校長挨拶
 本校は、昭和53年に知的障がいのある児童生徒を対象とした「日南養護学校」として開校し、今年で創立47年目を迎える県南の南那珂地区唯一の特別支援学校です。
 また、平成16年に高等部の設置、平成20年に「日南くろしお支援学校」と校名を変更するとともに、平成22年には知的障がいのある肢体不自由を対象に加えて、小・中・高一貫した教育を行う特別支援学校となりました。

 校名のとおり、学校の側には太平洋が広がり、潮風を感じるとともに、田んぼや畑にも囲まれ自然に恵まれた環境にあります。

 今年度は、小学部34名(うち訪問2名)、中学部35名(うち訪問2名)、高等部38名(うち訪問9名)の計107名の児童生徒が在籍しています。

   本校は、「自立を支援する教育を通して、生きる力と豊かな心を培い、自立し、社会参加する心身ともに調和のとれた人間の育成を図る」ことを教育目標としています。今年度は、地域の実態やニーズを的確に把握し、児童生徒が社会の変化に適応し、たくましく生きる力の育成のため、地域との連携を図りながら、「こどもまんなか」子供たちの幸せのため、「チームくろしお」教職員一丸となって、尽力してまいります。

 保護者や地域の皆様、そして、関係諸機関の皆様、今後とも御理解と御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

       

     令和6年4月
     宮崎県立日南くろしお支援学校               
         校 長  木宮 浩二