七夕に願いを込めて
7月に入ってすぐに活発な梅雨前線が九州にかかり、6日には串間市に記録的短時間大雨情報が発表され、日南、串間に大雨が降りました。みなさんのご自宅周辺に被害はなかったでしょうか。
さて、訪問教育学級の病院生は1学期の学習が始まってようやく1か月が過ぎました。病院で授業を始めるに当たって、教師は感染防止のためのマスク、フェイスシールドの着用に加えて、清潔な衣服やガウンなども着用するなどの対策をとりました。
授業ができない間、ずっと学校を楽しみにしていた生徒達は、今、毎日の授業が楽しくて仕方ないようです。体操や音楽活動、感覚遊び、製作活動、読み聞かせ、それぞれの課題学習など一人一人に合わせた学習に取り組んでいます。担任の教師と一緒に学習すること、目を合わせること、笑うこと、褒めてもらえること、コミュニケーションができるということが大きな喜びとなっているようです。
7月7日は七夕でした。どうか新型コロナウイルス感染症が収束しますように。ワクチンが開発されますように…と七夕の日に願いを短冊に込めました。
写真は、病院と在宅での授業の様子です。在宅で学習している生徒は、今週、はさみや、のりを使って七夕飾りを作ったり、花紙の感触を楽しんだりしました。これまでは教師と一緒にペンを握って短冊に願いを書いていましたが、今年は自主的に一人でペンを握り、願いを書くことができました。頑張って、褒められて、達成感でいっぱいの笑顔です。