放課後ライブラリーカフェ”哲学対話”を行いました。
10月17日(金)の放課後、初の「哲学対話」を行いました。
興味のある人(生徒・職員等)10名が集い、「聴き合う場」を作りました。
日常のなかの「わたし」のとなりに転がる小さなモヤモヤを掬い上げて、そのことについて考えていること、感じたこと、発見したことを言葉にし、互いに聴き合う場が哲学対話。
ルールは…
*じぶんのことばで語る
*最後まで聴く(聞く)
*「人それぞれだよね」であきらめないこと
*聴く(聞く)だけでもOK
以上のルールと、さらにこの対話の時間は、学校生活という日常から自分を解放し、「ひとりの私」としてこの場にたたずむことを共有しました。
そのうえで、一人ひとりこのときのためにつけたニックネームと今気になっているモヤモヤについて紹介し合い、その中から今回のテーマを決め、対話を始めていきました。
静かな、それでいてそれぞれの思考がグルグル周りはじめるなか、誰かがポツリポツリと言葉を置いていく、その言葉一つひとつに耳を傾け受け取る、話し終えてしばしの沈黙が流れる…そうしてまた、誰かが言葉を紡ぐ。対話は、こんな感じで広がっていきました。
哲学対話の忘れてならないルールの中に、「時間がきたらパッと終わる」があります。
今回も、パッと終了。参加者一人ひとりが何かしらのモヤモヤを抱えながら帰ったことでしょう。その小さなタネのようなモヤモヤをまたどこかの瞬間に思い出し、自分なりに考え続けるのもまた、哲学対話の贈り物。
次回も11月のどこかの金曜日に対話の時間を開きたいと思います。