お知らせ

 朝夕の冷え込みに、ようやく秋の気配を感じる頃となりました。浦城区・安井区の皆様には、日頃より浦城中学校に対しまして、一方ならぬご支援、ご協力を賜り心より感謝いたしております。

 さて、お伝えするのが遅くなりましたが、皆様ご存じのように浦城中学校は平成二十五年度をもちまして閉校することが決まりました。そして、平成二十六年四月に熊野江中学校と合併し、今の熊野江中学校の地に新しい中学校として開校します。

 そこで、七月から熊野江中学校区と浦城中学校区で「南浦地区中学校開校準備協議会」という組織を立ち上げ、閉校、開校に向けての準備を始めました。学校の閉校、開校という一連の事業は地区民の皆様、卒業生の皆様のご協力なくして成し遂げることはできません。今後このたよりで協議会の進み具合をお知らせしていきますので、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

《 浦城中学校の歴史 》

昭和二十二年 南浦村立熊野江中学校

                    浦尻分校 設立

昭和三十年  延岡市立熊野江中学校

                    浦尻分校 と改称

昭和三十四年 延岡市立熊野江中学校

                    浦城分校 と改称

昭和四十二年 延岡市立浦城中学校として独立

平成二十六年 閉校 新中学校開校

 熊野江中学校の分校として二十年、浦城中学校として四十七年、合計六十七年の歴史に幕を下ろすことになります。

 卒業生の数は、分校時代が四百十名、          

浦城中学校として五〇〇名合計九一〇名

になります。(浦城区四分の三、安井四分の一)

 終戦直後の混乱の中、義務教育はそれまでの国民学校(初等科六年、高等科二年)から新学制の施行により、昭和二二年に新制中学校が設立され、浦城中は浦尻小学校の校舎を借りてスタートしました。分校の第一回卒業生の皆さんは今年で満八十歳になられます。団塊の世代と呼ばれる昭和四十年度の卒業生は三九名、全校生徒は一〇四名となっています。

「南浦地区中学校開校準備協議会」紹介

 

会 長 浦城中校長  牧野 直樹

副会長 浦城区長   藤田 敏廣

  々  熊野江中校長 大村公美恵

各部会(浦城中関係のみ)

○閉校    白井かおり(浦城中教頭)

        草野 正人(安井区長)

        藤田 敏廣

        岩切 秀徳(PTA副会長)

        有満 正志(PTA専門部長)

        岩切 幸久(歴代会長代表)

        稲田 光美(第一回卒業生)

○総務(開校)白井かおり

        日髙美智子(PTA副会長)

        藤田 敏廣

        山部 達重(PTA専門部長)

○事務    児玉 利夫(北浦中事務)

      赤星 志織(浦城中事務)

○教育課程  木野 功(教務主任)

        藤本 洋隆(生徒指導主事)

○PTA   稲田 幸太(PTA会長)     

        磯谷 章臣(PTA専門部長)

        白井かおり

○跡地    藤田 敏廣

        草野 正人

※このほか閉校部会では協力者を募っています。

開校準備協議会だより 第1号



開校準備協議会だより 第2号 2012.12.21
北国では真冬並みの寒波が到来し、一二月としては観測史上最高の積雪を観測している所もあるようです。

 さて、十一月の第3回南浦地区開校準備協議会におきまして、新しい学校の校名が「延岡市立南浦中学校」と全会一致で決定致しました。

「熊野江」、「浦城」という名前を残したいという声もありましたが、どちらも取り入れることは無理ですので、旧南浦村の中学校と言うことでこの校名に決定しました。今後は「延岡市立南浦中学校」ということでよろしくお願い致します。

現在、各部会の中で最も活動している部会は「閉校部会」です。七月の会の立ち上げから数えると、夜間に7回も部会を開いています。浦城中学校の閉校のために、献身的に活動いただいています皆さんには頭の下がる思いです。

先日(十日)の部会では、委員6名で手分けして、浦城中学校の第一回卒業生から第三七回卒業生までの各学年世話役(学年代表)確認、各世話役に届ける書類を数えて袋に入れるという作業をしました。

まだ詳細は決定していませんが、閉校部会で検討している閉校に関する内容は

○ 閉校記念式典

○ 惜別式(お別れ会)

○ 閉校記念碑

○ 閉校記念誌

となりますが、これらの事業を実施するにはどうしてもお金が必要になります。市当局からもいくらか補助金を戴けますが、それだけでは到底賄い切れませんので、寄付を募るということです。

浦城中学校卒業生の皆様には、各学年世話役の方から文書が届けられることと思います。寄付金趣意書に書かれた内容をご理解いただきご協力をよろしくお願い致します。分校の卒業生の皆様には今回文書は配布しませんが、後日各戸に配布致しますので、ご協力をよろしくお願い致します。なお、寄付は一口一〇〇〇円とし、何口でも結構です。

 なお、閉校記念誌につきましては、二〇〇冊作成する予定です。印刷費が一冊二五〇〇円ほどかかりますが、そのうちの一五〇〇円を開校準備協議会が補助し、一〇〇〇円で販売をするという事になりました。数に限りがありますので予約販売になるかと思います。早めに予約をしていただく方が良いかと思います。

また、少しでも経費の足しになるように記念誌には広告を載せる事にしております。(個人、事業所、企業等の名前や宣伝文を載せるかわりに、広告料をいただくことになります。)浦城、安井出身の方はもちろん、お知り合いの方で広告を出して下さる方がいらっしゃいましたらご案内いただければ幸いです。詳細につきましては配布される文書をご覧下さい。

浦城・安井地区のみなさま今年は大変お世話になりました。

 どうぞ良いお年をお迎え下さい。