小学部
小学部
 
   【日常生活の指導】      【自立活動】
 
 小学部では、生活の流れに沿った指導を通して身辺処理能力の向上及び基本的生活習慣の定着を図る「日常生活の指導」や、具体的な生活経験を通して社会生活に必要な能力の基礎を培う「生活単元学習」を中心に学習を行っています。
 また、教科別の学習や「自立活動」の指導では、児童一人一人の発達段階に応じて、生活に即した活動を段階的に取り入れて指導するとともに、教科の特質や指導内容に応じた小集団を編制するなどして指導形態を工夫し指導の充実を図っています。
中学部
 中学部
 
  【生活単元学習】
 中学部では、小学部で培った身辺処理能力や、基礎的・基本的な学力等を踏まえ、将来の自立や職業生活を見据えた力を身に付けられるように「作業学習」に取り組んでいます。作業班は、農業・メンテナンス班、窯業班、手工班の3つがあります。
 また、「教科別の学習」や、学年・学部単位での「生活単元学習」など、教科や生徒の特性等に応じた学習グループを編制し、効果的な学習を行っています。あわせて、自分のよさや得意なことを発揮したり、人とかかわったりする力を身に付けられるようにしています。
高等部
 高等部
 
   【作業学習(工業家政班)】   【進路学習(チャレンジ検定)】
  
 高等部では、将来の自立と社会参加をめざして、職業生活に必要な基礎的・基本的な知識・技能を養うこと、主体的に行動する力や他と協力する態度を育成することを目標としています。
 「作業学習」には週10時間取り組んでおり、高等部の中心的な学習となっています。 職業、農業、工業・家政、委託作業の4つの作業種目があり、1年間同じ作業に取り組みます。また、企業や事業所等で実際に働く体験をする「産業現場等における実習(現場実習)」を 年2回行い、働くことの大切さや厳しさを経験しています。
 さらに、技能習得を目指した「チャレンジ検定」も実施しています。令和5年度からスタートした職業コースでは、企業等と連携して職業訓練を行う「デュアルシステム」を導入し、より実践的な学習を行っています。
訪問教育学級
 訪問教育学級
 
  【訪問教育学級の授業の様子】
 
 本校の訪問教育学級では、病気や障がいの状態が重く、学校に通学して授業を受けることが難しい児童生徒に対し、対象となる児童生徒の家庭や医療機関に出向き授業を行っています(感染症流行時はリモート学習)。また、日常の授業以外にも、病院や学校の行事に参加したり、学校に来て本校の児童生徒と一緒に学習したりする「スクーリング」も実施しています。