助で、再び給食を始めることができました。待ちに待った給食用の食べ物の贈呈式が、昭和21年12月24日に行われました。しかし、12月24日は、学校が冬休みに入ってしまうため、1ヶ月後の1月24日から30日までの一週間を「全国学校給食週間」としました。たくさんの人の熱い思いで再開した給食ですが、今の日本は大変豊かな国になり、お金さえ出せば何でも手に入るようになりました。そのため栄養のバランスに気をつけ、好き嫌いなどを減らし、健康な体になろうとする人がいる一方で、簡単で手軽に食べられるものや好きなものだけ食べるという人も増えているようです。みなさんは、どうですか?食べることは、私たちの心とからだに力を与えてくれます。給食がたくさんの人に守られて続いてきたことや、食べ物の命をいただいて私たちの体が作られていることに感謝し、あらためて食べることの大切さを考えてみましょう。
・麦ご飯
・鰯のおかか煮
・即席漬け
・すいとん汁
・牛乳

1月23日 水曜日

今日は卵を使ったふわふわスープですが、ふわふわの秘密をお教えします。卵とパン粉と粉チーズを混ぜておきます。具を入れて煮込み、ぐつぐつしているスープの中に、先ほどの卵とパン粉とチーズを混ぜたものを流し入れます。するとこのようにふわふわの卵がスープに浮かびます。ふわふわであつあつでチーズ風味で美味しいですよ。
・麦ご飯
・煮込みハンバーグ
・インゲンのソテー
・ふわふわソテー
・牛乳

1月22日 火曜日

中華料理の名前は漢字4文字で表されるものが多くあります。4文字の中に調理方法・材料・切り方・調味料などが組み込まれています。チンジャオロースーも漢字4文字で書かれますが、「チンジャオ」とはピーマンの意味、「ロー」は漢字で肉と書き、お肉の意味、「スー」は漢字では糸という字を二つ書き、糸のように切る、つまり細く切るという意味です。日本語に訳すと『ピーマンと牛肉の細切り炒め』といったところでしょう。今日はお肉と一緒に炒め、しっかり味がついているのでピーマンが苦手な人もきっとおいしく食べられるはずです。チャレンジしてみましょう。
・麦ご飯
・青椒肉絲
・ワンタンスープ
・牛乳

1月21日 月曜日

今日は寒い季節にはうれしいラーメンです。ラーメンのめんも、うどんのめんも、小麦粉と水と塩で作ります。それなのに、どうして色も食感も違うのでしょうか?それは、ラーメンのめんに使われる水にひみつがあります。ラーメンのめんに使う水は「かん水」という、特別な水なのです。昔、中国北部にある「かん湖」という湖の水でめんを作ったところ、しこしことした食感の、やわらかい、のびのあるめんができました。その水の成分を調べてみると、炭酸ナトリウムなどがたくさんふくまれる、アルカリ性の水であることがわかったのです。小麦粉の成分がアルカリ性の物質と反応すると、黄色くなり、弾力やなめらかさが生まれます。そのため、ラーメンのめんは黄色くなり、独特の食感になるのです。
・減量わかめご飯
・コーンラーメン
・胡麻マヨ和え
・牛乳

1月18日 金曜日

受験生のみなさんは入試を控え、毎日一生懸命勉強に励んでいます。今まさに受験シーズンです。受験生の皆さんは、手洗い・うがいを徹底して、食事はバランスよくとり、本番に向けてしっかり体調をととのえましょう。応援しています!
・親子丼
・じゃこ和え
・牛乳

1月17日 木曜日

煮しめは、神楽や春と秋の祭り、お祝いや法事には、欠かせない料理で、野菜や乾物類をできるだけ形を崩さずに煮たものです。「三里四方の野菜を食べていれば病気にならない」と昔から言い伝えられていますが、煮しめに使う野菜は、地域でとれたものを使います。昔から引き継がれてきた伝統の料理を感謝しながら味わいましょう。
・麦ご飯
・煮しめ
・白菜の味噌汁
・牛乳

1月16日 水曜日

今日は「ペンネ」というパスタ料理です。パスタが日本で作られたのは、明治時代に長崎県でマカロニ工場が建てられ、そこで作られたのが始まりといわれています。その頃パスタは珍しく、高級なホテルでしか食べることができないものでした。そんなパスタの一つにペンネがあります。ペンネは、スパゲティの仲間でイタリア語で『ペンの先』という意味があります。形がペンの先のようになっていて、表面には細かい溝がありソースがからみやすくなっています。みなさんの体を動かすエネルギーのもとになる黄色の食べ物の仲間です。しっかり食べて体を動かしましょう。
・米粉パン
・ペンネナポリタン
・コールスローサラダ
・牛乳

1月15日 火曜日

今日は、中華豆腐の中に入っている、チンゲン菜のお話です。チンゲン菜は、中国原産の青菜で、ゆでたり、いためたりしても型崩れせず、とても調理がしやすい食べ物です。しゃきしゃきとした歯ごたえ、鮮やかな緑色などから日本でも人気のあります。チンゲン菜はカルシウムが豊富な緑黄色野菜であり、歯や骨を強くし、ストレスを和らげる効果があります。今日は宮崎県産のチンゲン菜を使っています。
・麦ご飯
・中華豆腐
・春雨サラダ
・牛乳

1月11日 金曜日

今日のクッパは、韓国料理で、お肉や、野菜、などを煮込んだスープを、ご飯にかけて食べます。「クッ」は「汁もの」を意味し、「パ」は「ご飯」の意味です。今日のクッパには、鶏肉、ほうれん草、にんじん、もやし、しいたけ、にら、たまごと、たくさんの種類の食材が入っています。栄養たっぷりのスープです。ご飯にかけて、いただきましょう。 
・クッパ
・揚げ魚のネギソース和え
・牛乳

1月10日 木曜日

今日の給食は、山頭火鍋です。これは詩人、「種田山頭火」から取った名前です。種田山頭火は、山口県の川にいた鴨を使って、鍋料理をしたということから、この名前がつきました。山頭火は、五ヶ瀬町にもゆかりがあります。今日の給食のお肉は、鴨ではなくにわとりの肉のつくねですが、たくさん食べて、温まって、午後からも元気に過ごしましょう。
・麦ご飯
・山頭火鍋
・小松菜のアーモンド和え
・牛乳

1月9日 水曜日

今日は、冬野菜のカレーです。カレーの中には、れんこんも入っています。れんこんは、奈良時代に中国から伝わったとされます。れんこんを切ったときに見られる糸状のぬめり成分は、胃腸の粘膜を保護し、糖尿病の予防にも役立ちます。また、ビタミンCがとても豊富に含まれ、小さな節でもレモン1個分ほどのビタミンCがあり、かぜの予防も期待できます。
・冬野菜カレーライス
・千切り大根とひじきのサラダ
・牛乳

1月8日 火曜日

みなさんは、お正月に何を食べましたか?日本では、年の初めに食べる料理には、今年一年健康でよい年になるように願いを込めて、縁起のよいものを入れた、おせち料理を食べる風習があります。今日の給食も正月料理を取り入れました。どんな意味があるのか考えながら食べてみましょう。ぶりのおろし煮の『ぶり』は、成長していくにつれ呼び方が変わっていくので、会社で偉い人に出世していくことにたとえて、とても縁起の良い魚として食べられます。紅白なますは大根の白と、人参の赤を使った白と赤の料理で、お祝いの時によく食べられます。最後に雑煮ですが、雑煮にはもちがつきものですね。もちは、昔から日本人にとって、お祝い事や特別の日に食べる「ハレ」の食べ物でした。そのため新年を迎えるにあたり、もちをついて、他の食べ物とともに神様にお供えをしました。そして元旦にそのお供え物を頂くのがお雑煮です。お雑煮を食べる時は、前の年の収穫や無事に暮らせたことへ感謝し、新年の豊作や家内安全を祈ります。これからも伝えていきたい大切な伝統料理ですね。
・麦ご飯
・鯖ホイル焼き
・紅白なます
・牛乳

12月19日 水曜日

皆さんは『冬至』という言葉を知っていますか?冬至とは、1年で一番昼が短くなる日のことです。この日は、昔からゆず湯に入って、かぼちゃを食べる風習があります。これはかぼちゃを食べるとかぜをひかない、長生きするという言い伝えがあるからです。今年は12月22日が冬至となっています。ちょっと早いですが今日の給食はかぼちゃを使ったパンプキンシチューにしました。皆さん冬至の日にかぼちゃを食べて、病気をしない冬にしましょう。
・米粉パン
・パンプキンシチュー
・きのこソテー
・牛乳

12月20日 木曜日

今日は少し早いですがクリスマスの献立です。今日で2学期の給食も終わりです。2学期を振り返ってみましょう。好き嫌いせず食べることができましたか?感謝して食べることができましたか?マナーを守り楽しく友だちと食べることができましたか?できなかった人は、3学期できるようにしましょう。いよいよ冬休みです。冬休みも『早寝・早起き・朝大豆』を合言葉に、生活リズムを整え元気に過ごしましょう。
・エビピラフ
・クリスマスチキン
・ゆで野菜
・牛乳

12月18日 火曜日

「冬の鍋物に欠かせない野菜は?」というと白菜ですね。白菜は中国北部が原産で、キャベツのように葉を巻き込む形から「チャイニーズキャベツ」ともいわれます。日本では明治になって各地に広まったまだ歴史の浅い野菜です。秋の終わりから冬にかけて採れる白菜は、霜にあたって甘味が増し、いっそうおいしくなるので、冬の料理にいろいろと使われます。白菜はビタミンCを多く含んでいます。しかし、ビタミンCは水に溶けるため、ゆでると汁の中に溶け出てしまいます。なので白菜を食べる時は汁物や鍋物に入れて汁も飲むのが効果的な食べ方です。また、煮ることによってかさが減り、量もたくさん食べられます。ビタミンCは風邪予防や免疫力アップの効果があります。白菜のお鍋や汁物で寒い冬も元気にのりきりましょう。
・麦ご飯
・寄せ鍋風
・ひじきの洋風白和え
・牛乳

12月17日 月曜日

給食には毎日牛乳がついています。体が大きくなるために必要な「カルシウム」をとるためです。でも、牛乳を飲むだけでは「カルシウム」を十分に体に入れることができません。では何をしたらよいのでしょう?次の中から考えてみましょう。                                           
① 外に出て、太陽の光にあたる  ② 部屋の中にいて、太陽の光にあたらないようにする    さてどちらでしょう?
 答えは、1番の『外に出て、太陽の光にあたる』です。太陽の光にあたると体の中にビタミンDができます。このビタミンDは、体の中にカルシウムが入る手助けをしてくれるのです。牛乳などでカルシウムをとるだけでなく、外で元気よく遊び太陽の光をあびることが大切です。寒くなると、冷たい牛乳を残しがちになったり、外に出なくなったりしますが丈夫な骨を作るために、残さず食べて、外で元気に体を動かしましょう。
・中華おこわ
・かふう和え
・太平燕
・牛乳