2025年7月の記事一覧

　7月18日（金）にサラみやざきより声優さんをお迎えし、「島ものがたり～太平洋戦争末期悲話・島野浦戦災記」を基に制作された朗読劇を上演していただきました。太平洋戦争時に、延岡市で起きた島野浦空襲の実話をもとにしたお話でした。俳優さんの鬼気迫る演技と効果音の演出に、生徒たちは聞き入っていました。平和の尊さについて考える貴重な機会となりました。

　7月15日（火）に、宮崎県ソフトウェアセンターより講師の先生をお招きし、「SNS講演会」を実施しました。「ネットトラブルを回避するために」と題し、SNS上でのトラブルが及ぼす様々な影響について学習しました。SNS上での「個人に対する誹謗中傷」や「なりすまし」がいかに危険なことかを、先生のお話や動画を視聴することで深く考える時間となりました。SNSは私たちの生活を豊かなものにしてくれますが、その利用方法によっては、私たちは被害者にも加害者にもなりうるということを改めて認識する機会となりました。

　1年生は7月10日（木）に、3年生は7月11日（金）に、総合・こすもす学習の一環として、市役所や小林市内の施設や会社を訪問するフィールドワーク学習を行いました。これまでの調べ学習で出てきた疑問や課題を、実際に現場を訪れ、講師の先生にお話をいただくことで、自分たちの探究学習を充実させることが目的です。今回のフィールドワークで学んだことを、これからの探究学習でさらに深めていきたいと思います。1学年は、「出の山水族館」「クリーンアクアビバレッジ」「西の原牧場」「いこいの家」、3学年は「小林市まちづくり株式会社」「小林市役所 長寿介護課」「小林市営牧場」を訪問させていただきました。ご協力ありがとうございました。

　7月1日（火）に無限の命集会で、宮崎県立看護大学教授の川越靖之さんを講師にお迎えし、「健康に関する講話」をしていただきました。内容は、がんや妊娠、性感染症に関するお話でした。がんという病気について、定期検診が大切であることや、HPVウィルスの感染が原因となるガンについては、男女ともにワクチン接種で予防できることについて学びました。このワクチン接種については、宮崎県は特に接種率が低いということでした。積極的な摂取を心掛けるようにしていきたいものです。

　6月27日（金）に生徒総会が開催されました。日々の学校生活をよりよくするために、生徒会が中心になって議論を進めました。今年の西小林中学校生徒会スローガンは「One team one dream ～今こそ見せろ 西小林中の本気～」です。各委員会を中心とした、本年度の重点目標が発表されました。また全校討議では、「授業と休み時間のメリハリをつけるためにはどうしたらよいか」と「忘れ物を少なくするために家でどのようなメリハリをつければよいか」という議題が話し合われました。学年を越えて、活発な意見交換がなされました。　参加した生徒が全員議論に参加し、西小林中学校を生徒全員で作っていくということを感じることができた生徒総会でした。