タイはバンコクにあるカセサート大学附属高等学校と国際交流を行いました。
今回は、宮崎北高校から2年生7名が派遣されました。
期間は8月16日~25日の10日間です。
カセサート大学附属高等学校は、小学校も併設する中等教育学校です。
宮崎北高校とは姉妹校提携を結んでいます。
歓迎会では、美しいタイダンスでの歓迎を受けました。
まずはタイの文化を学ぶ体験授業を紹介します。
こちらは白猿ハヌマーンのイラストを描く美術の授業。
ハヌマーンはタイでは非常に人気のある神様です。
タイの民族衣装を身にまとい、タイダンスの授業も受けました。
宝石やアクセサリーを沢山身に着けています。
ズボンは…実はこれ、1枚の布を特殊な巻きつけ方をして履いています。
タイの伝統的な打楽器ラナートを弾きました。タイの木琴ですね。
タイ料理。辛いです!でもおいしい!クセになる!
調理実習では、パッタイを作りました。
パッタイの歴史は意外に浅く第二次大戦中に考案されたものです。
そう、調理法だけでなくパッタイの歴史も学んだのです。
次に、授業の様子も紹介します!
英語の授業です。
5時間参加しましたが、どの時間にもアクティブに活動する時間が設けられていました。
こちらの多くの高校生や先生達とは、基本的に英語でコミュニケーションが取れます。
こちらは、日本語を専攻している高校生のクラス。日本文化、タイ文化を紹介しあう授業です。
日本語クラスの生徒さんたちは、タイ語、英語、日本語の3か国語を操るのですね…。す…すごい!
化学の授業では、樟脳やメントールが配合された軟膏を作る授業を行いました!
理科の授業で、実際に肌に塗る薬を作る…日本ではあまり見ませんね。
カセサート大学には農学部もあり、附属高校でも農学の授業を重視しています。
水耕栽培の植え付けも体験しました。
さらに、交流期間中には高校で「サイエンスフェア」が開催されており、大きな会場に
プログラミング、AI、自然環境、宇宙、化学、生物学…etc
あらゆる学問の最先端研究を紹介するブースが設けられていました。
ブースを運営しているのは、この学校のPTAの皆さんだそう。
保護者には研究者や大学教授、理科の先生が多いそうです。
タイ地理情報・宇宙技術開発機関(GISTDA)の研究者の方もいらっしゃいました。
(これは宇宙好きの引率教諭が興奮していました。)
歴史や文化を学ぶため、バンコクの寺院もめぐりました!
エメラルド色が美しいワット・パクナムの仏舎利奉安塔(左)と、
ワット・ポーにある全長50mの巨大涅槃像(右)
他にも、1日をかけて多くの寺院を参拝しました。
スワンナプーム国際空港でのお別れ。ホストファミリーの方と最後の記念撮影でした。
さて、10日間の交流ではかなり英語漬けの日々を過ごしました。
また、ここでは紹介しきれないほど多くの授業や大学見学もあり、タイ王国の魅力に触れました。
次は、12月にタイの高校生が宮崎北高校に来校します!
日本を楽しんでほしいですね♪