日誌

令和4年を振り返る

令和4年も残すところあと僅かとなりました。令和4年の日向工業高校を振り返ってみたいと思います。

令和4年も新型コロナウイルスが依然として猛威を振るい、4月当初から医療緊急警報が発令され、8月には医療非常事態宣言が発令。8月21日には、なんとか医療非常事態宣言が解除され、体育大会、インターンシップ、はまぐり祭とも昨年に引き続き完全実施することができました。はまぐり祭では、同窓会による地鶏の炭火焼きや多くのキッチンカーが出店し、例年にも増して賑わいを見せたはまぐり祭でした。PTAの皆様には大変お世話になりました。

ものづくりコンテストでは日工魂をいかんなく発揮。6月開催の県大会では、旋盤作業部門で中里光一さんが3位。溶接部門で団体1位、個人で児玉海晴さんが1位、横井昂生さんが2位、川口将吾さんが3位で上位独占。電気工事部門でも甲斐匠さんが3位。そして、木材加工部門で山口陸空さんが1位、鈴木航輝さんが2位に入賞しました。なお、溶接部門と木材加工部門は九州大会に出場し、溶接部門においては団体で優勝、個人の部で児玉海晴さん3位に入賞するという快挙を達成しました。

令和4年は運動部の活躍にも目を見張るものがありました。夏に行われたインターハイでは、ソフトボール部が堂々の3位入賞を果たしました。そして、全国選抜大会予選でも2年連続で出場権を獲得する活躍がありました。また、林裕輝さんが水泳競技400m自由形で九州新人大会に出場したり、ラグビー部が1年生大会で準優勝、バドミントン部が新人大会で3位入賞、バスケットボール部と野球部が県大会でベスト16に入るなど、運動部全体の活躍が目立った年でもありました。

11月には、県工業技術発表会が開催され、本校代表として建築課3年生が「まちづくりの提案」と題して、地域が活性化するよう課題を見つけ建築の視点でまちづくりの提案を発表しました。見事に3位入賞を果たし、日頃の授業の成果を発揮することができました。

県高等学校総合文化祭では、写真部門で県高文祭で金賞・銀賞獲得しました。金賞を獲得したのは、児玉和響さんの「グラビティ」、銀賞は谷岡翔さんの「愛のカタチ」。2名は、12月に佐賀県で開催された九州高等学校総合文化祭に出場しました。

就職・進学面においては、コロナ流行から3年が経ちますが、企業からの求人は前年よりも増加し、1400社を超える求人がありました。また、進学においては国公立合格者2名を含む37名の進学(専門学校含む)が決定しています。

他にも全国工業高等学校長協会が運営するジュニアマイスター顕彰制度による表彰なども予定されております。また、マイコンカーラリー大会で活躍するなど、まだまだ日向工業の活躍から目が離せません。令和5年も日向工業高校生のますますの活躍を期待しながら令和4年を終えたいと思います。

関係者の皆様には、日頃より日向工業高等学校の教育活動にご協力いただき、心より感謝を申し上げます。日向工業高等学校を1年間見守っていただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。