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学校 知的財産権講座

 今日は本校にて、一部のクラスだけではありますが、『知的財産権』についての講座を開催して頂きました。
 講師は「ソシデア知的財産事務所 代表弁理士 小木智彦 様」で、宮崎はもとより国内外での知的財産に関する業務を行われています。

 

 お話しの中で、世の中の発明品は元々の用途以外にも、違う側面の問題をあらわにしたり、解決したりして世界を変えることがあるということを教えていただき、生徒たちも「なるほど…」と納得するような顔で話を聞いていました。

 

 途中で「延岡から北海道に行く行き方を考える」という問題が出され、指折り数えながら生徒たちが一生懸命にその方法を考えています。

 

 いくつかその方法が答えられましたが、小木先生からは「交通手段」ばかりの答えに偏っているよね、との指摘。考えてみれば、確かに出てきた答えは「車・船・飛行機・歩き」などの交通手段ばかりで、一つの種類の答えばかりが出てきていました。
 ここで小木先生が見せてくれた答えは、画面いっぱいに…!


 固定概念に囚われず、自由な発想をすることが、モノを作ったり技術を開発するのにとても大切なのだと、工業高校生として大切なことを教わりました。

 また、延岡の偉人でもある旭化成の創始者「野口 遵(のぐち したがう)」翁のお話しも聞き、そんな人が延岡に居たんだという驚きも見て取れました。


 「特許・知的財産」という言葉は知っていても、どういう考え方や発想があると良いのかを知ることが出来た良い時間になりました。
 この講座を機に、自由な発想で社会に貢献できる人財になれるよう頑張って欲しいですね。