学校日誌
ヒラメ放流実習
1年間育てたヒラメを自分たちで放流し、水産資源の増殖に貢献します。
普段育てている水槽からヒラメを取り上げ、タンクに入れます。
ヒラメにストレスを与えないように、丁寧かつ迅速な作業が求められます。
タンクを船に載せ、シーガイア沖で放流を行いました。
海風が吹き荒れて非常に寒い中、生徒たちは次々とヒラメを海に放流していきました。
中には、別れを惜しんでヒラメに声を掛ける生徒も。
放流されたヒラメも元気に泳いでいきました。
今回放流したヒラメは延べ540尾。
宮崎の海で大きく育っていくことを願っています。
2B長期乗船実習(2月13日)
紹介します。
2月10日
今日は海の安全記念日です。
揚げ縄開始を前に、総員でえひめ丸沈没事故の慰霊と安全祈願をします。
凪続きのボーナスタイムは昨日終了し、いつもの荒れた海になりました。
波しぶきを浴びながら一同元気に操業実習中です。
2月11日
昨日から実習生にスナップ外しを許可しました。
数名が挑戦し、実習生1名がスパッと3連続で成功しMVP確定。
漁師のDNAを感じさせる活躍でしたが本人は商船乗り志望です。
今日も総員元気に操業中です。
2月12日
初縄以来、大きな天候の崩れに巻き込まれず操業を続けられています。
ジョンストン島の西方にある寒冷前線が到達するまでは保ちそうです。
実習生は操業だけでなく、機関部の課題になっている各種配管図の
作図にも取り組んでいます。
2月13日
昨夜は風が13m/sまで吹き上がりました。天候が一進一退しています。
他県実習船が操業を終え続々ホノルルに向かい始めている中、本船は
ここからが正念場です。
実習生は機関部当直で学ぶ実機のメンテナンス作業も楽しい様子です。
夜間の揚げ縄作業の様子。
揚がってきたマグロの体長測定は実習生の仕事です。
海の安全記念日。総員でえひめ丸沈没事故の慰霊と安全祈願をします。
進路体験発表
3次試験までありましたが、希望する企業から内定をいただいた森君。部活動を3年間続け、様々な学校行事に積極的に参加するようアドバイスしていました。
水産大学校に進学する俵君。アドバイスの中にもありますが、俵君自身も3年間皆勤で頑張り通しました。
先輩からの生のアドバイスを受け、1・2年生の進路に対する興味、関心が高まったのではないでしょうか。
2B 長期乗船実習(2月9日)
進洋丸船長より乗船実習の様子や、指導教官より写真が送られてきましたので
紹介します。
2月8日
ハワイ諸島南側EEZ(排他的経済水域・沿岸から200カイリの範囲内)
に近い水域まで北上しました。
南十字星とケンタウルスが水平線上にやっと出ている緯度帯です。
これから本船南方に実習船が集まりますので、日本船同士仲良く
協力して操業実習に取り組みます。
実習生は適水でリフレッシュし、元気に過ごしています。
2月9日
適水開け、トンボ(ビンチョウマグロ)は見つかりませんでした。
気を持ち直してメバチを追います。
実習生は操業ルーティンを一巡させて実習生にも気分的な余裕が出てきました。
希望者限定でのスナップ外し(枝縄はずし)が話題になり始める時期です。
凪の海況に油断せず、安全第一で取り組んで行きます。
教室で勉強中!!!
メインエンジン(主機)を始動前点検および始動準備中です。
メインエンジンを始動後、機関長とともに始動に関して再確認しています。
操業回数も10回をすぎ操業実習も折り返しとなりました。みんな頑張れ!
2月9日の正午位置です。この付近で操業実習をおこなっています。
海の安全記念日
平成13年2月10日に起きた宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」沈没事故では、
私たちと同じ志を持つ実習生の仲間を失いました。
この辛く痛ましい事故を風化させないため毎年2月10日を「海の安全記念日」とし
犠牲者への哀悼の意を表すとともに、2度とこうした事故が繰り返されないように
本校では朝の読書の時間を活用し、全校生徒で海の安全祈念日行事を行いました。
資料①
資料②
放送係の生徒が読んでくれました。
最後に1分間の黙祷を捧げ、海の安全を祈りました。
バドミントンIBSカップ
第7回IBSカップが行われました。
当校のバドミントン部は第6リーグに出場し、リーグ優勝を果たしました!
チームワークと日頃の練習の成果が良い結果に繋がったのだと思います。
これからも来年度の総体に向けて日々の練習を頑張っていきたいと思います!
2B 長期乗船実習(2月7日)
進洋丸船長より乗船実習の様子や指導教官より写真が送られてきましたので
紹介します。
2月6日
時折激しいスコールが通り抜けるたび、実習生はカッパを着たり
脱いだりしながら揚げ縄作業をしています。
作業、当直ともオフの時間には国際交流でプレゼントする和柄
トートバッグ作りも進めています。裁縫男子が活躍しています。
シャチの気配をそこに感じながら今日も元気に操業中です。
2月7日
西から緩い高気圧が被さり風向安定しています。
北緯20°付近は良い海況が少ないため、この機会に適水(漁場移動)
北上して食品系へのトンボを探し移動します。
ジョンストン島の西側に回る日程を取れませんので、
実習船の過去,実績ない水域で再度頑張っていきたいと思います。
今日は後半戦を前に、実習生は久しぶりの骨休めです。
縄を揚げ始める前に乗組員さんと一緒にラジオ体操です。
釣り上がったメバチマグロの魚体測定中です。
釣り上がったメバチマグロと一緒にパチリ!生徒たちみんな元気そうです。
宮崎県産業教育振興会 生徒表彰式
平成30年2月1日(木)に、県庁4号館 教育委員会室にて、生徒表彰式が行われました。
本校は全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会で優秀賞を受賞した、3Cの黒木君、宮元君、溝口君の3人が宮崎県産業教育振興会 小池光一会長より、賞状と盾をいただきました。
表彰式後は、四本教育長との座談会で、研究で苦労した点や卒業後の進路等について聞かれました。
他校の取り組みや実績も聞くことができ、今後も専門高校の特色を生かし、宮崎のために貢献できるように頑張りたいと強く思いました。
2B 長期乗船実習(2月5日)
2月3日
投縄は寒冷前線に捉まり、大雨暴風になりました。
揚縄開始前に穏やかな天候が戻ることを期待しています。
実習生は日替わり班別のシフト体制に従って行動しています。
作業交代も集合時間に余裕を持って配置できるようになりました。
2月4日
昨夜食は節分メニューで恵方巻&ざる蕎麦でした。
St.Valentine's dayも近づく中、大切にしたい日本の季節行事です。
今日も総員元気に操業実習中です。
2月5日
アリューシャン列島近くの巨大低気圧から届く長大なウネリは
やや収まったものの、今日も大きくローリング(横揺れ)しながら
操業実習を続けています。
機関室でも当直の実習生が機関整備作業に取り組んでいます。
早朝からの投縄作業。眠気に負けず頑張ってます。
マグロ延縄に使われる漁具の枝縄です。
これを、約2000本仕掛けます。
揚縄作業。ヘルメットにカッパ、ライフジャケットが似合っています。
シャチ(オキゴンドウ)に食べられ、頭だけ揚がってきたマグロです。
2B 長期乗船実習 (2月2日)
2月1日
魚影あるところにシャチ(オキゴンドウ)あり。
昨日は揚縄開始早々にシャチ(オキゴンドウ)の群れに遭遇。
掛かったメバチは頭だけを残して連中の腹の中です。
実習生は大きな頭だけになった魚を手にして驚いていました。2月2日
生きた鮪を初めて見て興奮していた実習生達も操業4回目になると
次第に落ち着き、淡々と揚縄作業をこなすようになっています。
数年に1本しか揚がらないシロカワ(カジキ)が本来は珍しいのですが
姿が地味なので実習生は驚きませんでした。
ウネリの高さ4m、今日も総員頑張っています。
早朝の投縄作業。睡魔との戦いです。
餌になる魚を解凍しています。
揚縄作業の様子。揚がってくるマグロに興味津々!