みなさん、夏休みはどうでしたか?楽しく過ごせましたか?充実していましたか?
さて、1学期終業式で2点、話をしましたが、覚えていますか?
一つは「自分を大切にして欲しい」ということ、もう一つは「心の成長について」です。
まず、「自分を大切にして欲しいということ」については、「野球部の試合や応援について、振徳生の良さや素晴らしさを垣間見ることができ、感動した大会だった。振徳の生徒一人一人は、かけがえのない存在だから、それぞれ「自分の良さ」に目を向け、有意義な夏休みを過ごしてほしい。そして、始業式には、全員、元気な姿を見せて欲しい。」と話をしました。
夏休み期間中、重大な事故等の報告はなく、みなさんは、今日、元気な姿を見せてくれました。大変うれしく思います。
引き続き2学期も、一人一人がかけがえのない存在として、自分の良さに目を向けながら学校生活を送って欲しいと思います。
もう1つの「心の成長について」は、終業式という節目に、心の面で成長したこと、今後、成長していきたいことを明確にして2学期につなげてください。と話をしました。
夏休み期間中、県生徒商業研究発表大会が開催されました。本校からは3年商業マネジメント科と情報ソリューション科の生徒12名が出場し、見事、2年連続の最優秀賞に輝き、昨日から長崎県で開催されている九州大会に出場しています。この大会に向けては、担当の先生の指導の下、他の先生方のアドバイスも受けながら、何度も何度もプレゼンの練習を重ねていました。まさに、部活動で県の優勝を目指して日々の練習に打ち込んでいるような取組でそれぞれの「心の成長」を感じました。
また、8月に入り「高校生未来みやざきコンテスト」が開催され、本校からは4名の3年生が参加、他校の生徒とチームを作り、4ヶ月という短い期間に作ったプレゼンを発表しました。そのうち2名が都城農業の生徒2名と作った「宮崎県の人口減少を改善するために」という発表が最優秀賞を獲得しました。
このような挑戦は、まさしく本校の校訓である「潔己」「至道」「振徳」のうち、「至道」の実践です。「至道」は、道に至ると書きますが、決めた目標に向かって全力を尽くす姿こそ「至道」です。その中で「心が成長」するのだと思います。
3年生はいよいよ進路決定の大切な時期になります。目標に向けて全力を尽くしてください。1・2年生も卒業後の姿を想像し、具体的な目標を決め、心が成長するよう学校生活を送ってください。