進路壮行会
9月16日からいよいよ就職試験が解禁となります。就職試験はもとより、大学・専門学校の推薦入試等も併せて実施されます。
不安な気持ちで押しつぶされそうになるかもしれませんが、これまで取り組んできたことを平常心でやりきることが大切だと思います。これまで多くの推薦書や調査書を見せていただきました。君たちの3年間の頑張りを確認することができ、合格して欲しいという願いを込めて印鑑を押しました。
校長先生から、受験の心得として3つお話しします。一つめは、マイナスをプラスに変えることです。声が小さい人は、「声は小さいですが、粘り強く根性は誰にも負けません」と言えば、寡黙で頑張り屋と捉えてくれるでしょう。資格の数が少なければ、「3年間部活に没頭しました」と答えれば、部活動に熱中するあまり時間がなかったんだと捉えてくれるでしょう。二つめは、この会社で働きたい(この大学で学びたい)という意思を精一杯アピールすることです。「この道以外、自分を生かす道はない」という強い思いを相手に伝えることが重要です。三つめは、「今から試験までやれることはやる」ということです。今からやっても一緒と思っている生徒もいるかもしれませんが、そうではありません。何か一つでも覚え、体調を整え、心を整え、試験が終了するまでのシミュレーションを描くことが大切です。試験日までの一日一日を大切にして欲しいと思います。
校長先生の激励のことばを受け、3年機械科の栗原拓己君が、「これまで指導してくださった先生方や応援してくれた保護者に感謝し、精一杯頑張ってきます」と決意を述べました。素晴らしい挨拶でした。3年生全員の健闘を心から祈念いたします。