健康教育


   
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月8日(水)、産婦人科医師の下村直也先生に来校していただいて、3・4年次生を対象にした「健康教育(性教育)」が実施されました。

 思春期から青年期の若者が直面する「性」に関する様々な課題に、正しい情報をもとに正しく対応できるようになって欲しいという視点と、いのちの大切さや人間尊重の精神を身につけて欲しいという視点で今回の企画が実施されました。

 下村先生が冒頭に、生徒に理解して欲しいと提起されたのが、「男女は対等な関係で、相互に尊重し合う関係である」ということでした。

 そのことを踏まえて、「妊娠のメカニズム」、「性感染症」、「正しい避妊」といった多岐にわたる内容を、わかりやすいスライドを示しながらお話をしていただきました。

 インターネットを開くと、「性」に関する情報をいくらでも見ることができます。しかし、それはすべて正しい知見に基づいているものなのでしょうか。

 「男女が互いに理解し尊重すること」と「科学に基づく正しい情報によって理解すること」が、豊かな人間関係や人生を築く上で大切であることに気づかされた時間でした。