日誌

NO211 点字の日

NO211 点字の日  平成30年11月1日
 1890年(明治23年)のこの日、日本語用の点字が決められました。それまで日本語を点字で表す時は、欧米の点字を利用したローマ字綴りにより表現されていました。そこで、官立東京盲唖学校長の小西信八氏が、かな文字にあった点字の研究を依頼し、教員や生徒から3つの案が出されました。それらを検討した結果、この日開かれた日本点字選定会で、教員の石川倉次氏が考案した石川案が満場一致により正式に採用されました。そこから11月1日を点字の日と呼ぶようになりました。今日、本校では全国点字競技会を行いました。内容は50音書き競技、転写競技、聴写競技の3競技です。各学部から選ばれた代表が挑戦しました。


点字競技会の様子