日誌

2019年9月の記事一覧

2A 長期乗船実習

進洋丸船長より長期乗船実習の様子や、指導教官より写真が送られてきたので
紹介いたします。

9月18日
 昨日の初縄は、早々にクロカワカジキ(にしては小さめ)が
来たので、実習生から大きな歓声が上がっていました。
過去操業実績のない水域を選定せざるを得ず、実習生期待の
大きな魚を見せられるか、縄を揚げてみるまでは分かりません
でした。
今日から他県実習船も付近水域に入り、操業開始しています。
船酔い者も含め元気に操業中です。

9月19日
 小さな高気圧に守られて、本船付近海域は穏やかな海況になりました。
例年操業している西経水域には、ハリケーンが北上中なので、今期の航程
遅れが幸いしています。
操業1,2回目共に魚の数と大きさは足りなかったものの、質は歴代最高水準の
脂の乗り具合で、解剖をすると木甲板がギトギトになります。
「大間の鮪」みたいだと冷凍長(綾町)が言っています。

9月20日
 穏やかな海況下で操業を続けています。投縄班のブラン解きがやっと
順調になり、「もつれ」が幾らか減りました。
今日の昼食は実習生待望のメバチ鮪食育メニュー。「やばいレベル」の脂の乗りに
一同大満足でした。