日誌

「のぞみ号」との別れ

 23日(火)の修了式後、県のスクールバス再配備計画により、他の学校に配備されることになった宮崎県立明星視覚支援学校「のぞみ号」とのお別れ会をしました。
 50余年に渡って、本校に配備されていたこともあり、児童生徒、教職員、保護者、同窓会会長が最後の見送りを行いました。同窓会長からの「のぞみ号」の歴史、利用者からの感謝の言葉と長年安全に運行してくださった運転手さんと添乗員さんに花束を贈呈し、
みんなで次の配備校へ送り出しました。
『学校に通おうと決心した決め手の一つがスクールバスの存在でした。都城から電車に乗り、南宮崎につけば、バスが待っているということが、通学することの不安感を取り除いてくれました。スクールバスの存在は私にとって国家試験合格を目指すための道しるべとなりました。「のぞみ号」という名前のとおり、この学校以外の場所でも、その夢をつなげていってほしいと思います。』(理療科利用者談)