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学校 フェイスシールド贈呈式


 本校の機械技術部の生徒が、県立延岡しろやま支援学校、及び都城市のさくら聴覚支援学校の聴覚障害のある児童・職員に顔全体を覆う透明なフェイスシールドを贈呈しました。

 聴覚障害者は、相手の手話と同時に口の動きを見て話を理解するため、教師や友達がマスクを着けると、表情や口の動きが見えずに困っていました。そこで、本校1~3年の機械技術部員7人が社会貢献しようと制作しました。

 制作には3Dプリンターを使い、帽子のつばのような樹脂素材の枠を作り、透明板を差し込める構造となっています。また、装着のためのヒモの太さや、額に当たる部分にスポンジを付けるなど、使う人のことを考えてこだわりました。





 6月2日には、しろやま支援学校にて贈呈式を行いました。




【生徒感想】
・使い回しをしないように、本体に名前を刻みました。そのため、1個ごとにプログラムが必要なところが苦労しました。
・授業の合間や休み時間を使って様子を見に行き、失敗していた際はやり直すなど苦労があったが、出来上がったときは嬉しかった。
・使う人のことを考えて物を作るという、ものづくりで大切なことを学ぶことが出来ました。