部活動に係る基本方針

 

日南くろしお支援学校 部活動・同好会規約

生徒指導部

 

1 部活動・同好会について

(1) 本校の職員及び生徒は、豊かな人間性の育成や、社会参加・自立を目指すための活動として、部活動および同好会を設置することができる。部活動・同好会は、本校の児童生徒会活動の一環として位置づけ、文化的・体育的・生産的活動の分野にわたり、希望者をもって組織する。

部活動・同好会の担当者は、協力を希望する本校職員または、外部の指導者で構成する。活動協力職員の互選により、顧問・副顧問の役員を置く。

 

(2) 部活動・同好会全般に関することは、運営委員会または部活動・同好会担当者会において確認及び検討を行い、審議を受けて学校長が決裁する。

ア  部活動・同好会担当者会の開催や運営は、生徒指導部の担当と生徒指導主事があたる。担当者会の構成は、以下の通りとする。生徒指導主事、生徒指導部担当、部活動・同好会顧問

イ  部活動・同好会担当者会は、必要に応じて臨時的に開催することができる。

ウ  部活動・同好会の意義について全職員の理解と協力を促す。

 

(3) 部活動・同好会の新設、廃部・解散、活動の停止は次の定めによる。

ア  同好会の新設を希望する場合は、希望する職員が、生徒指導部担当者に申請し、部活動・同好会担当者会および運営委員会の審議を経て、学校長の承認を得なければならない。

イ  部活動の新設を希望する場合の手順は、以下の通りとする。

(ア) 同好会として生徒指導部担当者に申請し、承認後最低1年間継続して活動を行う。

(イ) 生徒指導部担当者に部活動への昇格を申請する。

(ウ) 部活動・同好会担当者会および運営委員会の審議を経て、学校長の承認を得る。

ウ  部活動の廃部や同好会の解散は、部活動・同好会担当者会および運営委員会が審議し学校長の承認を経て、廃部・解散される。

エ  部員または会員が学校規則や部活動・同好会の目的に反する行為を行った場合、学校長は、その活動を停止することができる。

 

2 部活動・同好会規定

(1) 部活動・同好会の位置づけ

部活動・同好会は、児童生徒会活動の一環として位置づけ、その顧問は生徒指導部と連携を取りながら運営する。

 

(2) 同好会の設置

活動許可申請願に必要事項を記入し、生徒指導部へ提出すること。その後、部活動・同好会担当者会及び運営委員会で以下について審議し、学校長の承認を得て設置することができる。

ア  指導者がいること。(顧問などの役員が兼務も可)

イ  活動場所が確保できること。

エ  活動費は自費とすること。

オ  学校の設備・備品等を使用する場合は、管理者の許可を得るとともに、それらの破損・紛失等があった場合は速やかに管理者に報告すること。

カ  活動日は原則として、週2日とすること。

キ  参加する生徒の安全に留意すること。

ク  活動状況が年間を通して、適切に行われ、継続的であること。

 

(3) 部活動の設置

同好会から部活動への昇格する際は以下の条件を満たし、 活動許可申請願に必要事項を記入し、生徒指導部へ提出すること。その後、部活動・同好会担当者会及び運営委員会の審議において学校長の承認を得て設置することができる。

ア  指導者がいること。(顧問などの役員が兼務も可)

イ  活動場所が確保できること。

ウ  活動費は自費とすること。

エ  学校の設備・備品等を使用する場合は、管理者の許可を得るとともに、それらの破損・紛失等があった場合は速やかに管理者に報告する。

オ  活動日は原則として、週4日(水曜日は休み)とすること。

カ  参加する生徒の安全に留意すること。

キ  活動状況が年間を通して、適切に行われ、継続的であること。

ク  大会やコンクール等の対外的な活動に積極的に参加すること。

 

(4) 活動開始日および終了日

年度が明けてからの部活動・同好会の活動開始日および終了日は、次のように定めるものとする。

ア  各部活動・同好会で、顧問や指導者の確保、指導体制、指導場所、安全面の配慮等が確保された上で、部活動・同好会担当者会を開き、開始日を設定する。

イ  開始日は、校内行事、学部行事に支障のない日時に設定し、全職員の同意の下開始するものとする。

ウ  終了日は、部活動・同好会担当者会でそれぞれ決定し、全職員に知らせるものとする。

 

(5) 休部・休会

次のような場合には、生徒指導部から部活動・同好会担当者会、運営委員会の審議を経て、活動を休止することがある。また、活動可能な状況になれば再度同様の審議を経て活動を再開できる。

ア  年間を通して活動が継続できていない場合。

イ  顧問、指導者、部員や会員の確保が困難な場合。

 

 

(6) 廃部・解散

2年間の休部や休会が続いた場合は、生徒指導部から、部活動・同好会担当者会および運営委員会の審議を経て、生徒指導部より関係者へ連絡される。

 

(7) 入部・入会、退部・退会

ア  部活動・同好会の入部・入会は、生徒指導部が管理する部活動入部・同好会入会願に必要事項を記入し、保護者・学級担任・顧問の承認を得て、生徒指導部に提出する。部活動・同好会に所属する生徒名簿は、年度毎に生徒指導部と各顧問が協力して作成し、その原本を生徒指導部が保管する。

尚、加入部選定にあたっては、希望する部活動・同好会に対する適正(原則として、指示理解・身辺処理が自立していること・単独による下校、もしくは保護者が責任をもって送迎できること等)を保護者・学級担任・顧問と十分に話し合い決定すること。

イ  入部・入会を希望する者は、年度ごとに部活動・同好会入部(継続)願を提出する。

ウ  退部・退会は正当な理由があるとき、部活動退部届に必要事項を記入し、保護者・学級担任・顧問の承認を得て生徒指導部に提出する。本校卒業または退学時は退部・退会となる。

エ  部活動・同好会の入部・入会の時期は次の通りとする。

(ア) 新1年生の入部・入会を希望する場合は、5月の連休明け以降から見学、体験期間を設け、6月から入部・入会とする。

 

(8) 活動費ついて

活動費については、原則自費とする。ただし、学校を代表して大会等に参加する場合など、ケースに応じて、学校が補助する場合がある。

 

(9) 施設利用について

ア  活動に使用する施設は、顧問の指導のもと責任をもって管理し、清掃・整理整頓・安全管理等に十分配慮し、破損、汚損のないように使用する。

イ  施設の消灯や施錠については、各部活動・同好会が責任をもつこと。

ウ  活動施設の使用状況が悪い場合は、学校長が使用を禁止することがある。

 

(10) 活動心得

ア  部活動・同好会で明確な活動目標を設定し、年間計画に基づき継続的にまとまりのある活動をすること。

イ  「部活動・同好会のきまり」や社会のルール、マナーを守って活動すること。

 

(11) 活動日時について

ア  年間を通して活動できるが、学校行事等で活動を制限する場合は、行事等を主催する学校の要請に従うこと。

イ  活動日は、部活動が水曜日を除く月曜日から金曜日までの週4日、同好会が月曜日と金曜日の週2日を原則とし、いずれも時間帯は15時30分から16時00分までとする。

ウ  大会前等、理由がある場合は、上記以外の日時に練習を行うことができる。

エ  活動日時の連絡及び変更の連絡は、各顧問が行う。

 

3 その他

(1) 補足

ア  対外試合や大会参加等、生徒の派遣については、対外行事・大会等への参加・派遣に関する規定に準じる。

イ  学校長が承認した大会等については、参加及び職員による引率を行う。その他の大会等については、職員は広報等の後援は行うが、生徒の引率等の対応は行わない。

ウ  顧問は月ごとの活動計画を立て、活動する生徒に配布し、全職員に周知する。

    

(2) 規約の変更

この規約に定めていない事項、変更が必要な事項は、顧問及び部員や会員の意向を踏まえ、生徒指導部が集約し、部活動・同好会担当者会および運営委員会で審議する。

 

 附則

この規約は、令和6年4月1日より施行する。