令和5年度紅葉祭
令和5年度の紅葉祭は、会場を武道館に変更して実施しました。コロナ感染症による制約がなくなったこともありますが、本校体育館が手狭であること。保護者の来場制限を撤廃し、ご家族や地域の方々にも観戦していただいたり、総合的な学習の時間を使って学んでいる「地域伝統芸能」の講師の先生をはじめ、地域の方々にも見ていただきたいという思いが大きなねらいです。初めての取組ですので大変だったと思いますが、無事終えることができました。地域伝統芸能の講師の方々をはじめ、PTAの方々のお力添えに心から感謝いたします。今年の紅葉祭は、「飛翔 ~音に乗せて個性よ羽ばたけ」という素敵なテーマでした。予測困難な社会に羽ばたいていくための勢いを足してくれるのは、生徒のみなさんの笑顔や元気な姿、集団生活の中で培う我慢や勇気等です。地域伝統芸能を披露できるのも4年ぶりとのことです。再開に向けて、実行委員会や生徒会のみなさん、学習部の先生方は特に苦労があったかと思います。そして、困難なことは承知の上で「できることを前提に企画する」という、多くの方々の努力がこの紅葉祭に繋がったことでしょう。人それぞれいろいろな個性があり、意見の違いや思いどおりにならないことがあるのは、学生時代も社会に出ても同じです。今置かれている環境の中で、仲間や周囲の方々とどのように協力して、それぞれの「個性を羽ばたかせる」かは、生きる上でとても大切なことだと思います。3年生にとっては、これが最後の紅葉祭でしたが、「飛翔」というスローガンのように高千穂町の宝であるみなさんがさらに羽ばたいていけるきっかけになったと思います。学校運営協議会委員の皆様、高千穂警察署、高千穂高校、及び地域伝統芸能の講師の方々を来賓として迎え、緊張感のある、心に残る紅葉祭でした。
開会行事の後、英語暗唱弁論が始まりました。代表の5名は先日行われた西臼杵郡英語暗唱弁論大会でも発表していますので、堂々としていました。続く国語弁論では各学年代表3名による発表で、それぞれの主張をしっかりと述べてくれました。
休憩をはさみ、合唱コンクールがスタートしました。2年⇒1年⇒3年の順に素晴らしい歌声が館内に響き渡り、さすが3年生というのが正直な感想です。午後のプログラムでは、地域伝統芸能を披露しました。民謡やなぎなた、棒踊り、三田井神楽とおよそ10時間かけて学習したことを精一杯、披露しました。時折ぎこちない所作もありました。講師の先生方も駆けつけてくださり、心配そうに見守っておられましたが、まずますの出来だったと思います。
最後は、吹奏楽部の演奏でした。3年生のマイクパフォーマンスや曲に合わせての踊り、教員の途中参加もあり、大変盛り上がりました。
合唱コンクールは3年2組が最優秀賞を獲得しました。広々とした武道館での実施により、ゆとりをもって活動できました。観客席も多く、ご来場の方々にも満足いただけたのではないかと思います。今後、事後アンケートをとり、次年度開催に向けての参考にさせていただく予定です。
なお、10月30日(月)から11月1日(水)がフリー参観、同2日(木)が参観日となっております。その期間には、習字や美術作品、地域伝統芸能で製作したの「えりもの」や「しめ縄」等を校内に展示しますので、気軽に足を運んでいただければと思います。
実行委員長の話
「今日は英語暗唱・弁論、国語弁論、合唱、地域伝統芸能、吹奏楽の発表お疲れ様でした。英語暗唱・弁論と国語弁論では代表者の皆さんが堂々とした素晴らしい発表をしてくれました。
合唱では、1年生は初めての合唱でしたが、声がよく出ていて元気をもらえるような合唱でとても良かったです。2年生はトップバッターで緊張したと思いますが、ハーモニーがとてもきれいで一体感のある合唱でした。3年生は強弱などの工夫が見え、歌詞の意味をよく考えて歌っているのが伝わってくる合唱でした。どのクラスもそれぞれの個性がよく出ていて素晴らしかったです。
地域伝統芸能では皆さんが地域の伝統を学びながら、練習してきた成果が存分に発揮されていました。
吹奏楽部の皆さんの演奏はとても迫力があり、見ている人たちが楽しめるような演奏でとても素晴らしかったです。
今回の紅葉祭は地域伝統芸能の発表や武道館での開催で慣れないことも多かったと思いますが、皆さんのおかげで素晴らしい紅葉祭になりました。ありがとうございました。1、2年生は来年の紅葉祭も素晴らしものになるように頑張ってください。3年生は紅葉祭を通してさらに一致団結できたと思うので、入試に向けて皆で頑張っていきましょう。」
〒882-1101
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井939番地6
TEL 0982-72-4121
FAX 0982-72-4122
お願い
本校の体力向上プランでは、学校部活動や社会体育活動の推奨とその整備を推進しています。また、1キロウォーク(自力登校)を実施しています。本校は、校区が広く、バス通学や送迎の割合も高くなってきていますので、特に送迎についても、登下校時の運動量を確保するために、学校手前1キロまでの送迎をお願いしています(体調不良やけが等の場合を除く)。正門前の中学校前通りは、登下校の生徒が密集し、非常に危険です。また、最近、学校のすぐ上の新塚原・高千穂線で、生徒を送迎している姿をよく見かけるようになりました。通勤される方の車も多く、危険ですし、時折渋滞が発生するなど、地域の方々に迷惑になりますので、ご遠慮いただき、1キロウォークへのご理解とご協力をよろしくお願いします。
校長
教室配置 教室配置.pdf
校時程 通常校時程.pdf
校時程 委員会校時程.pdf
〇 荒天時に関するお願い
大雨や台風、大雪その他様々な事象により生徒の身の危険があると判断される場合は、たとえ休校などの措置連絡がなくても、無理に登校させたりすることのないようにお願いいたします。学校との連絡が通じる時間帯に、連絡していただければ柔軟に対応していきますのでご理解ください。まず、お子様の身の安全を確保することを最優先した対応をよろしくお願いいたします。
【地震発生時の登下校マニュアル】
◎ 南海トラフ地震の発生が心配される中、本マニュアルをもとに各学級でどのように行動すればよいのか。各家庭での決まりや約束などを決めておくことなどを確認しました。各家庭におかれましても、万が一の場合にどのようにすればよいのかを話し合ったり、決めたりする機会にしてもらいたいと思っています。なお、本マニュアル(データ)は、マチコミメールで送付いたしますので、ご確認ください。