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2023年5月の記事一覧

トマトの販売実習(科目:総合実習)

生産流通科では、農産物が生産され、私たちの家庭に届くまでのしくみを実際の生産、流通・販売を通して学習しています。今回は、野菜流通班で生産された中玉トマトを1袋250円(300g入り)で販売しました。

 

天敵を利用した環境に優しい農業への取り組み(科目:総合実習2年)

生産流通科2年生(10名)で、露地圃場で栽培しているナスの周りにソルゴーを定植しました。ソルゴーは草丈が2mを超えるため、防風としての役割があります。また、バンカープランツ(農作物に発生する害虫の天敵を呼び寄せる場所)として、農産物に発生する害虫の密度を減らす役割もあります。今回は、ソルゴーにつく害虫(アブラムシ類など)を食べる天敵(テントウムシなど)が、ナスに発生する害虫(アザミウマなど)を捕食することで、農薬の使用回数の削減を目指しています。写真は定植したソルゴーとその様子です。

土壌の特性を知るための簡易試験(科目:栽培と環境)

生産流通科2年生では、本校農場で使用している土壌の特性を知るための簡易試験を行いしました。試験では、ペットボトルや3種類の土壌(田土、山土、樹皮)、キッチンペーパーなどを使用しました。試験により、それぞれの土壌の保水性(水を保つことが出来る性質)や、通気性(空気を保つことが出来る性質)などを知ることができました。写真は試験に使用した資材や試験の様子です。

 

トマトの生育調査(野菜流通班)

野菜流通班(生産流通科3年10名)では、トマトのプロジェクト学習に取り組んでいます。株間(株と株の距離)と施肥量(肥料の散布量)の違いが、生育や収量に与える影響を知るために、株間と施肥量の異なる3つの試験区を設定しています。写真は調査の様子と現在の農場の様子です。