2021年3月の記事一覧

最後の一日。

 生徒の皆さんは、宮崎工業高校を卒業して、仕事へ就く人も多いことと思います。18歳で就職し、65歳(今後標準となる定年)まで48年間を務めた「最後の日」ってどのような感じになるだろう?って想像できますか?
 これから社会人となる夢多き皆さんには果てしない先の事すぎて、そもそも難しい質問ですよね。
 そのような想像の付かない時間を過ごし、最後の一日を迎えた先生方も、この3月にはたくさんいらっしゃいました。その一人が校長先生でした。
 昭和59年から平成・令和と時代を跨ぎご勤務され、37年間の教員生活を初任地:宮崎工業高校で終えられました。
 最後の一日の最後は、先生方で新たな一歩を歩まれる校長先生を送り出しました。

37年間。おつかれさまでした。

 生徒の皆さんも、長く、楽しく、最後まで勤められる仕事(天職)に出会えるといいですね。がんばっていきましょうね。

離任式が行われました

 30日(火)。今日は離任式が行われました。

 体育館では、本校を離れられる先生方の紹介と、それぞれの先生方からの一言があり、永遠ではないとわかっていても、別れの悲しさが残る一日となりました。
 本校では定時制を含めて全職員の3割近くである28名の先生方が離任されました。

 電子情報科からは新規採用から3年目の先生、おひとりが転出されることになりました。何事にも前向きで、明るい性格の先生でしたので、学科としてもさみしいものです。

 本校を離れられる先生方、宮工ならびに、電子情報科を温かく見守っていただき、ありがとうございました。
 次の場所でのご活躍を祈念いたします。

ジュニアマイスター表彰

 3月1日付の卒業式の話題の中にも登場しましたが、工業高校には「全国工業高等学校長協会主催 ジュニアマイスター顕彰制度」というものがあります。取得した資格の難易度に応じて顕彰委員会が設定するポイントが加算されます。そのポイントに応じて、Gold、Silverの称号をいただけるというものです。
 再掲になりますが、卒業した3年生は1クラスからGoldの称号を9名、Silverの称号を13名、合計22名のマイスターを輩出することができました。
 今回は年度末の終業式にあたり、2年生のジュニアマイスター表彰が行われました。本校の2年生では本科の兒玉くんがGold、安達くんがSilverの称号を授与されました。本来ならばもっと多くのマイスターが排出されるべきところではありますが、本年度はコロナ禍の影響を受け、国家試験も中止が相次ぎ、1年次に先を見越して様々な資格試験を受験していた2人だけが、本校唯一の2年生でのマイスターとなりました。
 資格は取得できるチャンスがあるときに受験する!そういった教訓もこの1年間にはありました。
 この2人に続くべく、また、3年生を追い抜こうとクラス一丸となって資格取得にも励んでいます。
 2年次にマイスター取得は立派なものです。おめでとうございます。

待ってます!

電子情報科を受験された皆さんへ

 中学校卒業おめでとうございます。
 そして、たくさんの選択肢の中から
 宮工、電子情報科を選び、受験してくれて、
 ありがとうございました。<m(_ _)m>

 入学試験では多くの皆さんと出会うことができ、
 できるものならば希望者全員が入学をして欲しいと
 思わせてくれる熱意を感じました。

 本日、高校入試合格発表が行われました。
 いつもと違い、9時の発表には中学生の皆さんが
 本校に集まって、一喜一憂する姿はありませんでしたが、
 中学校に集まって、同じ志を持った仲間と次の一歩を
 確認し合ったことと思います。

 家に帰って、良くも悪くもきちんと保護者に結果を
 伝えられたでしょうか?

 今日の日が迎えられたことは、中学校の先生方はもとより、
 何よりも、保護者の支え無しには迎えられていないことを
 今日、振り返り、ひとことでも結構です、
 「ありがとう」
 と素直に気持ちを伝えてください。
 宮工電情科は、そういうあたりまえのことがあたりまえにできる人
 を選ばせてもらったつもりですし、今後もそのつもりですし、
 そのような人を育てていきたいと思っています。

 今回、希望してくれたにもかかわらず、申し訳ありませんが
 本校・本科への入学が叶わなかった人もいます。

 一人の合格の裏には一人の不合格があります。
 入学が叶った人は、叶わなかった人の分も頑張って
 学ぶべき使命があります。

 入学したら、皆さんの夢を一緒に叶えるべく、
 一緒に学んでいきましょう。

 まずは26日の合格者登校日。元気な登校を待ってます!