令和7年10月4日(土)本校2階 尚志館にて講師にインクルーシブ・ラボ 代表 坂本麻季子氏をお招きして「我が子に伝えたい性のはなし」を演目に講演していただきました。
日南市生まれ新富町在住の元小学校の先生で3人のお子さんのお母さま。2022年に退職し、性教育を専門とするインクルーシブ・ラボを設立し学校を中心に包括的な性教育を伝えていらっしゃいます。
包括的性教育とは
①人間関係 ②価値・権利・文化・セクシャリティ ③ジェンダーの理解 ④暴力と安全確保
⑤健康と幸福のためのスキル ⑥人間の身体と発達 ⑦セクシャリティと性的行動
⑧性と生殖に関する健康
このことを知ることで、身体の発達だけでなく、人権感覚をしっかり身に着け、様々の選択肢を知ることができる。たくさんの選択肢の中から自分が望む未来をつくるための技術と知識が詰まっている。未来は途中で変更してもいい。人権教育にもなるし、性に関して自分を守る防災教育につながっている。これらは知識のお守りとして将来役に立つとお聞きしました。
その他にも3.包括的性教育の伝え方、4.性とメディア、5.法律の話、6.何でも話せる親子関係についてもお話していただきました。
いろいろなデータ(宮崎の人工中絶率、思春期と性ホルモンの関係など)や例(我が子に恋人ができた時などの声掛けなど)を交えながらとても参考になるお話をお聞きしました。
また、「わが子にいつ伝えるか?」という点では、今日、是非伝えて欲しいと先生はおっしゃっていました。
この度は多くの方に本講座へご参加いただきありがとうございました。
坂本先生のお話では性教育に関するいろんな方法や知識を分かりやすく教えていただき、大変充実した時間を過ごせました。その後の家庭教育で活かしていただけたら大変うれしく思います。
また、多くのご感想をお寄せいただきありがとうございました。
最後になりましたが、本講座にご協力いただきました坂本麻季子先生に心より感謝申し上げます。益々のご活躍を祈念いたします。子どもたちにも是非ご講義いただきたいです。