電子情報科のブログ(~R03)

ジュニアマイスター表彰

 3月1日付の卒業式の話題の中にも登場しましたが、工業高校には「全国工業高等学校長協会主催 ジュニアマイスター顕彰制度」というものがあります。取得した資格の難易度に応じて顕彰委員会が設定するポイントが加算されます。そのポイントに応じて、Gold、Silverの称号をいただけるというものです。
 再掲になりますが、卒業した3年生は1クラスからGoldの称号を9名、Silverの称号を13名、合計22名のマイスターを輩出することができました。
 今回は年度末の終業式にあたり、2年生のジュニアマイスター表彰が行われました。本校の2年生では本科の兒玉くんがGold、安達くんがSilverの称号を授与されました。本来ならばもっと多くのマイスターが排出されるべきところではありますが、本年度はコロナ禍の影響を受け、国家試験も中止が相次ぎ、1年次に先を見越して様々な資格試験を受験していた2人だけが、本校唯一の2年生でのマイスターとなりました。
 資格は取得できるチャンスがあるときに受験する!そういった教訓もこの1年間にはありました。
 この2人に続くべく、また、3年生を追い抜こうとクラス一丸となって資格取得にも励んでいます。
 2年次にマイスター取得は立派なものです。おめでとうございます。

待ってます!

電子情報科を受験された皆さんへ

 中学校卒業おめでとうございます。
 そして、たくさんの選択肢の中から
 宮工、電子情報科を選び、受験してくれて、
 ありがとうございました。<m(_ _)m>

 入学試験では多くの皆さんと出会うことができ、
 できるものならば希望者全員が入学をして欲しいと
 思わせてくれる熱意を感じました。

 本日、高校入試合格発表が行われました。
 いつもと違い、9時の発表には中学生の皆さんが
 本校に集まって、一喜一憂する姿はありませんでしたが、
 中学校に集まって、同じ志を持った仲間と次の一歩を
 確認し合ったことと思います。

 家に帰って、良くも悪くもきちんと保護者に結果を
 伝えられたでしょうか?

 今日の日が迎えられたことは、中学校の先生方はもとより、
 何よりも、保護者の支え無しには迎えられていないことを
 今日、振り返り、ひとことでも結構です、
 「ありがとう」
 と素直に気持ちを伝えてください。
 宮工電情科は、そういうあたりまえのことがあたりまえにできる人
 を選ばせてもらったつもりですし、今後もそのつもりですし、
 そのような人を育てていきたいと思っています。

 今回、希望してくれたにもかかわらず、申し訳ありませんが
 本校・本科への入学が叶わなかった人もいます。

 一人の合格の裏には一人の不合格があります。
 入学が叶った人は、叶わなかった人の分も頑張って
 学ぶべき使命があります。

 入学したら、皆さんの夢を一緒に叶えるべく、
 一緒に学んでいきましょう。

 まずは26日の合格者登校日。元気な登校を待ってます!

全工協 生徒表彰

 この表彰は、工業教育の充実・振興について特に実績が顕著であった個人またはグループを表彰するもので、全国工業高等学校長協会が認定し、表彰しています。
 本年度は各県を代表して、全国で46名の生徒が表彰を受けています。

 本県からは、電子情報科3年生 の 妹尾くん が受賞しました。

 妹尾くんは、
・令和元年度(2年次)に福岡県で開催された第14回若年者ものづくり競技全国大会「ロボットソフト組込み」部門に宮崎県代表として出場。
・令和2年度(3年次)に愛知県で開催された第58回技能五輪全国大会「電子機器組立て」部門に県代表として推薦。しかし、本大会前に愛知県で行われる二次選考大会の出場は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑みて、各方面との協議の末、出場辞退。本来であれば出場が可能な状況にあった。
・そのほか、学業ならびに学校生活において他の模範となる行動をしている。
 という実績が評価されました。


 ものづくりとそれを制御するプログラムを組むなど、IoT時代にふさわしい技術を習得し、さらなるものづくりの力を育むべく、先日本校を卒業し、この春からは大学へ進学をします。

 今後の活躍も期待しています。
 おめでとうございます。
 

卒業おめでとうございます

 本日、電子情報科3年生40名が卒業しました。

 地域の皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、3年間温かく見守っていただき、ありがとうございました。
 平成から令和の時代の変わり目、戦後初の緊急事態宣言、全国一斉休校、制限下での学校生活・・・普通の高校生活ではありませんでしたね。でも、誰もが経験することはなかった高校生活だからこそ、友達と会って話せるうれしさなど、色々と気づいたことも多かったことと思います。その不自由な日々の体験が、今後の糧となり、新しい技術や発想を生み出すきっかけとして、エンジニアである皆さんが世の中を変えてくれることを期待します。

 日頃の勉強だけでなく、学びを形に変えるべく、資格取得にも全力で取り組み、全国工業高等学校長協会主催 ジュニアマイスター顕彰制度 では、1クラスからGoldの称号を9名、Silverの称号を13名、合計22名のマイスターを輩出することができました。大変立派な成果だと思います。今後も、様々な資格にチャレンジし、自分自身を磨いてください。

 これから歩む道も平たんではないかもしれませんが、一大事をみんなで協力して乗り越えてきた皆さんです。きっと、大丈夫。そう信じ、願っています。

 卒業おめでとうございます。
 

進路体験発表会開催

 本年度はコロナ禍の中で年度が始まり、そのまま年度が終わりつつあります。
そのようなコロナ禍の中で進路を実現させてきた3年生から、2年生へのアドバイスとして、学科進路体験発表会を実施しました。
 3年生は「伝えたいことが山ほどあります!」と、経験者だからこそ話せることを丁寧に話してくれました。初めてのオンライン面接で緊張した!同じ苦労はさせたくない!もう今の時期には進路を先を決めていないと4月では遅い!進路を実現するのはそんなに甘いものではない!と、思い思いに語ってくれました。
 3年生の頑張り、各社の積極的採用、生徒保護者、関係者のご尽力で、おかげさまで学科生徒40名全員が、就職・進学を決めて3月1日の卒業式を迎えることができます。

 さぁ、2年生は3年生の思いを受け、早速スタートを切らなければなりませんね。
宮工電情は、将来の仕事や夢を叶えるために頑張る人をこれからも応援します。

会議・研修 校内課題研究発表会の動画

 2月1日に行われた校内課題研究発表会での電子情報科の発表動画です。
 発表内容は、リアルタイム開発プラットフォーム「Unity」によるゲーム制作で、動画前半は、「Unity」とマイコンボード「Arduino」を使ったリズムゲームについての発表、動画後半は、タワーデフェンスゲームについての発表です。
 

学科内課題研究テーマについて2

 つづきです。

7班 Unityによる3Dゲームの制作

 BlenderやUnityを使用して武器や魔法などで敵を倒していく3Dゲーム
 3D化って結構大変なのですが、簡単に作ってしまうあたりが、スゴイ。

8班 Unityを使用した「2Dタワーディフェンスゲーム」の制作
 わかりやすく簡単で、だれにでも楽しんでもらえるようなゲーム
 独特なオリジナルキャラクターがいつの間にか可愛く感じるかも?!

9班 Unityを用いた2Dアクションゲームの製作
 Unityを使用した2Dの横スクロールアクションゲーム。
 キャラクターをドット絵で作っていくなど、手作り感のある作品



10班 PENGUIN UP HILL
 ペンギンが坂を上っていき登り切った時点でのポイントを競うゲーム
 当たり前ですが、キャラクターデザインも生徒が描いています♪


11班 卒業DVDとホームページ制作
 電子情報科の3年間の行事やイベントなどの写真をホームページと動画に
 卒業アルバムも、電情ではDVD2枚組になるぐらい様々な思い出を詰め込みます。
 もちろん、この課題研究の発表会も収録。卒業間際まで編集作業が続きます!


 班員で協力し合い、企画・製作・発表まで、1年間チームで取り組む課題研究。
企業と同じく、期日までに作品を納品しなければ成績となりません。かといって、完全コピー品や創意工夫のない簡単な作品も、それはオリジナルの作品ではありません。3年間の学びの集大成が、課題研究となります。今年も無事に納品完了!

学科内課題研究テーマについて1

 学科内の課題研究発表会は、1月の休校措置により、製作の面でも、発表の面でも、時間が不足し、集合型で後輩に紹介できませんでした。そこで、本学科では各班が適時発表をビデオに撮影して、継承していく形となりました。今回はその中から各班の内容を簡単に紹介します〔前半戦〕。
 
1班 バスケットボール型アーケードゲームの
製作
 R8マイコンを使用してシュートを入れると点数が入るゲーム。
 ゲームセンターでも見かけたことありますよね?

2班 
センサーや7セグメントLEDを使った対戦型シュートゲーム
 センサーやArduinoを使用した対戦型のシュートゲーム。
 うまくゴールを決められるかな?!

3班 ウォーキングバイクの製作
 
Arduinoを使用して、海外にあるウォーキングバイクを再現したもの。
 体
験型のゲームです。



4班 スナイパーゲーム Ver2.0
 R8マイコンを使用し各種モーターを制御して的を狙うスナイパーゲーム
 うまく的を仕留められるかな?!

5班 デコピンマシンの製作
 的をデコピンして進んだ距離を測定し、その得点を表示させるもの。
 最強のデコピン師は誰?!

6班 UnityとArduinoによるアーケードリズムゲームの製作
 Arduino
Leonardを使い、ボタン操作を実現。
 音楽に合わせて流れてくるノーツのタイミングに合わせてボタンを押す!
 これも、ゲームセンターではおなじみのコンテンツですね!



アレを作りたい!アレってどうなっているんだろう?
そんな興味が形になります。
市販されているモノの真似であっても、作ってみて初めて分かる、本物の製品のスゴさ!
それを知ることも大切な勉強です。

校内課題研究発表会

 今日は、校内課題研究発表会が行われました。

 電子情報科からの代表として、
「UnityとArduinoによるアーケードリズムゲームの製作」

「Unityによる『タワーディフェンス型ゲーム』の製作」
の2テーマを全体発表で紹介しました。
作品の詳細は、後日お知らせします。

 本来であれば、1,2年生が体育館に集まり、3年生の各科代表発表を拝聴するのですが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、1,2年生は教室で体育館のネット中継画面を見聞きする形になりました。臨場感は減り、発表側も聞く側もお互いにもの悲しさの残る発表会にはなりますが、コロナ禍において、また、コロナ後の世の中では、このような形が一般的になる時代になるかもしれません。
 このような最善の形をとって、前向きに実施する事の大切さも知ってもらえたと思います。
 ネット中継は、数々の情報機器が必要であり、その業務を電子情報科職員やシステム担当職員を中心に行いました。1月に教室にプロジェクタが設置され、初めての中継が今回であったこともあり、予期せぬトラブルは色々とありましたが、何とか無事に会を終えることができました。このようなネットをつかった中継技術や配信なども、電子情報科では学んでもらいたいなぁと考えています。
 学科を代表して発表してくれた皆さん。ありがとうございました。

令和2年度の進路について2【県外就職・進学】

つづきです。

【関東】
 アイエックス・ナレッジ㈱
 サクシード㈱
 トッパン・フォームズ・オペレーション㈱
【九州】
 九州電力㈱
【近畿】
 ダイハツ工業㈱
【九州】
 ニシム電子工業㈱
 ㈱日立ビルシステム

【進学】
 宮崎大学
 九州保健福祉大学
 日本文理大学
 福岡工業大学
 金沢工業大学
 愛知工業大学
 神奈川工科大学
 九州職業能力開発大学校
 大原簿記公務員専門学校宮崎校 2名
 宮崎マルチメディア専門学校
 ASOポップカルチャー専門学校
 九州ビジュアルアーツ
 日本工学院八王子専門学校

 就職はもちろんですが、進学することも可能です。
 ただし、卒業後の進学先で普通科高校の皆さんと対等に学ぶには、高校時代に専門+「普通科目」の学習が必要です。
 そのために、2年次からは進学希望者向け選択科目があり、また進路指導部では、進学朝課外を実施して、進学の希望に応えています。
 進学を目指す人は、自分で目標を掲げ、計画的に学び、探究心にあふれ、セルフマネジメントができる人でなければ、お金をかけてまで同級生より多くを学ぶ意味がありません。

 本校卒業後に
さらに進学して未知を深く究め、知識を身につけるか。
はやく就職して第一線で活躍し、技術を身につけるか。
どちらも立派な進路です。
その選択をする場所が、宮崎工業高校電子情報科です。
ものづくりをしながら、一緒に将来を考えましょう。