環境工学科のブログ

7月31日(木)に「小型車両系建設機械（整地・運搬・積込み用及び掘削用）」の運転技能講習に向けた実技試験が本校で行われ、生徒たちが真剣な表情で操作に取り組む姿が見られました。

生徒は、バックホウ（油圧ショベル）を操作しての掘削作業や、整地・積込みといった基本操作を、一つ一つ確認しながら実施しました。実習を通して、安全確認の重要性や機械操作の基本を体得することができました。

卒業後、現場で即戦力となる技術を身につけるため、引き続き実践的な学習に取り組んでいきます。

7月29日（火）、本校にてオープンキャンパスを開催しました。

当日は多くの中学生や保護者の皆様にご来校いただき、学科紹介や施設見学、実習のデモンストレーションなどを通して、本学科での学びの一端を体感していただきました。

施設見学では、水理実験室の設備をご紹介し、水の流れや水圧に関する学習の場を実際にご覧いただきました。
また、コンクリートの圧縮試験のデモンストレーションでは、コンクリートが破壊される瞬間の迫力に、参加者から驚きの声が上がっていました。

さらに、レンガを使ったアーチ橋づくりにも挑戦していただきました。レンガを一つひとつ積み上げながらアーチ構造の仕組みを体感することで、土木技術の奥深さと面白さを実感していただけたようです。

そして今回は特別に、体育館にてドローン飛行の体験も行いました。在校生の保護者の方のご厚意により実施されたもので、最新の技術に触れる貴重な機会となりました。参加者の皆さんは、実際に操縦を体験したり、飛行の様子を間近で見たりしながら、空からの測量や点検といった土木分野でのドローン活用にも関心を寄せている様子でした。

当日は、在校生も案内や実習補助を担当し、学校生活の様子や学びの魅力を直接お伝えしました。農業高校ならではの実践的な土木教育と、自然に囲まれた学びの環境に、関心を深めていただけたのではないかと思います。

ご参加いただいた皆様、そしてご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回の体験が、将来の進路を考えるきっかけとなれば幸いです。

7月23日（水）、本校にて環境工学科１年生を対象に「測量技術指導」を実施しました。今回は、県内の測量業者の皆様にご協力いただき、校内の果樹園を対象に実践的な測量実習を行いました。

実習では、縦横断測量にて地形を測定し、その結果をもとに図面の作成（製図）までを体験しました。生徒たちは、第一線で活躍されている技術者の方々から直接ご指導いただく中で、測量の正確さや重要性、そして仕事の魅力を実感していました。

今回の貴重な学びの機会を通して、生徒たちはより一層、専門的な知識や技術への関心を深めることができました。ご協力いただいた測量業者の皆様に、心より御礼申し上げます。