学校長挨拶

ご 挨 拶

 

 本校は平成21年に開校した創立17年目の学校で、校名の「日南振徳」は飫肥藩城跡の東側にある旧飫肥藩校「振徳堂」が由来となっています。かつて日南市にあった専門高校3校が一つとなり、新たな時代を支える産業人材の育成を目的とした総合制専門高校として、「地域農業科」、「機械科」、「電気科」、「商業科」、「経済情報科」、「福祉科」の6学科が設置されました。振徳の文字の下に6本のラインがあり、円形を帯びたフォルムが特徴の校章には、振徳の名の下に各学科がまとまり発展するとの願いが込められています。

 校訓である「潔己・至道・振徳」は、「振徳堂」の精神を身につけるために読まれていた書物のうちの「論語」、「礼記」、そして「孟子」の教えから引用し、「人の人たる道の修業に努め、広く社会に貢献し、心豊かで思いやりのある生徒に育ってほしい」という願いを込めて制定されました。「潔己」は、「自分の心を清らかにし、行いにけじめをつけること」。「至道」は、「最上の生きかたの指針、まことの道」。そして、振徳には「恵み施すこと」という意味があり、社会に貢献できる人材を育成するという振徳堂の精神が脈々と受け継がれています。

  本校は、学校創立の理念に基づき、学科の枠を超えた特色ある学びや地域と連携した魅力的な学びを具現化し、「専門性を備え社会に貢献できる人材を育成するとともに、豊かな人間性を育み生き抜く力を身に付ける」という教育目標を掲げて学校運営に努めてまいります。また、いじめは絶対に許さないという学校風土を作り、「一人一人を大切にする教育」を推進します。

  令和6年度から本校は、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業」のDXハイスクール採択校となり、令和7年度も引き続き事業を展開していきます。この事業は、高校生に情報技術や数学、文系と理系を横断する探究的な学びを提供することで、将来のデジタル分野で活躍できる人材を育成することを目的としています。また、令和8年度から日南くろしお支援学校日南校の協力校となります。高等特別支援学校の生徒が日南振徳高等学校に登校して、農業や食品加工、流通サービス(商業)、福祉を学んだり、行事にも参加したりすることにより、共に学び支え合う共生社会の実現に向けた教育の充実を図ります。

  私たち教職員は、地域と共に発展していく日南振徳高校でありたいと願い、日々学校教育に取り組んでいます。ぜひ、中学生や保護者の方々をはじめとする多くの県民の皆様に、本校の教育方針や教育活動の様子を知っていただき、地域や社会の発展に貢献する人材育成について御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げ、学校長の挨拶といたします。

宮崎県立日南振徳高等学校 

校 長  木 宮 浩 二 

 

学校長メッセージ

3学期始業式の話(心の成長と人権の意識)

 新年明けましておめでとうございます。

 まずは、冬休み中、大きな事故等なく、こうして皆さんの元気な姿を見れたことをうれしく思います。

 冬休みや年末年始はどのように過ごしましたか?

 私は、年末は妻の実家や娘たちがいる県外に行き、正月は宮崎に戻り、1歳の双子の孫と遊んだり、家族で食事をしたり、テレビでスポーツ観戦をしたり、以前の学校で教えた剣道部員と懇親会をしたりして心のエネルギーを充電しました。

  

 さて、2学期終業式では二つの話をしましたが覚えていますか。  

 一つは、「一年の計は元旦にあり」新しい年を迎えるにあたって誓いを新たに目標を立てて3学期を迎えるようにお願いしました。どのような目標を立てましたか。

 1学期の始業式の日に私は剣道八段に挑戦しているという話をしましたが、昨年は3回受験し、1次試験不合格が2回、もう一回は2次試験不合格でした。まだまだ、心が未熟だと感じた年でした。私も今一度、皆さんと共に「潔己」「至道」「振徳」という本校の教えを剣道だけでなく、普段の仕事や生活においてもしっかり実践し、心の成長が図れる生活を送ると誓いました。皆さんも「目標」を達成するための取組を通じて、ますます心が成長することを期待します。

  そしてもう一つは、自分の言葉を一番近くで聞いているのは自分であり「自分を大切にするために、人を褒めたり、感謝したりするプラスの言葉をたくさん使って欲しい。」とお願いしました。どうでしたか?

 本校は、本年度、県教育委員会の「人権教育推進校」です。

 先生方は、昨日も人権教育に関する研修に取り組みました。

 「みんなが心から安心して過ごせる学校を目指して」取り組んでいます。

 人権とは、誰もが人間らしく、自分らしく、幸せに生きることができる権利のことです。

 人を褒めたり、感謝したりするプラスの言葉は、人間関係をよりよいものにしてくれます。引き続き、プラスの言葉をたくさん使うように心がけてください。

 

 人権に関してもう二つ話をします。

 一つは、振徳生はすばらしい。自信をもって欲しいということです。

 昨日の新聞に、鵜戸神宮の縦1.3M、横1.85mの大きな絵馬を制作したのが高校生3名であり、そのうち二人が本校の生徒で、素晴らしい絵馬に仕上がっていました。絵を描いた生徒は、「見た人には、新年の晴れ晴れとした気分を感じ、この一年頑張ろうという気持ちになって欲しい。」と文字を書いた生徒は「多くの人に見られるので楽しんで書けました。早馬のように勢いよく挑戦できる一年になりますようにと思いを込めました。」と書いてありました。素晴らしい感性に感動しました。皆さんも同じ振徳生として自信を持って欲しいと思います。

  最後に、来年度から日南くろしお支援学校日南校の協力校となり、週一回、知的障がいのある生徒が、本校に来て、共に農業などを学んだりする取組が始まります。それに向けて来週13日の火曜日にくろしお支援学校の生徒が本校に来て一日、地域農業科の生徒と共同学習や交流を行います。共生社会の実現に向けても取り組んでいくことになりますのでお知らせします。

  

 振徳生一人一人が輝ける年になることを祈念して私の話とします。

終業式の話

 みなさん、おはようございます。

 2学期は、日々の学習や部活動・学科の活動に加え、振徳祭などの大きな行事がありましたが、充実していましたか?

 

 さて、2学期始業式では、二つの話をしました。

  

 一つは、校訓の「潔己」「至道」「振徳」のうち、「『心の成長』のために、特に『至道』を実践してほしい」とお願いをしました。

 自分が決めた目標に向かって全力を尽くす姿こそ「至道」の実践であり、その中で「心の成長」が見られるのです。

 3年生は進路実現に向けて全力を尽くしたことと思います。進学において、国公立大学に3名合格するなど、就職希望の生徒を含め成果を上げてくれました。

 昨日行われた県教育委員会主催の「ひなたDXコンテスト」では、3年情報ソリューション科4名で結成した「公務員クエスト」というチームが最優秀賞を獲得しました。土曜日に行われた宮崎情報ビジネス専門学校主催の宮情アプリコンテストでも、「パイソン」というチームが1位、「まみむ」というチームが2位という成果を上げています。

 バレーボール部の松元空星くんは、先週、JPNユニバ若手有望合宿に参加しました。この合宿は全日本A・Bに次ぐ位置づけで、将来の全日本候補を育てるもので、松元君は、大学生の中に唯一高校生として選ばれました。松元君に今後の抱負を聞いたところ、「全日本で活躍する選手になります」と力強く目標を語ってくれました。

 これらは、まさしく「至道」を実践する3年生の模範となる取組です。

 また、多くの1・2年生も、目標に向けて、心の成長につながる学校生活を送ってくれたことと思います。

 「一年の計は元旦にあり」、新しい年を迎えるにあたり、それぞれが誓いを新たに「目標」を立てて、3学期を迎えてください。

 

 そして、もう一つは、「自分を大切にして欲しいということ」です。どうでしたか。

 ところで、「他人の悪口」が自分の脳に与える影響について知っていますか。

 「悪口」を聞くと脳はストレス、つまりマイナスの反応を引き起こすそうです。

 その「悪口」を一番近くで聞いているのは、自分の脳であり、他人のことを言っているつもりでも「自分に悪口が向けられている」と判断し、じわじわと自分自身がストレスをためていくのだそうです。

 逆に、人を褒めたり、感謝したりするプラスの言葉は、自分を大切にする言葉になるということです。

 冬休みに入りますが、自分の言葉を一番近くで聞いている自分のためにも、たくさんのプラスの言葉を使うように心がけて過ごしてください。

 

 最後に、機械科3年生が課題研究で、事務室から図書室に繋がるS字通路を作ってくれました。立派に仕上がっていて、見るだけで気分が上がります。言葉と同じように、環境を整えることも大切だと改めて感じました。良い見本となる取組です。「ありがとう」

 皆さんも、環境を整えるために年末の大掃除などにも取り組んでください。

滋賀国民スポーツ大会

 国民スポーツ大会は都道府県対抗で行われる国内最大のスポーツの祭典で、2年後には本県で開催されます。

 今年の国民スポーツ大会は、滋賀県で行われており、本校からは、監督コーチとして、水泳部の高野先生、バレーボール部の鍋倉先生・上中別府先生、ヨット部の平島先生・山元先生、そして空手道で山本先生が、選手としてヨット部の折田先生が参加されています。また、ヨット部は男女各1名ずつの部員も選手として参加しています。
 水泳・バレーボールは終了しましたが、ヨット競技は10/1まで、空手道競技は、10/5~最終日の10/7まで行われます。
 鍋倉先生が監督を務めたバレーボール成年男子は、昨日、ベスト8をかけて惜敗しましたが、本校の卒業生を中心にしたメンバー構成でよく健闘してくれました。。在校生の刺激にもなったと思います。
 なお、宮崎県は、目標順位10位台として頑張っていますので、みんなで応援しましょう!

高文祭 吹奏楽部門で優秀賞

 本校吹奏楽部は、9月21・22日・23(日・月・火)宮崎市民文化ホールで開催された県高文祭の吹奏楽部門に参加し、優秀賞(一般演奏の部)を受賞しました。

 今回は、1・2年生8名での一般演奏の部及び地区合同演奏の部への参加でした。一般演奏の部では、顧問の先生の指揮の下、トランペット・クラリネット・フルート・アルトサックス・ホルン・コントラバス・パーカッションをそれぞれ1~2名で担当し、「地球儀」「天空の城ラピュタ」の2曲を演奏しました。

 私(校長)も当日、会場に行きましたが、それぞれがきれいな音を奏で、8名の息がぴったりと合っていて、聴いていて心地よい気分に浸れた演奏でした。8名と少人数での優秀賞受賞!なかなかできることではないと聞いています。素晴らしい!これまでの頑張りに敬意を表し、ますますの活躍を期待します。

高文祭壮行式 激励の話

 文化活動とは、人が創造性や教養を育み、楽しむための継続的な活動だと考えます。

 私は小学校低学年時代にピアノを習っていましたが、途中で止めてしまって、今は全くと弾けません。また、書道は小学校3年生から中学校3年生まで専門の先生について習い、高校でも芸術教科では書道を選択しました。しかし、その後は、集中して筆を握ることはありません。
 楽器を弾ける人や筆ですらすらと文字を書ける人を見ると少しでも続けておけば良かった、、、うらやましいと思うことがよくあります。
 聞き手に大切な情報や心地良さを届けてくれる放送や伝統文化である将棋、交流や社会貢献的な生徒会活動も大切な文化活動です。
 まずは、自分が取り組んでいる文化活動に誇りを持ってください。

 これまで、私たち先輩方の努力の積み上げによって昭和、平成、令和の学校文化・芸術文化が創られてきました。
 日南振徳高校17年目の文化を継承しつつ、自分の持つ感性をしっかりと出し切り、日南振徳高校の新たな文化を築いて下さい。

 みなさんの活躍を心より祈念して、激励の言葉といたします。

2学期始業式の話

 みなさん、夏休みはどうでしたか?楽しく過ごせましたか?充実していましたか?
 さて、1学期終業式で2点、話をしましたが、覚えていますか?
 一つは「自分を大切にして欲しい」ということ、もう一つは「心の成長について」です。

 まず、「自分を大切にして欲しいということ」については、「野球部の試合や応援について、振徳生の良さや素晴らしさを垣間見ることができ、感動した大会だった。振徳の生徒一人一人は、かけがえのない存在だから、それぞれ「自分の良さ」に目を向け、有意義な夏休みを過ごしてほしい。そして、始業式には、全員、元気な姿を見せて欲しい。」と話をしました。
 夏休み期間中、重大な事故等の報告はなく、みなさんは、今日、元気な姿を見せてくれました。大変うれしく思います。
 引き続き2学期も、一人一人がかけがえのない存在として、自分の良さに目を向けながら学校生活を送って欲しいと思います。

 もう1つの「心の成長について」は、終業式という節目に、心の面で成長したこと、今後、成長していきたいことを明確にして2学期につなげてください。と話をしました。
 夏休み期間中、県生徒商業研究発表大会が開催されました。本校からは3年商業マネジメント科と情報ソリューション科の生徒12名が出場し、見事、2年連続の最優秀賞に輝き、昨日から長崎県で開催されている九州大会に出場しています。この大会に向けては、担当の先生の指導の下、他の先生方のアドバイスも受けながら、何度も何度もプレゼンの練習を重ねていました。まさに、部活動で県の優勝を目指して日々の練習に打ち込んでいるような取組でそれぞれの「心の成長」を感じました。
 また、8月に入り「高校生未来みやざきコンテスト」が開催され、本校からは4名の3年生が参加、他校の生徒とチームを作り、4ヶ月という短い期間に作ったプレゼンを発表しました。そのうち2名が都城農業の生徒2名と作った「宮崎県の人口減少を改善するために」という発表が最優秀賞を獲得しました。
 このような挑戦は、まさしく本校の校訓である「潔己」「至道」「振徳」のうち、「至道」の実践です。「至道」は、道に至ると書きますが、決めた目標に向かって全力を尽くす姿こそ「至道」です。その中で「心が成長」するのだと思います。

 3年生はいよいよ進路決定の大切な時期になります。目標に向けて全力を尽くしてください。1・2年生も卒業後の姿を想像し、具体的な目標を決め、心が成長するよう学校生活を送ってください。

1学期終業式の話

 みなさん、おはようございます。
 今日は2点、お話をします。


 まず、1点目、は「心の成長について」です。
 始業式の際、「校訓」について話をしました。
 私の剣道8段挑戦とからめて、本校の「潔己」「至道」「振徳」という校訓は、
「広い心」「まっすぐな心」「強い心」を身につけることと解釈しており、その実践が心の成長につながると感じている。
 生徒の皆さんにも、それぞれの「心の成長」に向けて、充実した学校生活を送ることを期待しますと話しました。
 どうだったでしょうか? 
 終業式という節目に、心の面で成長したこと、今後、成長していきたいことを明確にして2学期につなげてください。 


 2点目は「自分を大切にしてほしい」ということです。
 昨日とその前の日曜日に高校野球甲子園予選の応援に行ってきました。
 2回戦は強豪:都城商業を相手に9回裏、劇的な逆転サヨナラでの勝利でした。9回表に逆転を許してからの再逆転で、あきらめない気持ちにしびれました。
 3回戦は第1シード日南学園に敗れたものの、ヒット数では相手を上回るナイスゲームでした。今日の宮日新聞に、「個性派集団のチームは、平下主将を中心に徐々にまとまり、個々の力を伸ばしてきた」と書いてありました。部員一人一人が「自分の良さ」に自信を持ち、全力で臨んでいました。また、終了後、応援の部員が相手の日南学園に、エールを送っていました。相手へのリスペクトも、爽やかでした。
 振徳生の良さや素晴らしさを垣間見ることができ、感動した大会でした。

 振徳の生徒一人一人は、かけがえのない存在です。
それぞれ「自分の良さ」に目を向け、有意義な夏休みを過ごしてください。そして、2学期始業式には、全員、元気な姿を見せてください。
 
                                           令和7年7月18日  
                                            日南振徳高等学校 
                                             校長 木宮 浩二

全国大会等壮行式

「ヨット部」「珠算・電卓・簿記部」の全国大会出場、誠におめでとうございます。

 まず、全国大会の切符は、皆さんが、日々、自分の限界に挑戦して、つかみ取った価値あるものだと思います。自信を持ってください。

 また、全国大会でしか味わえない「緊張感」や「レベルの高さ」、そして「他校との交流」を通して多くのことを学び、しっかりと自分の成長につなげて欲しいと思います。

 ヨット部は和歌山で全国大会が、「珠算・電卓・簿記部」は九州大会が久留米で、全国大会が横浜で開催されます。日頃とちがった環境の変化に対応しながら、練習どおりのパフォーマンスを発揮できるかがカギだと思っています。

 そのためには、自分にコントロールできることとできないことを理解しておくと良いでしょう。
 自分にコントロールできることは、日頃からやってきた練習をその瞬間瞬間にどう発揮するかに集中すること。
 自分ではコントロールできないことは、過去の失敗や結果への不安、他人や環境など、今や自分ではないことです。
 今や自分でないことに気をとられると、集中力が分散し、結果的にパフォーマンスを発揮できなくなります。
 「前後際断」という言葉もあります。
前と後を裁断する、断ち切ることです。過去や未来を断ち切り、この瞬間に集中し続けることが大切です。

 皆さんの健闘を祈ります!

 

進路壮行会

9月16日からいよいよ就職試験が解禁となります。就職試験はもとより、大学・専門学校の推薦入試等も併せて実施されます。

不安な気持ちで押しつぶされそうになるかもしれませんが、これまで取り組んできたことを平常心でやりきることが大切だと思います。これまで多くの推薦書や調査書を見せていただきました。君たちの3年間の頑張りを確認することができ、合格して欲しいという願いを込めて印鑑を押しました。

校長先生から、受験の心得として3つお話しします。一つめは、マイナスをプラスに変えることです。声が小さい人は、「声は小さいですが、粘り強く根性は誰にも負けません」と言えば、寡黙で頑張り屋と捉えてくれるでしょう。資格の数が少なければ、「3年間部活に没頭しました」と答えれば、部活動に熱中するあまり時間がなかったんだと捉えてくれるでしょう。二つめは、この会社で働きたい(この大学で学びたい)という意思を精一杯アピールすることです。「この道以外、自分を生かす道はない」という強い思いを相手に伝えることが重要です。三つめは、「今から試験までやれることはやる」ということです。今からやっても一緒と思っている生徒もいるかもしれませんが、そうではありません。何か一つでも覚え、体調を整え、心を整え、試験が終了するまでのシミュレーションを描くことが大切です。試験日までの一日一日を大切にして欲しいと思います。

校長先生の激励のことばを受け、3年機械科の栗原拓己君が、「これまで指導してくださった先生方や応援してくれた保護者に感謝し、精一杯頑張ってきます」と決意を述べました。素晴らしい挨拶でした。3年生全員の健闘を心から祈念いたします。

令和6年度 第2学期始業式(式辞)

全校生徒の皆さん、おはようございます。夏休みの生活はいかがだってでしょうか。部活動、各種大会をはじめ、3年生においては履歴書作成等大変忙しかったことと思います。また、8月8日には震度6弱を観測する大地震が発生しました。この校舎も大きく揺れ、至る所にひび割れが発生しています。授業中にこのレベルの地震が発生した場合、「皆さんを安全に自宅へ帰すことができただろうか。」と毎日考えているところです。日頃から、自分の命は自分で守ることを心がけて生活して欲しいと思います。なお、災害時における皆さんの安否確認のマニュアルも近日中に作成したいと考えているところです。

さて、今日は皆さんにパリオリンピックについてお話ししたいと思います。終業式で4年に一度のオリンピックを観戦して、何かを感じて欲しいと言いました。皆さんは何の競技に夢中になったでしょうか?ところで、新聞を読まなくなったと言われて久しいですが、最近はテレビも観ないというようなことを耳にするようになりました・・・。リアルタイムでないと感動を味わえないものについては、是非、直接会場で応援したりテレビを観て応援して欲しいと思います。話を元に戻しますが、本校OBの甲斐優斗選手が出場した男子バレーボールは、残念ながらメダルに手が届きませんでした。しかしながら、世界の舞台で本校の卒業生が活躍する姿は大変頼もしく感じました。

校長先生は個人的には、クライミングで銀メダルを獲得した高校2年生の安楽宙斗選手の振る舞いに感動しました。彼は銀メダル獲得後のコメントで「努力は必ずしも目指しているものにはつながらないかもしれないけど、絶対に自分を成長させてくれるものだと思います。」と答えています。高校生とは思えないコメントでもあり、努力してきたたからこそ見える景色があるんだと思いました。

その反面、今回のオリンピックでは選手を中傷するSNSのコメントの多さに愕然としました。感想については、個人の主観なのでとやかく言うつもりはありません。しかし、選手の頑張りをSNSで中傷するコメントは見ていて気持ちのよいものではありません。激励のコメントはまだしも、批判や中傷といったコメントは個人で感じていればよいことだと思っています。このような情報が錯綜する社会を私たちは生き抜いていかなければなりません。私たちは相手に対する思いやりも含めて、これらの情報に対して対処法を正しく身に付けていく必要があります。その結果、お互いを認め合える社会になっていくことを強く望んでいます。

最後になりますが、2学期は、高文祭・新人大会・体育祭・文化祭・修学旅行に加え、3年生は就職・進学試験を控えています。それぞれに良い結果が出るよう最高の準備をし、仲間と感動を分かち合えることを期待しております。下級生の皆さんは、就職・進学試験を控えている3年生に精一杯のエールを送ってください。私たち職職員も一丸となって3年生をサポートしたいと思います。日南振徳高校全員にとって素晴らしい学期となることを祈念し、始業式の挨拶といたします。