今日の給食 3/6

〈 麦ごはん 牛乳 豚肉のごまだれ炒め もずくスープ 〉

 

○給食一口メモ

 麦ごはんのお話です。昔、戦争をしていた頃、軍隊を強くしようとして兵士たちに白ご飯をお腹いっぱい食べさせていました。しかし戦う前に病気で亡くなる人がたくさんいたそうです。亡くなった原因は「脚気」という病気でした。脚気という病気は、ビタミンB1が足りなくなる病気です。脚気になると筋肉の力が弱くなり、心臓がはれるなどして、ひどいときは亡くなってしまいます。この病気からみんなを救ったのが、海軍のお医者さんで宮崎県出身の高木兼寛さんです。脚気になるのは栄養のバランスに偏りがあるからだとし、兵士たちにビタミンB1の多い麦をご飯に混ぜて食べさせました。するとみるみるうちによくなり、脚気で亡くなる人はいなくなりました。大切な働きをするビタミンB1たっぷり麦ご飯です。今日も残さず食べましょう。