日誌

3/11 成長

3月10日の英語の時間は全校英語でした。その中で3年生の生徒が発表した内容が素晴らしかったので、日本語で紹介します。

これまでの自分と向き合い、自分の新たな気づきを大切にしながら、気持ちが切り替わり、行動が変わっていく様子を綴っています。

EntranceExam × My Strength

最初、私は入試をなめていた。
私はよく、勉強をするのは面倒くさいと言っていた。
でも本当は、勉強をするのはダサいと思ってた。

私は普段5時間ゲームしていた。
なぜなら、大会に出ていたからだ。

6年間大会に出続けた。
中3の夏休み、1週間ずっと大会の日が続いた。

1週間過ぎた後、気付いたことがある。

「僕、大会向いていないな。」

私はゲームが好きだった。プロになろうと思っていた。

でも実際に1週間プロの人とプレイしていると、大好きなゲームを楽しめていない自分に気付いた。

そしてゲームから離れた。

プロ…言葉を考えて発言しなければ ⇒ 制限がある。責任、世間体を考える。
私…考えず、ただ楽しみたい。

今しないといけないことは何か考え始めた。
とりあえず、目の前にあるものに手を付けることにした。

まずは目についた本。

分からない漢字に出会った。
それでも読み続けた。けど分からん。
漢字の意味を調べてみた。
意味が分かった。
そうすると、物語の話がもっとよく分かり。楽しくなった。

違う本を読んでみた。

自分みたいな登場人物。
その登場人物は、ただ学校に行くという作業を毎日繰り返していることにつまらなさを感じていた。

私は、その子に共感した。
私も、毎日がつまらないと感じていたから。

しかし、その子はつまらない毎日を面白くするために、いじめを始めた。
その結果、何百万円という賠償金を請求された。
この人物の教訓から、今の行動によって人の未来は決まっていくと学んだ

だから、今から違う行動を始めれば、違う未来になるかも知れないと思い始めた。
今のうちに楽しいことを見つけようと思った。

とりあえず、好きだった計算力をもっとつけようと勉強を始めた。
数学の点数が上がり始めた。
それが嬉しかった。

その反面、国語の点数が下がった。
悔しかった。だから、国語にも力を入れ始めた。
国語も一部分かるようになってきた。

頑張っただけ、力がついていくことに楽しさを感じた。
そういえば、ゲームでもやっただけ力がつくことが楽しかったことを思い出した。

その後も、苦手だった教科も逃げずに取り組むようになった。
嫌いな勉強に対して「まあ、頑張るか」と前向きになっていた。

入試までの日々は本気で勉強に向き合おうと思った。
自分の部屋がゲーム専用の空間になっていたから、ゲームをすべて片づけた。
苦手な教科の参考書を買って、分からないところは、積極的に友達に聞いた。

入試本番。ベストを尽くせた。

入試が終わった今、時々ゲームをしている。が、昔みたいになりたくないと思っている。
暇なときは好きな本を読むようになった。

今の私の強みは、苦手なことも含めて、いろんなことに手をつけてみる。そして、自分のレベルアップを図ること。

あきらめない人でありたい。