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天敵を利用した環境に優しい農業への取り組み(科目:総合実習2年)

生産流通科2年生(10名)で、露地圃場で栽培しているナスの周りにソルゴーを定植しました。ソルゴーは草丈が2mを超えるため、防風としての役割があります。また、バンカープランツ(農作物に発生する害虫の天敵を呼び寄せる場所)として、農産物に発生する害虫の密度を減らす役割もあります。今回は、ソルゴーにつく害虫(アブラムシ類など)を食べる天敵(テントウムシなど)が、ナスに発生する害虫(アザミウマなど)を捕食することで、農薬の使用回数の削減を目指しています。写真は定植したソルゴーとその様子です。