日誌

宮崎県特別支援教育研究連合視覚障がい教育研究部会

非常に長~いタイトルですが、毎年視覚障がい教育の

研修に著名な方をお呼びしたりして本校が実施しているものです。

今年は、広瀬浩二郎先生(現在国立民族学博物館の教授)に

来校していただき、対面で御講演をいただきました。

演題は「視覚障害教育から触覚支援教育へ ~失明しても明星をみることができる理由~」

で90分ほど講話をいただきました。

校外からオンラインでの参加もあり、有意義な時間になりました。

大きくは3つの内容で、

①「使えない」から「使わない」への転換

②深化し続けるユニバーサル・ミュージアム巡回展 

③ごぜたちの「行き方=生き方」を展示する  でした。

興味深い内容ばかりで、視覚障がい教育から触覚支援教育(様々な感覚を研ぎ澄ます)へ

の視点をいただく会となりました。触ることで見えなかったものが見える。

その経験をもっと増やしていく必要性を感じさせる内容となりました。

また、弱視だからこそ触らせる。これも必要なことだと感じた研修となりました。

研修部をはじめ、たくさんの先生方に調整等していただきました。

良い研修となり、ありがたかったです。

我々が、様々な視点を入れていくことは常に必要であり、

教える側として、学び続けることの意味を感じた研修でもありました。

広瀬先生は、気さくで、誠実な方と感じましたし、盲教育への熱心さが伝わって

きました。

今後も、是非本県の視覚障がい教育へお力をいただけることを期待したいです。

このように全国各地で色んな方が頑張っていただいているからこそ、元気がでます。

一緒に視覚障がい教育を盛り上げていきましょう!