日誌

つよし共働センター見学

 2月18日(火)に本校中学部の2年生が進路学習の一環としてつよし共働センターへ見学に行きました。学校の近くにある事業所は何人働いているのか、何時から働いているのか、どんな仕事をしているのか、どんな人に働いてほしいかなど、校内の学習で疑問に思ったことを学習のしおりに記入し、冷たい風が吹く中歩いてつよし共働センターまで向かいました。始めは、生活介護を利用している方々の様子を見学しました。一枚目の写真は活動を終え、休憩中にみんなで身体を動かし心身ともにリラックスしている様子です。本校の生徒も一緒に身体を動かし利用者の方と親睦を深めることができました。二枚目の写真は利用者の方々が農場で育てている野菜を見学しました。ブロッコリーやキャベツに加え、なんとお米の苗も育てていました!そして、出荷数にも生徒たちはびっくりしていました。新しい情報を知り、驚きと喜びに溢れていました。三枚目の写真は利用者の方々が取り組んでいる活動の一つ「運玉作り」の体験をしている様子です。中にはこの活動を楽しみにしていた生徒もいてみんな興味津々。カットされた粘土を球状に丸め、「運」と刻印された印鑑で粘土に押印していきます。一見簡単そうに見えますが、この作業は、そう簡単にはいきません。押印の際に粘土に皹が入らないようにしなければならないのです。単純な作業ですが、乾燥しないうちに粘土を丸める速さと押印する際の力加減、この二つが上手くできないと、きれいな運玉は作れないのです。それを聞いた生徒たちは慎重かつ素早くすることを心掛け、活動終盤にはきれいな運玉を作ることができました。四枚目は運玉作りを終え、校内の学習で考えた質問を担当の方に聞く場面の写真です。緊張している様子でしたが、自分の言葉で疑問に思ったことを質問することができていました。
 見学後の振返り学習では担当の方に聞いたことを忘れることなくまとめることができました。今回の見学を通して、来年の現場実習、さらには卒業後の自分の将来を少しでもイメージして今後の学校生活にいかしてもらいたいと思います。頑張れ2年生!!