欅
中学校の玄関を入って正面に、木の切り株が飾ってあります。
立派な切り株だなあとは思ってはいましたが、それだけでした。
今日のお知らせにも記事をあげましたが、八重尾さんが七夕用の竹を切ってきてくださいました。
その時にこの切り株の話題になり、由来を聞くことができました。
7~8年ほど前、須木中学校の隣にあ神社の大木の枝が落ちて車に被害が出たため、この木を含め何本かの大木を切り倒すことになったそうです。
その時切り倒した欅(けやき)の木の切り株を記念に残したとのことでした。
年輪を数えてみたところ、はっきりと分かるだけでも90年以上は立っているようです。
この欅も約100年前は芽吹いたばかりの幼木だったこと。
そして須木中ができる前からそこに存在し、中学校に通う生徒たちをずっと見つめてきた・・・
不思議なことに、ただの切り株でしかなかったものが、その謂われを知ると何か特別な存在に思えてきます。