日誌

くろしお工房オープン(第1回現場実習)

 中学部では6月4日(月)から8日(金)までの1週間、校内実習・就業体験が行われました。
校内実習では「くろしお工房」という模擬事業所を立ち上げ、工房の社員としてみんなで働きます。美化班、リサイクル班、喫茶・食品加工班の三つの班に分かれ、いつもとは異なる作業に取り組みました。
 「美化班」では傷がついて古くなった机や椅子の補修、壁のペンキ塗りなど校内整備を中心に行いました。
  「リサイクル班」では古紙の分別やメモ帳作り、また、ペットボトルのラベル剥がしやキャップの洗浄などを行いました。
 「喫茶・食品加工班」では今年度初の試みとなる梅の加工を行いました。洗浄、ヘタ取りなどを行い、瓶詰めしたり、休憩時間のお茶出しをしたりしました。
  3年生は2日間つよし共働センターでの就業体験をしました。学校とは違った雰囲気の中、鵜戸神宮で使われている運玉を作りました。2日目にもなると慣れた手つきで黙々と作業を行っていました。
 1週間、作業を頑張ることで生徒たちの表情や態度にも少しずつ変化が見られ、それぞれが掲げた目標を達成することもできました。
 この校内実習等で身に付いた力をこれからの学校生活や家庭生活でいかしてほしいと思います。